「ある」に軸足を置く(1)「ある」に軸足を置く(3)

2018年06月12日

「ある」に軸足を置く(2)

こんにちは。
カウンセリングサービス
やなぎあこです。

昨日の続きです。

見返りなく与える、という表現に
抵抗を感じるとき、私たちのここ
ろは、見返りを欲しいと思ってい
ます。

そんなとき、与えることは「何か
をもらうために与える」、という
「取引」のような発想に、なりや
すいかも知れませんね。

人間らしくていいですが、一方で
見返りが欲しいと思う気持ちは、
同時に「ない」という感覚を、と
ても強く感じているのかも知れま
せん。

実は、与えているけどうまくいき
ません、とか、与えることはたく
さんしてきたけど、幸せじゃない
です、と感じられるときは、大抵
「取引」の気持ちが隠れていて、
同時に「ない」という感覚を強く
感じている可能性が高いです。

幸せになるとか、こころを癒す、
というのは、「ない」という感覚
から、「ある」という感覚に軸足
を移していくことなのです。

そうはいったって「ない」ものは
ないんだ、と感じられる方も居ら
れますよね。

私もそうでした。

でも、もしかしたら「ない」と感
じる気持ちそのものが、ダミーの
可能性もあるんです。

少し具体例でお話しましょう。

やはり、お金の話が分かりやすい
のでお金を例にとりましょうか。

たとえば、今20代の方が金融庁
が推進している積み立て投資で、
毎月4万円をコツコツ積み立てる
と、特別な努力をしなくても定年
になるころには「億り人」(資産
が1億以上ある人)になっている
そうです。

そして、老後は夫婦で1億5千万
あれば、子への遺産を含めて豊か
に暮らせるようですが、でもこれ
は「最大値」のようで、実際は、
もっと少なくても困ることはない
ようなんですね。

つまり人が老後に使いきれるお金
は、最大でそのくらい、というこ
となわけです。

ちなみに、20代の例でしたが、
若いときは収入が少なくても「時
間」(この例なら、積み立てる期
間)というリソースを使えます。

30代以降なら、今度は逆に収入
が増えてきますから、積む額を、
大きくできるわけです。

つまり、人が安心して暮らせる金
額を準備しておけるようになるの
は、そんなにややこしいことでも
ないですし、結果的に「ある」状
態にできるのです。

「ない」と感じる気持ちそのもの
が、ダミーかも知れないですよ、
というのは、こういうことなんで
すね。

人が使い切れるお金の最大値って
だいたい決まっていると思います
が、一方で「ない」という感覚が
強ければ、どれだけあっても不安
は拭いきれません。

すると、仮にお金が欲しいと思う
とき「使いきれないような金額」
を、発想してしまうことがあるの
です。

一発逆転を目論んで、ギャンブル
に手を出したり、素人が怪しげな
投資話や、リスクの高すぎる投機
に走ろうとするときも、同じ気持
ちが隠れています。

逆に「ある」という感覚がしっか
りしてくると、自分や家庭の経済
状況と、どのくらい必要なのかを
客観的に把握することができて、
お金を何にどう采配するかを決め
られ、増やしていくこともできる
のです。

つまり、ここでもやはり「ない」
という感覚から、「ある」という
感覚に、軸足を移していくことが
大切なのです。

お金の話を例にとりしましたが、
対人関係も同じです。

「ない」という感覚が強ければ、
人に対して、何かを強く請求した
い気持ちに苦しみそうですよね。

友人関係なら、いつも誰かに認め
てもらわないと不安で、無意識の
うちに、相手が自分を肯定してく
れる言葉を、求めがちになるかも
しれません。

この場合は、否定的肯定法と言わ
れる、たとえば「私って可愛くな
いよね」と、自分を否定すること
によって、相手に「そんなことな
いよ」と肯定してもらうコミュニ
ケーションが使われることも多い
です。

でも、否定的肯定法には、欠点が
あって、たまに少し使うくらいな
ら可愛いのですが、多用すると、
相手が重く感じるのですね。

肯定して「欲しい」という気持ち
が強くなると、多用したくなるの
ですが、それは同時に求める気持
ちが強くなっていくことでもあり
ますから、相手が重く感じるわけ
です。

恋愛なら「欲しい」という気持ち
が強すぎて、相手を困らせてしま
ったり、重いと言われてしまうほ
ど、求めすぎるかもしれません。

否定的肯定法もよく使われますし
ここで書いた、私が昔使っていた
「帰り際に機嫌が悪くなる作戦」
も、相手を困らせるほど、求める
ひとつの例ですね。

愛されていると感じられなくて、
不安だとか、相手にもっと愛して
欲しいのに、ちっとも期待に応え
てくれない(メールの返事をもっ
と欲しいとか、いつも楽しませて
欲しいとかの気持ちも含めて)、
と、愛の証明を求めたくなる気持
ちに悩むこともあるでしょう。

夫婦関係も同じです。

なんらかの苦しい状況があって、
「わかって欲しい」という気持ち
が強くなると、夫婦喧嘩が勃発す
るか、喧嘩したくない気持ちや、
さんざん喧嘩して関係性が硬直し
ているなら、別の関係へ回避する
ことが起きやすいです。

こどもに無意識のうちに依存した
り(なんでも頼りにしたり甘えて
しまう、感情をぶつけすぎてしま
う、など)、別の関係性(多くの
場合浮気)を求めたりですね。

そのことの善悪は、一旦横に置い
て欲しいのですが(いい悪いの話
で解決しようとすると、望まぬ結
果になることが多いので)、実は
「ない」という感覚が強くなって
いると、こんな現実に結びつきや
すい、というひとつの例でもある
のです。

じゃあ、この状況をいったいどう
やって改善していくの? と思い
ますよね。

やはり、ここでもやはり「ない」
という感覚から、「ある」という
感覚に、軸足を移していくことが
大切なのです。

明日に続きます。

---☆カウンセリングご案内☆---

6月のスケジュール:こちら

東京と群馬(前橋)で面談カウン
セリングを行っています。
お気軽に予約センターにお問い合
わせくださいね。

なお、群馬(前橋)の面談カウン
セリングのご予約は、会場の都合
で、面談をご希望日の1週間前ま
でに、予約センターにご連絡をい
ただけると大変助かります。
いつもご協力をありがとうござい
ます。 

カウンセリング予約センター
06-6190-5131

受付時間12:00~20:30
月曜定休(祝日の場合は翌日代休)  

------☆無料音源公開中☆------

心理学の音源配信サイト
「きくまる」>>>
やなぎあこの無料音源をお聴き
いただけます。>>>

「おデブな私だからこそ
言えること ~コンプレックス
を超える、最後の恋のための自
己肯定愛~ 」
   

---☆ワークショップご案内☆---

つながりあう喜びを
~「温かな感情」の持つ力~

お申込み:こちら

日程:2018年7月7日(土)
時間:13:30-15:30

会場:TKP上野駅前
   ビジネスセンター・6F
   カンファレンスルーム6A 
   ★アクセスマップ

■会場について大切なお知らせ■

1.開催場所は上野です
(これまでいらしていただいた
田町会場ではございません)

2.近隣の「TKP上野ビジネス
センター」とお間違えないように
お気を付けくださいませ^^

交通:JR上野駅より徒歩2分
   地下鉄上野駅より徒歩1分

料金:3,240円
ゲストカウンセラー(五十音順)

お申込み:こちら

講師紹介:こちら
グループワークご案内:こちら

講師とゲストカウンセラーです
左から、
高梨・やなぎ・樋掛・大野
「来てね~」
IMG_0842



cs_yanagiaco at 07:00│ mixiチェック 【こころ】 
「ある」に軸足を置く(1)「ある」に軸足を置く(3)