JR四国
2006年12月31日
JR四国 南海フェリー経由難波ゆき硬券
同じく南海フェリー連絡の硬券ですが、南海電鉄も連絡して難波までゆく乗車券です。JR西日本の券とは違い和歌山港経由と略さずに丁寧に印刷されています。まぁ南小は同じですが。
これは私が実使用の為、徳島駅で購入した券ですが、午後3時位に購入したのに日付印字器の日付は前日の日付だった上、日付を当日に変えてさらにダッチングされたが逆に日付が見えなくなりゴム印で修正され散々な状態の券面になりました(裏の無効印は南海難波駅で押して貰いました)。
この当時、JR四国では既にスタンパーが導入されていますので、入鋏痕は小松島港で南海フェリーの手により入鋏されたものです。青函連絡船も宇高連絡船も乗船することが叶わなかった私にとっては、船の改札に改札鋏を使用していたのが驚きでした。
このように改札鋏を使っていた事も航路通過で相互の港で接続する鉄道線の連絡乗車券の設定があったことなども含めて南海フェリーが日本最後の鉄道連絡船と呼ばれるに相応しい航路だったと思います。
2005年10月25日
JR四国 穴吹駅発行 ○讃 高松から東京都区内ゆき
同じくおもしろいなぁと思い、後悔するならと清水の舞台から落下した気持ちで思わず買ってしまった券です。
現在も穴吹と高松の間は徳島西部交通のバスが結んでいますが(一日2本。少なくなりました・・・)このバスを利用し東京まで行くお客さん用だと思われます。
この当時の時刻表がなく、今現在での比較になりますが、穴吹から高松までの鉄道とバスでの所要時間・運賃等の比較をして見ます。
徳島西部交通 JR四国・徳島、高徳線経由
運行本数/日 2本 7:00と15:20発 特急剣山・7本 普通・27本
所要時間 穴吹7:00→高松8:46の106分 剣山2号7:22→うずしお6号
乗換・徳島8:21→高松9:26
の124分
運賃 1620円 (特急利用 3,690円)
内訳 乗車券2,030円
自由席特急券1,660円
と言う結果です。バスの方が所要時間・運賃とも勝っていますが、日に2往復がネックでしょうか。また、どのタイプのバスが使われているかはわかりませんが、路線バスに1時間46分揺られていくのもしんどい話です。
それでも、一度は乗車してみたい路線バスです。
続きを読むJR四国 阿南駅発行 大阪市内から東京都区内ゆき
クラッチさんのブログ記事「JR四国の都区内ゆき 」で少しコメントさせて頂いた、阿南駅発行の大阪市内から東京都区内ゆき乗車券です。
同じ記事内で、かんくんさんがコメントされていた松山観光港や今治港で発売していたJR券と同様に、まったくJR四国の営業区間が絡まない券となります。
この券は小松島港から南海フェリーで和歌山港、そこから南海電鉄を利用して東京まで行くお客さんに対して発行されたものだと思われます。
また、発行日付が薄くて読み取れませんが、阿南駅POS化最終日の平成6年5月31日発行です。
乗車券と同じく、新大阪→東京の新幹線自由席特急券もありましたが、予算オーバーの為、購入は出来ませんでした。