日本からキューバへの直行便はチャーター便を除き無く、経由地としては、カナダのトロント、メキシコのカンクン若しくはメキシコシティ、バハマのナッソーあたりが、短期の場合は航空券が安く、一般的だと思う。
キューバだけが目的地の短期旅行の場合、エアカナダが一番安上がりだと思う。
2011年6月19日のフライトからエアカナダの成田発トロント経由ハバナの同日着が可能になり、往復共にトロント泊なしでスムーズに乗り継げ、料金も安いので便利だが、乗継時間が1時間とタイトなので、行きか帰りで遅延して、ホテルや食事クーポンは航空会社持ちでトロントに1泊する事になる可能性も。
エアカナダは、トロントの他にモントリオールからも運行しており、エアカナダでは、ハバナの他に、オルギン、サンタクララ、バラデロ、カヨ・ラルゴ、カヨ・ココにも運行しており、ハバナ以外に行く方にとっても、エアカナダもしくは、カナダの他の航空会社で、カナダからはキューバ行きの便が充実していて安い。
エアカナダ、エールフランス、KLMオランダ航空、アエロフロート、アエロメヒコ、ヴァージンアトランティック航空は、日本から同じ航空会社1社でハバナまで行けて、ハバナにも支店があるので、現地で急に帰りを変更することになった場合には楽だが、ヨーロッパ周りのキューバ行きは料金が高いと思う。
2010年8月より、アエロメヒコが、メキシコのカンクンとハバナ間を日・月・木・金の週4日直行便を就航し、メリダからは火・水・土の週3日ハバナへの直行便を就航した。
最近はメキシコシティとハバナ間も週に数回飛んでおり、曜日によってはハバナからメキシコシティ行きのアエロメヒコで、成田行きのアエロメヒコにスムーズに乗り継げる。(スケジュールは頻繁に変わるので要確認)
メキシコとキューバの2カ国旅行したい方にお勧め。
2010年7月にアエロメヒコに問い合わせた時には、カンクンーハバナの往復は$250/$270/$305~プラス諸税があると聞いたが、メキシカーナ航空が破綻し、$250で見つけられなくなったので、料金を値上げしたのかもしれない。
2011年8月から、interjetがメキシコシティとハバナ間を就航し、料金も片道2530メキシコペソ位からと格安なので、メキシコシティからハバナに入る方法も、航空運賃が安く行けるようになり、日にちの変更料も格安。(予約していた日の料金と変更する日の料金に差がある場合は、その差額分の支払いが必要。)
最近は受託荷物も2つで50キロまで可能になった。
Interjetは、往復予約の場合も片道予約の場合も、片道あたりの料金が同じなので、メキシコシティーハバナ、ハバナから他の国に行くなどの、片道購入の方に特にお勧め。
年に数回、数日のみの限定で、20%オフ、40%から60%オフセールをやっている。
メキシコシティの空港そばのホテルは高いが、空港からチケット制のタクシー(片道160ペソ位)を利用すれば、1泊160ペソ位で泊まれる安ホテルもある。
身軽な方は、空港から5分位歩けば地下鉄が通っているので、地下鉄を利用して中心地のドミトリーのペンションを利用すれば、カンクンよりも更に安上がり。
カンクンやカナダからクバーナ航空を利用する方法もあり、クバーナ航空の料金は安い。が、短距離の国際線のクバーナは機体が古めだったり、遅延も結構あったり、荷物の中味が一部紛失することもあるので、預け荷物にはシッカリと施錠をし、日程や乗継ぎ時間に余裕を持った方が良いと思う。
クバーナ航空は、メキシコはカンクンとメキシコシティからハバナへ運行。
カナダのトロント、モントリオール、ハリファックスからは、ハバナの他に、カマグエイ、オルギン、バラデロ、シエンフエゴス、カヨ・ココ、サンタクララ、サンティアゴ・デ・クーバへ運行しており、カナダからキューバの国内線を乗り継いでハバナに着く便は、安く行ける日もある。
ヨーロッパへは、フランスのパリ、スペインのマドリッドへも運行している。
共同運航便で、イタリアのローマ、ロシアのモスクアなどへも運行していて、イタリアからは片道350EURO位からある。
クバーナ航空でのキューバへの短期旅行の往復航空券を買う場合、カンクンーハバナの往復、トロントーハバナの往復が安い。片道購入は割高になる。
カンクン(メキシコ)からハバナ、トロント(カナダ)からキューバの地方都市と、2カ国旅行したい方にお勧め。
ケイマン航空がグランドケイマンからハバナに直行便を運行しており、グランドケイマンとハバナから日・火・水・木・金曜日の週5日運行している。料金は片道$123~プラス諸税。
GCM13:20-HAV15:20
HAV16:20-GCM16:20
ケイマン航空は、ケイマン諸島、ジャマイカ、アメリカにも運行しているので、マイアミーグランドケイマンーハバナーグランドケイマン経由モンテゴベイ(ジャマイカ)などのルートも可能。
バハマ航空がナッソーからハバナへの直行便を運行しており、、水曜日と土曜日の週に2便運行している。
NAS11:15-HAV12:15
HAV13:15-NAS14:30
バハマ航空は、バハマの小島、アメリカのフロリダにも運行しているので、オーランドからナッソー経由のハバナなどのルートも可能。
ナッソーの空港から市内への移動のタクシー代は、片道25ドル。一番安い宿が50ドルするので、ナッソーに1泊すると、空港往復とホテル1泊で100ドルは最低必要になる。
経由地で1泊が必要になる場合、宿を取らず空港内で夜明かしすれば別だが、ナッソーやグランドケイマンやトロントは宿泊代が安くないので、空港から市内までの交通費や宿泊費も安く、ハバナへの便数も多く、距離が近い分、航空券も比較的に割安な、メキシコのカンクンからハバナの往復航空券を買うのがお勧め。片道で買うならメキシコシティからがお勧め。
カンクンからはクバーナ航空とアエロメヒコの他に、パナマ経由でCOPAも飛んでおり、COPAは46キロまで無料で預けられるのと、ブッキングクラスによってはフライト日の変更が無料で可能なので、遠回りにはなるが、荷物が多かったり、6ヶ月位キューバに滞在する場合は、クバーナ航空と同じような金額になり、割高感が無い。COPAはスターアライアンスに加盟しているのでマイレージサービスも見逃せない。
写真:カンクンのホテルゾーン
キューバだけが目的地の短期旅行の関東の方はエアカナダが一番安いと思う。
東京までの交通費が安くない地方発の方は、国内線が無料だったり、国内線が格安で付く日系やアメリカ系で、カンクンやメキシコシティ、ナッソーやグランドケイマンまで利用した方が安上がりになる場合もあり、航空券の値段だけではなく、諸税や、国内と経由地での移動費や宿泊費も含めたトータルで考えた方が良いと思う。
荷物が沢山ある人は、ハバナまで航空会社1社で1つの予約にすると、日本から46キロまで追加料金がない場合が殆どだが、複数の航空会社を利用することになる場合、乗り換えた航空会社では、荷物規定が20キロになったり、30キロになったりする場合があるので、追加料金の比較と、別々の航空券を購入する場合、最低乗継時間、MCT(ミニマムコネクティングタイム)にも気をつけよう。
1社の航空会社を利用して、同日乗り継げない場合、航空会社や、航空券のブッキングクラスによっては、STPCといって、トランジットホテルと食事が無料だったり、格安で提供される場合もあります。
1万5万マイルで、北海道や沖縄等に国内旅行が出来るので、マイレージサービスも見逃せない。
マイレージを利用すれば、1年有効なので、1年位の留学を考えている人にはお得。
1年以上滞在したり、帰国日が未定の場合、アメリカン航空だと、日本からカンクンやナッソーやグランドケイマンまで、閑散期の片道発券は、2万5千マイルなので、お得で便利。
カナダからは、複数の航空会社がキューバの複数の都市や離島にも直行便を就航しており、オール・インクルーシブのバラデロやカヨラルゴの1週間のホテル代や航空運賃も含まれた主にトロントからのパッケージが、出発間際になると298カナダドル(燃油サーチャージや諸税でプラス200カナダドル程度必要)なんかで出ている時もあるので、2-3週間後に旅立てる方は、日本からトロントまでの航空券と、トロントからキューバのパッケージを申し込むのも良いと思う。
世界一周旅行をする人、若しくは、キューバに行く前にロシアにも寄りたい人、時間がある人は、鳥取県の境港からフェリーが韓国を経由してロシアのウラジオストックまで2日間で到着するフェリーが出ている他、成田空港から飛行機でウラジオストック行きの直行便もあるので、そこから国内線でモスクワ、若しくはシベリア鉄道を利用してモスクワまで行き、モスクワからハバナ、モスクワからドイツのフランクフルトを経由してハバナ、モスクワからイタリアのローマを経由してハバナなどのルートもある。
Tokyo (Narita) – ウラジオストク(VVO)
月、金、日、諸税込みで片道286ドル位、
Tokyo (Narita) – ハバロフスク(KHV)
火、木、日
2015年01月
東京にあるキューバ大使館領事部でもツーリストカードの取得が可能で、料金は2100円だが、郵送の場合は別途3500円かかる。
ツーリストカードは入国する時に半分切り取られ、残りの半分は出国時に徴収される。このツーリストカードの裏面に出入国のスタンプが押されるが、頼めばパスポートに出入国スタンプを押してくれる。
Casa Particularに泊まる時はパスポートとツーリストカードが必要。番号を控える為にこのツーリストカードの半券が必要になるようで、それを知らずにハバナにツーリストカードを残して地方の民宿に泊まろうとして困った経験がある。
ツーリストカードでは30日の滞在が可能だが、移民局に行き25CUCを支払うと30日の延長が出来る。と書いてあるが、1月1日に入国した場合、翌月の同日(2月1日)まで滞在可能で、移民局に行き延長の申請をした場合、更に翌月の同日(3月1日)まで滞在が可能だった。(1月29日や30日に入国した場合、滞在期限が2月28日になるのか?3月1日になるのかは不明)
延長の際には、パスポート、宿の領収書、帰りの飛行機の予約確認書、海外旅行保険、25CUCの印紙を銀行で購入し持参しましょう。(印紙のレシートを求められる事があるのでレシートも一緒に持参すると良いでしょう。)
学生ビザを取得すれば、学校に通う間は学生ビザが継続され、ツーリストカード所持の身分のように2ヶ月毎に出国しなくても良い。
2009年3月にはツーリストカードに宿泊先を書く欄がなくなっていた。
しかし、入国の際に口頭で宿泊先を聞かれる場合があるので、宿を決めてない方は、知ってるホテルの名前を挙げると良いと思います。
また、2010年5月1日からは、キューバ入国の際に保険加入が義務付けられたので、現地について加入することも可能だが、手持ちのクレジットカード会社の損保会社がアメリカ系ではない場合、カード会社の損保会社に、出発前に海外旅行保険を証明するものを送ってもらいましょう。
キューバでは他の国のように、忘れたら現地に着いてから買おうと思っても、売ってない物も多く、もし売っていても質が落ちるのに日本より高かったりするので、必要な物は忘れずに日本で揃えて持って行くことをお勧めします。
おまけでもらった家に眠っている時計やボールペンなど、現地で仲良くなった子供にあげると喜ばれるかもしれません。
親切にしてもらった、お年寄りには、石鹸なんかが喜ばれるかも。
ハバナからサンティアゴ・デ・クーバ方面に向かうとハバナより気温は高いが、ハバナの天気はこちらで確認すると良いと思う。
向こう一週間の天気予報の他に、過去の天気もマンスリーで見る事ができ、天気、最低気温、最高気温、湿度なども記載してあるので、持って行く服を準備する時に参考になると思う。観光に適したシーズンは、11月頃から5月中旬位迄になると思う。
一番寒くなるのは12月から2月で、12月から2月の間でも日中気温が30度になって泳げそうな日もあるが、この時期は最低気温が10度以下になる事も数回ある。
この時期は時間帯や日によって、夏服、長袖、セーターが必要になる。
サマータイムは近年では、3月の第2週目の日曜日から始まっていたが、2011年は第3週目の日曜日から始まり、2012年は4月1日から始まった。
サマータイム期間中は日本との時差が13時間になり、日本時間の夜10時は、キューバ時間の朝9時になる。
10月の最終日曜日から冬時間になり、日本との時差は14時間になり、日本時間の夜10時は、キューバ時間の朝8時になる。
サマータイムの頃になると街路樹に花が咲き乱れ、爽やかな季節がおとずれ、日没も日に日に遅くなり20時過ぎまで明るくなり、夜9時を過ぎても家の前で子供たちが遊んでたり、オールドハバナやセントロハバナの住宅街は、夜も通りが賑やかになる。
私は、サマータイムになる3月中旬から5月中旬までの時期が一番好きだ。
写真:ハバナ郊外のビーチ 欧米人もそうだが、キューバ人も年齢や体型に関係なく、ビキニを着た女性が多い。
サマータイムになる辺りから、ハバナではボチボチ泳ぎに行くキューバ人が増え始め、9月も終わりになると泳ぎに行くキューバ人はハバナでは殆どいなくなる。
2011年4月第一週目の日曜日のPlaya del Este (Mar Azur)
キューバ人は5月になって最初に降る雨を身体に浴び、その雨を浴びることが厄除けだったり、健康祈願だったり、その雨を浴びながら願い事をする人もいる。
5月に入って雷を伴う雨が降ると、雨期に入り、夜になると雨を伴わない稲光で空が光ることが時々あり、一日中雨が降ることは滅多にないが、一日中どんよりと曇る日が増え、6月に入ると気温も湿度も一年でもっとも高い蒸し暑い時期に入り、そんな日が9月いっぱい位まで続き、日中は外に出るのが億劫になる。
雨季に入る5月中旬頃から天気が悪い日が続いたり、その頃から9月までは、とんでもなく蒸し暑い時期になるので、5月中旬ごろから9月は、観光旅行には適さない時期になると思う。
8月中旬位から11月上旬位迄はハリケーンが来る可能性があるシーズンになるが、2度3度と来る年もあれば、全く来ない年もある。
10月に入ってもまだまだ暑い日は続くが、湿度も若干下がり、朝晩も涼しくなり始め、サマータイムが終わって冬時間になると夕方6時には外は真っ暗になり、11月も中旬を過ぎた頃になると日によって暑い日や涼しい日や肌寒い日があって、気温の変化が激しくなり始め、この頃から風邪をひく人が増え始め、夜、家の前に出ている人も少なくなり始める。
キューバから日本に電話をかける
GSMの携帯電話をキューバに持参している場合や、ホテルに泊まっている場合は問題ないと思うが、その他の場合、キューバの電話会社(ETECSA)のプリペイドカードを購入して国際電話をかけることになり、カードの額は5CUC、10CUC、15CUCまでしかない。
カードは電話会社、主要ホテル、主要ホテル内の旅行会社で購入可能だが、売り切れの場合も多々あり、入手が困難な時もある。
電話会社に設置された公衆電話の他、民宿の電話からもプリペイドカード番号を入力すると、プリペイドカードの料金内で通話が可能。
市内電話は10分話しても0.5ペソ(約2円)なので、宿泊している民宿では無料で使わせてもらえます。
キューバから日本へはコレクトコールが出来ないらしく、10CUCでは、キューバから日本へは3分も話せない。
ハバナリブレホテルの1階に、交換手を通して通話した時間だけクレジットカード払いで支払えるサービスがあり、アメリカに20分かけた時、通話料金は6000円程だった。
携帯電話を持参していても、キューバでは電話のベルが鳴っただけで電話に出なくてもカウントされる場合があるらしい(ドコモ談)。
ドコモは、キューバから日本に電話した場合は1分間380円、電話を受けた場合でも1分間220円。
ドコモのiモードメールは送信しても受信しても100パケットまで100円。
ドコモのSMSは、日本からキューバへも、キューバから日本へも、キューバ国内からキューバ国内へも使えません。(Cubacelからドコモへはキューバ国内ででも、キューバから日本にも届きます。)
インターネット
インターネットは主要ホテルやカピトリオでもすることが出来、料金は1時間5CUC-10CUC程で平均的な料金は1時間6CUC。国際電話も高いがインターネットも安くない。
電話会社や郵便局でも出来る所があり、キューバ人が利用している1時間1.5CUCの安いところは、キューバのイントラネットeメール専用サイトしか開けず、@correodecuba.cu のアカウントを取得して、メールの送受信をする。
ETECSAでは、30分3CUC、1時間6CUCのインターネットカードを売っていて、そこでもネット利用が可能だが日本語が文字化けする。パスポートの提示が必要。
べダード
ハバナリブレホテル、ホテルナショナル、メリアコイバ、リビエラホテルなどでも可能。有料でwifi 可能なホテルや、24時間OKのホテルもあるが、インターネットのカードが売り切れでPCが利用できない事も結構ある。
オールドハバナ
カピトリオは、1時間が5CUCで、5時間が20CUC、PCは10台ほどで、そのうち日本語が表示されるPCが3台程あった。インターネットをする場合はカピトリオの入場料は不要で入り口でインターネット料金を払うか、使い残しがある場合はレシートを見せる。17時までに入れば18時まで利用できるが、17時30分頃になると職員が早く帰りたがったり、時には16時で入場を断られたり、待っている人も常時4、5人いたり、あの階段を上がって入り口にたどり着いたと思ったらメンテナンスでお休みの日もあり、インターネットの速度も遅い。
サラトガホテルは、1時間が10CUC、余った時間は後日使える。日本語表示OK。
サラトガホテルやパルケセントラルホテルはWIFIが可能で、自分のPCを持ち込めば日本語が打てる。
イングラテーラホテルは台数も多く24時間利用出来て便利だったが、今は夕方で閉まり、料金も高くなった。
プラザホテルは、1時間6CUCだが、カードが売り切れの時が多い。
ホテルや企業などではインターネットに接続しており、仕事や留学で来ている外国人も申し込んでお金を支払えば(1ヶ月30時間で30ドル)自分の部屋でインターネットができ、医者もイントラネットを利用してeメールは出来るが、一般キューバ人が自宅でインターネットをひくのは違法になる。が、外国からの仕送りがあるキューバ人やCasa Particularのような個人商売をしている恵まれた家庭のキューバ人はPCや携帯電話を持った人も多く、その中の一部の人は違法に自宅にインターネットをひいている。
セントロハバナにある、あるCasa Particularでは、1分単位でネットが使える。(1時間3CUC)事前予約が好ましい。
日本では、自宅で手軽にネットや国際電話ができ、スーパーマーケットに行けば1軒の店で食料品が揃い、車で行けば重たい荷物も楽に運べるが、キューバでは徒歩が主になり、鶏肉はCUCショップ、野菜は市場、じゃがいもは別の店と一軒の店で全ての食料が揃わず、ネットや国際電話をするには日本以上の費用と労力を要し、その辺の部分では、日本のようにシンプルでは無い。
キューバの祝日
1月 1日 革命成就記念日
5月 1日 メーデー
7月26日 革命記念日
10月10日 独立戦争開始記念日
12月25日 クリスマス
その他のイベント
1月1日、元旦の夜は、革命記念無料コンサートで、複数の有名アーティスト達がステージで夜中まで歌い、テレビでも生中継している。踊っている時の彼らは、水を得た魚のように生き生きとした表情をして、実に楽しそうにみえる。
国民の数少ない娯楽の一つで、彼らの楽しみは、時々ある無料コンサート、自宅で大音量で音楽を聴く、フェスタで飲んで踊る、映画館に映画を見に行く(2ペソ、約8円)、コッペリアにアイスクリームを食べに行く、テレビのドラマを見る、マレコンに行って恋人や友達と集まっておしゃべりをする、恋をしてときめく、スポーツで身体を鍛えるくらいしか、ストレスを発散したり、楽しめる術が一般キューバ人にはないが、その時、その時を一生懸命楽しんでいる。
2月14日はバレンタインデー、キューバでは、この日女性は近所の方から「おめでとう!」と言われ、男性から女性に花や香水なんかをプレゼントし、お金に余裕がある男性は彼女をレストランに連れて行ってあげている。
この日、5歳の男の子が母親に付き添われ、近所の同じ歳の女の子に花束を渡し、女の子はお礼に頬っぺにチューをしながら照れていた。キューバの子供は早熟。
3月8日は国際女性の日、日本ではあまり馴染みがないが、この日も女性は「おめでとう!」と言われ、女性にカードや花をプレゼントをしたり、この日は夫が家事をする家庭もある。キューバ人男性はフェミニストが多い?、常日頃から料理をする男性は多く、メルカドに買い物に行ったり、車道側を歩くのは常に男性で、バスの乗り降りの際には女性に手を差し伸べ、女性のバッグを持ち、今日は綺麗だね!等と女性に褒め言葉を言い、一輪の花をプレゼントしたり、キューバ人男性は何かとマメな人が多く、キューバ人女性は甘やかされてる?最近の日本も共働きが増え女性が強くなった反面、派遣社員の増加に伴い草食系男子が増えて変わってきてはいるが、まだまだ平等性の面で日本みたいな国は、先進国の中では日本だけかもしれない?
5月の第二日曜日は母の日、この日も女性は「おめでとう!」と言われ、金粉を施された豪華な花束(20ペソ-80ペソ)(約80-320円)や、カードや1本の造花1CUC(約100円)を母親にあげ、友達からもカードをもらう人も。キューバやラテンアメリカの男性はマザコンが多く、高校生位の多感な年頃の息子でも、母親を膝に抱いたり、母親のお尻を掴んだり、母親命の息子が多く、母親の言う事に従順な息子が多い。
ある家庭では、この日は娘が家事をやり、ゲイの兄がシングルマザーの妹に手製の洋服をミシンで縫ってプレゼントしていた。それにひきかえ6月の父の日は影が薄い。
写真:口から火を噴きだしそうな怪獣顔をしたニューハーフ
べダードのマレコン近くにあるBimbonは夜11時を過ぎるとゲイやニューハーフの溜まり場
ハバナでは、夜になると女装をして通りに繰り出す男性、男性同士で同棲するカップル、年齢差カップル、籍を入れずに一緒に暮らすカップル、何度も結婚と離婚を繰り返す人、未婚で出産する人等、色々な形の愛があり、社会システムの違いもあり、特に恋愛観や仕事に対する観念が、日本とは掛け離れていて、その辺においては自由で寛容な国だと思う。
12月31日、大晦日は特別な料理を作り(お金のない家では豚汁みたいなアヒアコと言うスープを作り、近所の人にも振舞っていて、いただいたが、豚肉の脂の臭いが強烈で吐きそうになった。)、男性陣はドミノをしたり、夜は夜中までフェスタ。お金に余裕のある家庭は、靴や服を新調し、新しい服と新しい靴で新年を迎え、午前零時になったら、バケツに入れた水を外にまいて、厄払いをする。
空港内と市内の大きなCADECA、市内にある一部の銀行、市内の一部のホテルでは日本円からの両替が可能で、ホテルの両替は銀行やCADECAの両替率に比べたら若干落ちるが、キューバの場合、空港での両替も、他国の空港での両替のような大差はない。
空港内のCADECAは、午前1時でも開いていたので、到着便がある限り、深夜でも開いている。
VEDADOのコッペリアの近くにあるCADECAで働く中年女性は、頻繁に両替した金額を誤魔化すので注意。1CUCだったり、ひどい時は20CUC足りない時もあったので、その場で、レシートの額と、実際に渡された額を確かめましょう。
2011年3月13日までは1CUCは1.08 US$に固定されていたが、2011年3月14日から為替レートが変わり、今年に入り3月13日までは1CUCが90円から93円の間を行ったり来たりしていたのが、3月15日に両替した際には1CUCが84円強で、4月にキャッシングした際には100CUCが103.25US$だったので、1CUCは1US$に3%強の為替手数料に変わったようだ。
アメリカドルの変動によって為替レートが決まる。BANCO CENTRAL DE CUBA の本日のオフィシャルレート
一番不利な通貨がアメリカドルの現金。引き続き2011年3月14日以降もアメリカドルは、為替レートから更に10%の手数料を取るため、アメリカドルの現金は持って行かないほうが良い。アメリカドルでもトラベラーズチェックの場合は10%の手数料は不要で、他の通貨のトラベラーズチェックと同じ3.5%の手数料のみ払えばよいらしいが要確認。
一番有利な通貨は、2重の両替手数料がかからない分、日本円から直接キューバの通貨に換えるのが一番得。しかし、日本円から両替できる銀行やCADECAは少ないので、空港でまとめて換えておくと短期滞在の場合は時間の節約になるかもしれない。
オールドハバナのObispo通りにあるカデカは朝8時から夜9時まで営業しており、仕事帰りの時間帯等は混んでいることもある。
日本円からの両替にはパスポートは不要だったが、最近はパスポートを求められる。
トラベラーズチェックや、窓口でクレジットカードからキャッシングする際にはパスポートが必要になる。ここのカデカは毎回、小数点第二位までキッチリくれる。ATMも併設している。
銀行は午後3時までで、日本円を両替してくれる銀行は少ない。
銀行は大体いつも混んでいて、両替の際にパスポートが必要。
バンコメトロポリターノでユーロから両替した時、レシートに記載してある1CUC以下の額をくれなかったので、言ってみたら、足りなかった0.65CUCをくれた。
今までも、アチコチの銀行で両替した時、小数点の額をもらえなかった事が結構あって、小数点は切り捨てられるのかと思っていたが、行員がネコババしていたようだ。
キューバ人の中には、両替の際の小銭までも、チップのようにあげてしまう人がいる。
ATMも併設しているが、無人の24時間営業の場合、スキミングの被害があるので、建物内にあるATMを利用した方が無難。
どこの銀行でも殆ど両替可能なのが、ユーロやカナダドルやイギリスポンドで便利だが、日本で外貨を両替して行く場合、カナダドルは10%程手数料がかかり、イギリスポンドも手数料が安くないので、日本から外貨を現金で持って行くのなら、ユーロが一番お得になると思う。
エアーカナダのトロント経由で行く場合、カナダでの日本円からの両替率が良ければ、カナダで日本円をカナダドルに換えても良いかもしれない。
クレジットカードからのキャッシングも可能。
アメリカ系のクレジットカード会社で発行されたカードは使えない。
ATMでのキャッシングの際は100CUC=100US$+手数料3.25US$=103.25US$という具合になり、ATMでのキャッシングの際には引き出す金額の3.25%の手数料がかかるようだ。
2010年10月からセゾンカードはATMでのキャッシング利用の際に1回に付き所定の手数料がかかるようになった。それに借り入れ期間の利息が付く。
ATMはスペイン語と英語の案内になっている。
シティバンクなどアメリカ系のクレジットカード会社で発行されたカード以外だと、デビットカードもATMで使える。
キューバでは空港内を除く殆どのお店でクレジットカードが使えない。
クレジットカードが使えるのは一部のホテル、航空会社、極一部のスーパー、ガソリンスタンド位に限られて、殆どのレストランでも使用できないので要注意。
TC(トラベラーズチェック)の場合は、アメリカ系だがアメリカンエクスプレスも可能。
日本でTCを購入する場合、外貨の現金に両替するより為替レートが良い。
キューバでは、TC使用の際に、為替レートから3.5%の手数料を引かれる。
オビスポのカデカではTC購入時のレシートの提出は不要だった。
TCから両替する場合、必ずパスポートを持参しよう。コピーは受け付けてもらえません。
パスポートのサインとTCのサインを照合されますので、パスポートと同じ言語でTCにもサインしておいてください。
上段が人民ペソ、下段が兌換ペソ
人民ペソへの両替の場合、1CUCが24人民ペソになり、CUCへの両替の場合、25人民ペソが1CUCになる。
観光客が利用するタクシー、ホテル、民宿はCUC、レストランも殆どがCUC払いになるので、短期の観光客が人民ペソを使用する機会は殆どないと思う。
両替詐欺
通りでは、時々両替を持ちかけてくるキューバ人がおり、100CUC(約1万円)に両替するつもりが100人民ペソ(400円)になって帰って来て、しばらく兌換ペソ(CUC)と人民ペソの違いに気付かない人が少なくないので、気をつけましょう。
両替は正規の銀行かCADECAかホテルで行いましょう。
cubatravel