何度か断片的に紹介してきた、トリコロールです。

DSCN2395
一番最初に買い、一番最初にだめにした種類なので何かと目にかけています。といっても丈夫な部類なのでそう簡単にはダメにならないのですが。100均で見るような小さなサイズのものと写真のような横幅が30cmを超えるものとでは葉の質感が違う気がします。大きいと葉もより硬くなっています。当然のことかもしれません。ましてや直射日光に晒していれば尚更葉は硬くなるでしょう。
DSCN2396
買ってきたときは葉の先だけがうっすらと赤みがかっていました。初めは遮光した場所に置き、葉が開いてきてそこに置けなくなってきてからは直射日光の当たる場所に移動させました。直射日光に当てるときは徐々に慣らしていかないと焼けてしまうので注意しましょう。
DSCN2397
それにしても中々本来の色が写真で再現されません。本当はもっとはっきりした、赤黒いと表現しても良いくらいの深紅色なのです。
DSCN2398
葉の付け根は黒くなっており、水を溜める構造になっています。ただし不完全なつくりなので1時間もすると付け根の水はなくなってしまいます。
DSCN2399
葉の裏から観察すると赤い斑点のまだら模様を見ることができます。トリコロールは入門種のひとつで、慣らせば直射日光にも耐えるので栽培環境を整えるのも簡単です。水も面倒なことを考えずジャブジャブ与えても平気。最近、よく晴れた日に水を上からかけて直射日光に晒していましたが全く問題ありませんでした。

トリコロールの名前の由来は、たしか花序と花の色が三色に分かれるからだとか。トリコロールには基本種と変種メラノクラテルがあります。両者の違いは花序の分岐と大きさの違いぐらいしかないので良くわかりません。さらに日本の環境で花序が分岐することは稀だとか。商品名もトリコロールとメラノクラテルはごっちゃにして使われている観があるので区別をつけて買うことは困難です。写真の子はおそらく変種メラノクラテルだと思います。

いつか基本種トリコロールと変種メラノクラテルの両方を育ててみたいですね。
にほんブログ村 花ブログ エアープランツへ
にほんブログ村