DSCN1980どうもはじめまして。てーてーです。何事も初めが肝心なのでちょっと長めの記事を書いてみました。これは今に至るまでのテクトラム栽培の記録と考察です。一番上の写真、花芽がついてるでしょう?ドヤァ・・・・・・いきなり自慢してすみません。^^;このテクトラムを今までどのように管理してきたか、テクトラムの栽培に関する自分なりの考えを披露したいと思います。入手したのは去年の11月上旬にさかのぼります。これが当時の写真です。DSCN0883
テクトラムはこの白さとふわふわなトリコームが魅力ですが反面水遣りの調節が難しく新しい葉のトリコームがはげてしまい通称「ハゲトルム」になってしまうことが多いようです。どうしてもそんな事態は避けたかったので、色々考えた結果、私は次のような方法を考えました。

1.日光に晒す。そもそもテクトラムのトリコームは原生地の強い日差しから身を守るもの。だからまず強い光に当てないとトリコームが必要とされなくなってしまう。

2.直接水はかけない。夜間湿度の高い密室に入れる。結露したり滴り落ちる水滴を吸わせる。ただし施肥をするときは直接液肥をかけます。

ちょうど室内のラック温室で冬越しさせていたので高い湿度を維持できる空間は簡単に確保できました。夜が明けてラック温室を開けたときに撮った写真がこちら。DSCN0940
これはかなり濡れています。温度差が大きかったのでしょう。トリコームが寝てただけのときもありました。毎晩この方法で水遣り、もとい湿気を吸わせていました。こうして育てているうちに変化が。DSCN1041
これは11月28日の写真です。中心の葉が増えたのがわかるでしょうか?どうやら上手くいっているようです。このまま大きくなっていくとうれしいですね。DSCN1162
12月26日。ますます新しい葉が出てきています。うれしいなあ。このまま大きくなって欲しい。ちょっと成長点の周りがどうなっているのか気になってかき分けてみると・・・DSCN1165
むむ、これは!!・・・・・花芽のようです!!白い!!なんと花芽が形成されていたのです。うれしいやら悲しいやら。実は当時テクトラムは矮小種を除いて皆大型化すると思い込んでいたのです。DSCN1188
元旦。花序が見えるようになりました。目だったトリコームの退化は見られないようです。この白い輝きは素晴らしいですね・・・自画自賛。DSCN1210
花序のアップ。綺麗ですね。DSCN1229
トリコームを検証してみましょう。これは及第点に達しているのではないでしょうか。それにしても綺麗だ・・・・DSCN1305
1月25日。花序が伸び、さらに薄く色づいてきました。ここに至るまで管理方法に変更はありません。極薄いピンク色で、新たに伸びた部分は薄緑色をしています。DSCN1333
2月になりました。大体このあたりで日中は寒冷紗から取り出し、つまり直射日光に晒すようになりました。花序は伸び一つ一つの苞がはっきりしてきましたね。DSCN1454
十日後。花序はさらに伸び、ピンク色に染まってきました。花序の表面を拡大してみて見ましょう。DSCN1507
拡大しすぎたかもしれません。綺麗なピンク色ですね。そしてトリコームに覆われているのがわかります。思いの外複雑な造形をしていますね。あの白い花序がこんなになるとは・・・生命の神秘を感じます。DSCN1553
2月27日。花序は伸びきり、花序の上端に寄り集まっている側花序(こう呼んでよいのかはっきりとはわかりません。)が開いてきました。いよいよ分岐が始まったようです。DSCN1633
花序の先端に注目してみましょう。淡いピンクにところどころ緑色が入っています。トリコームがフェルトのようでとても柔らかそうな印象を与えます。実際は硬いですよ。DSCN1958
一ヶ月以上経ちました。かなり分岐が進んでいます。え?なんだかところどころ痛んでないかって?これは地震でひっくり返り、風に飛ばされて室外機の裏に押し込まれたためにできたものです。このくらいで済んで却って幸運でした。下手をしたらポッキリ花序が折れていたかもしれませんからね。DSCN1980
こうして現在の姿。花序は分岐が進み、また大きくなっているように見えます。直射日光に晒した代償として2、3葉先が枯れてしまいましたがあまり気になっていません。DSCN1982
見てのとおり花序の先端は7つに分岐しています。どうやら青い花が咲くようです。淡いピンクの花序に青い花という組み合わせはチランジアの中でも少ないと思うので楽しみです。DSCN1983
最後の画像で再びトリコームをチェックしてみましょう。退化はかなり抑えられているように思えます。

まとめると、私の栽培方法はかなり上手くいったように思えます。栽培を始めてから2か月ほどで花芽が出てきてしまったのを好意的に捉えるかそれとも環境の変化によるものと捉えるかは考慮の余地がありますが少なくとも貧弱な開花にはならないでしょう。

ではテクトラムの栽培で成功するための鍵は直接水をかけずに湿度の高い密閉空間に閉じ込めることだと言い切れるかというと、そうは思いません。実は最近もう一株小ぶりのテクトラムを栽培していまして、こちらはたゆみまのオレンジタグの裏に記載されている水遣りの目安、たゆみマニュアルに従った管理をしているのです。月二回の水遣りですが、こちらも経過が順調なのです。

結論から言うと、テクトラム栽培で一番重要なことは強めの日光に当てることだと考えています。終日直射日光に晒すのはきつすぎるのでお薦めしませんが、短時間ならありだと思います。強い日光に晒す利点は、まず日差しから身を守るためにトリコームが必要になること、次に日光に晒されれば当然乾燥も進むので水の要求が高まり水遣りしやすくなること、です。まず日光ありきで水遣り方法を考えるのが良いと思います。みなさんの参考になれば幸いです。
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