2007年01月04日
2007−2008シーズン スキー場リフト割引券
制度系さんのブログからトラックバックを受けました券番のある割引券の続きとなります。
それでは、今シーズンのスキー場リフト割引券が貯まりましたので主な券をUPしたいと思います。
一枚目はめいほうスキー場の平日割引券です。
少し偏執ぎみのI love MEIHO.な私にとっては無くてはならない割引券ですが、平日オンリーがなのがこの割引券のネックです。使われている写真も制度系さんがUPされた2005−2006シーズンの第一ゲレンデから見たセンターハウスの写真の方がいいですね。ここまで暗くなってゲレンデから戻ってくる事はないですが、めいほうスキー場の美しいくらいの静寂をよく画像に捉えています。めいほうは奥美濃のスキー場にしては変にうるさくないのが魅力です。割引券の図柄は来年に期待します(タダで貰っておきながら・・・)
同じ奥美濃スキー場エリアの盟主高鷲スノーパークのリフト割引券です。今シーズンの高鷲SPは、2008スノーボード国際スキー連盟(FIS)ワールドカップも2月22日から開かれ国際的にも知名度が上るかと思います。スケールの大きなスキー場です。ただ私はまだ一度も行ったことがなく、ここに行こうとすると用事が入ったり一緒に行く友人が腹痛で行けなくなったりと相性が悪いです。あと少しでも車の運転を楽にしたいとダイナランドに行ってしまいます。
さて、このスキー場の目玉が国内唯一の15人乗りゴンドラでイタリアのライトナー社から樫山工業が技術提携を受けて造られたSPゴンドラ。イタリア製の搬器がおしゃれです。
そのSPゴンドラの画像がこのリフト割引券にも使われています。
ここも平日オンリーの割引券ですが、珍しいのが回数券タイプとなっています。
エリアは離れて八ヶ岳へ。シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳の特別割引券です。これは券番が入っています。ここは工場直売のケーキとかを売っているシャトレーゼの関連会社ですね。左右対称で踊っておるのはケーキ屋だけにシュークリームでしょうか?あやすいキャラクターだ。
♪中央フリーウェー(ユーミンの口調で)を八ヶ岳エリアから登って霧ケ峰高原エリアにあるスキー場白樺湖 ROYAL HILL スキー場のリフト特別ご優待券です。
このご優待券にも刷られているようにここはあのALPICO GROUPのスキー場です。いうなれば松本電気鉄道が経営するスキー場ですね。リフト券がALPICO地紋だったら良いな。
最後に紹介するのが白馬さのさかスキー場の特別割引券。この割引券は内容を見るとかなり御値打ちです。これは是非使いたい。しかも滑走しながら大糸線を行く列車を眺められるスキー場です。
昔は京急が経営していたサンアルピナ青木湖スキー場やサンアルピナ鹿島槍スキー場と行き来ができるのでスケールの大きなスキー場です。ヤナバスキー場の軟券切符も気になるので、今年は本当に行きたいな・・・。
2007年01月02日
須磨浦遊園 観光リフトと怪しげな索道達
カーレーターから回転展望閣を通り過ぎれば観光リフトのりばです。駅名はせっつ駅(摂津)。なぜせっつ駅なのかリフトを乗ればわかります。
ここも切符は券売機のみですが、カーレーターと同じくロープウェイ須磨浦公園駅で割引往復券が買えます。
それでは乗ってみましょう。索道ヲタ至福の時間。
観光リフトらしく屋根付きの座席がカラフルです。
なんとなく消えてしまった比良山リフトを思い出すのが中間にある谷に架けられた防護網の存在からでしょうか。
支柱です。このメカニカル感を醸し出す支柱が萌え。
防護網の部分は橋でちゃんと名前がつけられています。
「りょうごくはし」。東京の両国橋を思い出すネーミングですが、
なぜ、りょうごくはしなのか、橋の真ん中でわかりました。
この谷を界に旧国名の摂津と播磨がわかれていたのですね。
こちらがはりま駅。緊張ユニットがまたいい味だしてます。
はりま駅をすこしブラつくとおもしろいもの発見。
貨物索道でした。これは本格的です。しかも遊園地で出会える貨物索道です。これはすごい。
貨物索道の原動機です。産業革命当時の機械とウソをついてもばれなさそう。
そして階段を下りて貨物索道全景を撮影。
しかも貨物索道の下には簡易モノレール。そしてこの写真を撮るときにもうひとつの事実に気付く。
なんか、排水溝にしては2本もあって無駄やし、何かなコレ?と思って再び階段を登ると、
実はインクラインでした。
おそらく現役は退いているかと思います。
須磨浦公園は「ロープウェイ→カーレーター→リフト→貨物索道→モノレール→インクライン」とありとあらゆるおかしな乗り物に出会える(そっち系、ヲタの)魔界、いや間違えたワンダーランドです。
写真は失念しましたがサイクルモノレールにも乗車。それでは魔界、いや間違えたワンダーランドを後にします。
こんどははりまの国かわせっつの国へ。
須磨浦遊園 カーレーター
ロープウェイを降りたお客さんらが山頂に向けて、次に乗るのが日本で唯一の奇妙な乗り物カーレーターです。
カーレーターの仕組みは単純に言えばベルトコンベアー。あの砕石場や鉱山とかでは岩石とかを空港では飛行機に預けた手荷物がUの字型から出てくるあれです。動く歩道のように平面なら人が立って乗っても問題はないですが、斜度があるため専用の座席付き搬器に乗ります。
搬器を主ベルトコンベアーに送り出すタイヤです。
搬器には傾斜が付けられているので快適に登れます。多少の振動はありますが、子供は逆に楽しむのではないでしょうか。
大人も人が貨物になった気分を味わえます。
カーレーターの山上側の駅
カーレーターには正式な駅名は無いようです。
切符は券売機券のみです。
ただし、ロープウェイ須磨浦公園駅では割引往復券を発売しています。
回転展望閣からみたカーレーター。
見れば見るほど奇妙な乗り物です。
下りから撮影。次に掲載する画像と見比べてください。
これは1965年(昭和40年)10月発行の月刊誌「旅」JTB出版(現在は廃刊)に掲載された今は無きびわ湖バレイ(当時はサンケイバレイ)のカーレーターの記事です。サンケイバレイのカーレーターは昭和39年に設置。この須磨浦山上公園のカーレーターは昭和41年3月18日です。設置時期のずれがほぼ数年あるとは言えよく似た構造をしています。
設置メーカーが一緒だったのでしょうか?
設置されてから40年が経っていますが、消耗品やら機械の保守は苦労されているのでしょうか。
末永く活躍してほしい日本唯一になってしまったカーレーターに乗れるのは須磨浦公園だけ。
山陽電鉄 須磨浦ロープウェイ(登り)
明石駅から山陽電車に乗り須磨浦公園駅へ。線路の上をまたぐ形で須磨浦ロープウェイが伸びる。
なんだか面白い絵図らだ。
須磨浦ロープウェイ線に向かう。出札は通常は自動券売機だが、JAF等の割引証明があると次の軟券を出してくれる。これらの乗車券は改札内の事務所で発売。
これはロープウェイから須磨浦遊園のカーレーター→
観光リフトの往復と回転展望閣の入場料がセットになった周遊券です。
Bコースとしてロープウェイ→カーレーターの往復(回転展望閣入場料も含む)もあります。券は色違いです。
ロープウェイのみの片道券と往復券もあります。団体分乗券を代用。山陽電鉄地紋のすかし入りの良い券です。
これから乗るロープウェイの信頼を得るためか、ここにも主索・曳索の見本が置いてありました。
うみひこ号も注連飾りで正月を演出。
昔ながらのかわいらしい搬器です。
搬器のメーカーは、地元の川重ですね。
よこの表示器は角度計でしょうか。
では、出発です。
やまひこ号とすれ違えば。
八伏山上駅に到着。
須磨浦ロープウェイの開業は昭和32年9月18日でした。
須磨浦ロープウェイの案内板です。
淡路ジェノバライン 岩屋航路
この平成19年1月1日に明淡高速船から航路を引き継いだ淡路ジェノバラインの明石港に向かう。
明石駅から明石港までの通り道にあったアーケードにあった吊り広告には明淡高速船の文字は消えていた。
本当に航路を引き継ぎ営業しているのか不安になる。
大丈夫、営業していました。待合室にはお客さんが10名程船をまっていました。
ジェノバラインが引き継ぎ旨の説明。
運賃が大人片道400円と明淡高速船時代と比べて100円値下げされました。
いつもは出航の5分前までには必ず開く窓口が開きません。あれれ?と思っていると船が到着。
船は綺麗に磨き上げられていました。
いつもは海水の水滴で室内から海の景色なんか見ることは出来ないぐらい汚れていたのですが。
改札員に窓口の件で訪ねると、当分の間は明石港の窓口は閉鎖とのこと・・・。
明石港は自動券売機券のみでした。一番安い手荷物切符を買う。少し落胆。岩屋港へ向かう。
岩屋港は窓口は開いていましたが切符は全て券売機の前出券。また落胆。
ジェノバラインを後にする。
近鉄 伊賀線 猪田道駅硬券入場券
本年もこの意味不明ブログを宜しくお願い申しあげます。
さて、今年の干支は亥です。そこで亥にちなんで猪が着く駅はAll Aboutの「12年に一度の縁起物・亥年「猪」駅めぐり」によると全国に五つあるそうです。
その中で、今年は大きな動きがある近鉄伊賀線の猪田道駅の硬券入場券をUPします。
伊賀線はこの7月を目処に近鉄から分離し第3セクターになる予定です。既に分離した三岐鉄道北勢線と違い上下分離方式で近鉄から分離。施設や保守の管理は近鉄が列車の運営は新会社が行います。切符にも変化が出ると思いますのでJRや近鉄との連絡運輸や新会社の乗車券など興味が尽きません。
今は撮影から遠ざかりましたが、自宅から名阪国道を使えば1時間程で伊賀線に着く関係からよく撮影に通いました。
猪田道駅周辺は開けた田圃の中を列車が走り、四季折々の表情が楽しめる場所です。沿線のお地蔵さんと列車と言った配置で820系改860系のいかにもローカル私鉄の写真が撮れたのも良い思いでです。
2006年12月31日
JR西日本 はまかぜ4号
どうしても乗っておきたかった座席があったので。
この古さ加減がまたいい味だしているキロ180の座席。
気動車特急最古の座席。
座席背面に付くフットレスト。
私の中でグリーン車と言えばこのフットレストでした。
鉄道少年あこがれの座席がおっさんになった今、座ることができました。
ただ、座ってみるとリクライニングは深く倒す事ができて良いのですが、座席の座り心地は、陳腐化を否めなく普通車のフリーストップリクライニングシートの方が座り心地が良かったと感じたのは私が貧乏性だからでしょう。
でも、このあこがれの座席だから4,000円余分に払っても満足できました。
JR西日本 香住駅
ほぼ1時間ほど、余部鉄橋を観光して香住駅へ。
でっかいカニばさみがお出迎え。
香住は松葉ガニの本場。
なんとなく懐かしい風景。
キハ47がたらこ色だったらもっとよかったのかも。
プリンターが感熱印刷でした。先ほどの浜坂は熱転写でしたが、小駅クラスのマルス端末設置駅でも、香住のようにどんどん置き換わっていくのか気がかりです。
JR西日本 餘部駅 余部鉄橋
12時45分に餘部駅に到着。天気は曇り時々雨。
ホームから見る日本海は演歌だった。
今まで何回か列車で通過したことはあるが、まぢかで見るとデカイね。
畏怖の念まで感じる。
思わず見上げてしまう。
駅から余部の集落に向かう道を降りると、農作業小屋があり、そこには絵葉書とスタンプが置かれていた。
お金を払いスタンプを押させてもらう。
100年近く橋を支えてきた基礎部分の鉄材。
香住駅では、オレンジカードも売っていた。
JR西日本 浜坂駅
JR西日本 スーパーはくと1号
今年、最後のテツ納めで余部鉄橋に行ってきました。時間的には若桜鉄道も寄り道できましたが、今回はノリテツがメインで一度も下車していな餘部駅と一度も乗車していないスーパーはくととはまかぜ乗車を楽しみました。
地元の駅で、智頭急行から播但線まわりで乗車券を作ってもらう。
スーパーはくとの智頭急行線内の気合の入った走りに感動しつつ、鳥取へ。
JR四国 南海フェリー経由難波ゆき硬券
同じく南海フェリー連絡の硬券ですが、南海電鉄も連絡して難波までゆく乗車券です。JR西日本の券とは違い和歌山港経由と略さずに丁寧に印刷されています。まぁ南小は同じですが。
これは私が実使用の為、徳島駅で購入した券ですが、午後3時位に購入したのに日付印字器の日付は前日の日付だった上、日付を当日に変えてさらにダッチングされたが逆に日付が見えなくなりゴム印で修正され散々な状態の券面になりました(裏の無効印は南海難波駅で押して貰いました)。
この当時、JR四国では既にスタンパーが導入されていますので、入鋏痕は小松島港で南海フェリーの手により入鋏されたものです。青函連絡船も宇高連絡船も乗船することが叶わなかった私にとっては、船の改札に改札鋏を使用していたのが驚きでした。
このように改札鋏を使っていた事も航路通過で相互の港で接続する鉄道線の連絡乗車券の設定があったことなども含めて南海フェリーが日本最後の鉄道連絡船と呼ばれるに相応しい航路だったと思います。
JR四国 南海フェリー和歌山港ゆき硬券
国鉄小松島線が廃止されたあとは、南小松島から小松島市営バス(別途運賃が必要)か徒歩で南海フェリーの小松島港に向かいました。歩くと言っても記憶では10分も歩かなかったはずです。ここも南小松島が南小とどこかの○○市立南小学校の略称並みに短く印刷されていますが、更に南海フェリーが南海フェリと中途半端に印刷されているところが素晴らしい逸品です。
JR西日本 南海フェリー小松島港ゆき硬券
日焼けしまくりの見苦しい硬券で申し訳ありませんが、紀勢本線箕島駅から南海和歌山市を経由して小松島港にゆく切符です。
JR西日本→南海電鉄→南海フェリーの3社連絡券です。
この券は箕島駅POS化前日の券です。
しかし、和歌山港経由を和港経由とは少し纏めすぎじゃないかと思いますが。他にも和歌山市経由の南海電鉄連絡券も和市経由とかなり略されて印刷されています。
私は未見ですが環状線の駅から阪和線や南海本線経由で小松島港ゆきや更には徳島や高松ゆき(JR西日本→南海電鉄→南海フェリー→JR四国)の硬券もあったのでしょうか?当時の旅客連絡運輸規則の資料を持っていないもので、ご存知の方ご教示願えればと思います。
2006年12月30日
南海フェリー 2007初日の出記念乗船券発売
http://www.nankai-ferry.co.jp/tokutoku/hatuhinode.html
http://www.nankai.co.jp/groupinfo/news/pdf/061208.pdf
紀伊水道の大海原から見る初日の出は、また格別でしょう。航路ならでは企画ですね。
利用客減少や原油高騰で厳しい経営が続く同航路ですが、日本最後の鉄道連絡航路として関西と四国を結んでもらいたいです。
南海電気鉄道 南海フェリー小松島港発行のサザン号硬券座席指定券
南海フェリーでは和歌山港から難波方面に向かうサザン号に乗るお客さんへの利便を計るためサザン号座席指定券を発行していました。
私が所持する小松島港発行のサザン号は難波から和歌山港の旧地紋のこの1枚ですが、逆の和歌山港から難波方面ゆきは黄色地紋です。
新地紋券は私のお気に入りのホームページ京都羅城門鉄道資料館さんの常設展示室→諸国切符漫遊記→南海電鉄 常備座席指定券にパーフェクトにのせておられますので、是非ご参照下さい。素晴らしい展示の数々です。(京都羅城門鉄道資料館管理人さん勝手に紹介してスミマセン)