「ある」に軸足を置く(2)「ある」に軸足を置く(4)

2018年06月13日

「ある」に軸足を置く(3)

こんにちは。
カウンセリングサービス
やなぎあこです。

昨日の続きです。

どんな関係性でも「ない」という
感覚が強いとき、求めすぎてしま
うらしい。

そしてその気持ちは、相手に重く
感じさせたり、関係性が危機に陥
いったりするらしい、ということ
はわかったとして。

でも、その「ない」とか「ある」
とかって、どういうことなの?

と、感じますよね。

はい、抽象的なお話しにお付き合
いいただいて、ありがとうござい
ます。

おとといのお話しを、少し思い出
してみてください。

もう喉がカラカラ、いますぐ水が
欲しいというときに、もし誰かか
ら水を与えられたら、そしてその
水を、誰かと分けて飲んでね、と
言われたら。

「ある」感覚が強い人は、何かを
誰かに差し出しても、よろこびを
感じられ、満たされる気持ちのほ
うが強いです。

何かを誰かに差し出しても、よろ
こびを感じられるって、どういう
こと? って思うかもしれないで
すよね。

でも「ない」と「ある」の感覚の
違いは、ここにあるのです。

与えても、なくならないと知って
いる。

物質的なもの、この例なら、水は
なくなるけど、別のものはなくな
らないし、なくならないという、
現実が作られたときに、物質的な
ものにどういう変化がおきるかは
私たちには、わかりません。
(そこは個人が決められる領域で
はないのです)

どんなに与えても、なくならない
ものがあることを知っているのが、
「ある」という感覚の強い人と、
いうことができるでしょう。

与えても、なくならないものって
なんでしょう。

お気づきの方も、いらっしゃるか
も知れません。

愛です。

でも、興味深いことに、こころの
状態によっては、愛って別のもの
と混同されやすいのです。

カウンセリングの師匠でもある、
カウンセリングサービス代表の平
準司の更に師匠(私から見たら、
大師匠ですね)の「チャック・ス
ペザーノ」という人が書いた、

傷つくならばそれは愛ではない

という(ちょっとえげつないタイ
トルの)本があります。

与えるという文脈で考えたとき、
もし傷つくなら、どこかに「これ
をしたからこうして欲しい」とい
う「取引」を求める気持ちが隠れ
てますよ、ってことなんです。

自分のした期待にそぐわない結果
だったときに、傷ついたり相手を
批判したり、攻撃したくなるのは
「取引」を求める気持ちが反応し
ているかも知れません。

そして、それは愛ではない、と、
大師匠は言うわけですが、以前は
この物の見方に、大いに反発して
いましたが今はよくわかります。

似て非なるものなんですよね。
世界が全然違うと言ってもいい。

私はブログでも書いていますし、
講演でもお話ししていますがDV
による離婚、自己破産、生活保護
などなど、人生の「底」を経験し
てきましたが、今はとても幸せな
世界を生きています。

人生を、180度がらっと変えて
しまった、と言ってもいいくらい
だと思っています。

そして、幸せになっていくプロセ
スで「愛」と「愛でないもの」の
違いを少しずつ知り、「愛でない
もの」を手放し、「愛」を行うこ
とによって、自分が生きる世界を
変えたのだと思っています。

実行していった一つが

見返りなく与える

ということでした。

見返りを求める気持ちは「取引」
でもあるから、これを手放して、
与える、ということです。

難しく感じると思います。

でも、こんな風にも考えてみてく
ださい。

人のこころは大きく分けてふたつ
愛か怖れを感じます。

何かを与えるときに、見返りを求
めたくなるのは、「ない」という
感覚、つまり、怖れに軸足を置い
ています。

そして、怖れは、自分のこころで
ありながら、さんざん自分を脅す
んですね(怖れだから当たり前で
すが)。

たとえば、

・こんなことをして何になるんだ
・優しくするのは偽善じゃないか

などなど(ありとあらゆる怖れの
表現ができるので、挙げればキリ
がないのでこのへんで)。

そして「ない」という感覚つまり
怖れは、さんざんに脅して、愛を
実行させないようにするのです。

そして、怖れがよく使う手口が、

見返りを求めようよ

というささやきなんです。

・こんなにしてあげるから〇〇を
 してもらって当然だ
・優しくしたんだから優しくされ
 る権利がある

というような。

それは一見「正しいこと」のよう
に見えます。でも怖れに基づいた
発想になるので、「取引」の形に
なってしまうことがあるのです。

ですから求める気持ちや「取引」
が隠れているな、と気づいたら、
怖れに基づいて行動しようとして
いるかも知れない、と思ってみる
といいでしょう。

そんな風に、少しずつこころから
怖れをはがしながら、与えること
ができるようになると、自然に、
見返りを求めず与える態度に変化
していきます。

明日に続きます。

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