中央省庁全体で、ウェブサーバーが約1000台、電子メールサーバーは約1900台ある。
4月には、備品の発注予定などを案内する国土交通省のホームページ上の「調達情報公開システム」で一時的に中国国旗などが表示され復旧まで約20日間かかった。厚生労働省では大分労働局のウェブサイトが不正アクセスの被害を受け、3日間運用を停止した。
まず、、、すごい台数ですね。
気になるのが、復旧までに時間がかかっていること。
官公庁批判という意味では全くなく、これだけの数のサーバーを管理するのは大変だろうなと思うのです。
企業の中でも、メールサーバーが止まったりして、不満・批判の続出とかあると思うのですが、社内のIT部門の人が大変ですよね。
というか、社内(組織内)で管理するっていうことは、そういう責任の所在も含めて非効率なんじゃないかと最近思いはじめました。
大体は、
「情報というのは(メールも含めて)、大事な資産であるからサーバールームまでは持たないが、管理は自社(自組織)で管理する!」
逆方向から言うと、
「そういう情報を全く別の組織に任せるのは不安、ナンセンス!」
といった意見だと思います。
割と社内の人間だからこそ、甘えがあるというか、責任の所在があいまいになるっていうことも多々あるように思うんです。復旧に時間がかかるのも含めてです。
はっきり言ってしまえば、Webサーバー、メールサーバーの管理だったら、なんぼか専門の会社(サーバー管理会社等)の方がこなれていて、というかそこでミスったら致命傷ですよね。
ここ数年で、Google Appsや、フルマネージド型のホスティングサービスが登場していますから、流れ的にはそっちに行ってるのかもしれません。
将来 Gmailがメンテされるので、全社休業とか起こりえるかもしれません。Gmailはさすがにない?
官公庁の方には、「仮想化」をお勧めします。。。グリーンITですよ時代は。