2006年12月19日
名古屋鉄道 びわ湖バレイ 営業譲渡へ
少し出来すぎたぐらいタイムリーですが、昨日、割引券をエントリーしたびわ湖バレイの正式な営業譲渡が決まりました。
中日新聞web版(12月19日付け)
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061219/ftu_____thk_____002.shtml
朝日新聞web版(12月19日付け)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200612190006.html
京都新聞web版(12月19日付け)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121900025&genre=B1&area=S10
中日新聞の方は具体的に譲渡後のびわ湖バレイの青写真が描かれています。
やはり現在の仏国ポマ社製の自動循環式普通索道は架け替えられ100人以上が乗れる大型ロープウェーになるようです。最近の日ケーで100人乗りと言えば八甲田山ロープウェーを思い浮かべますが、CWA製のスマートな搬器が蓬莱山を行き来する姿も、また新しい時代の湖西の風景として馴染んでいくのでしょう。
さて、朝日新聞の記事では、「名鉄は、鉄道沿線にない不採算事業からは、原則として撤退する方針」と書かれています。びわ湖バレイからの撤退も名鉄の事業方針の転換からだとわかります。名鉄のスキー場関係では御岳ロープウェイの営業から名鉄は完全に撤退し、新穂高ロープウェイもスキー場を閉鎖しました。名鉄グループのサイトを覗くと、撤退を決めたびわ湖バレイの他に名鉄協商との関わりがあるめいほうスキー場や駒ヶ根高原スキー場(駒ケ岳ロープウェイ)・千畳敷スキー場(駒ケ岳ロープウェイ)、茶臼山高原スキー場、ひるがの高原スキー場の名前があります。
これらのスキー場は名鉄の影響が薄いところもありますが、大きな転換期を迎えていくのでしょうか?
もともと電鉄会社は、日銭(運賃)商いと不動産商いの両方の経営のノウハウを持っているので同じ経営形態のスキー場開発を積極的に進めてきた時代がありました。東急・西武はスキー場経営の双璧をなし、そのほか京王・京急・小田急・東武もスキー場の経営に直接または間接に少なからず関わっていました。また、関西でも阪神は六甲山人口スキー場を、京阪は比良山、京福も京都市内にスキー場を経営していました(今では“阪急”の六甲山人口スキー場ですね)。
シュプール号の廃止でも明らかのように鉄道とスキーの時代は影を潜めましたが、逆にお客を自社の線路を使い直接送り込む事が出来るスキー場を持つJR東日本やJR東海が独自の路線でスキー客の開発を行っている事は、まだまだ鉄道とスキーの時代は終わらないと私は少なからず期待してしまうのです。


