December 27, 2006

UA CO合併説1

今日の話は旅行&エアラインヲタ以外には興味がなさそうな話題なので、そうじゃない人は読まなくてもいいかも(●´ー`●)

先日、UAとCO(コンチネンタル)が合併交渉を始めたというのがニュースになりました。

ここ最近のUAの行動は疑問符がつくものが多かったのですが、COとくっつくとなればなんか納得というか…。

疑問だった事1
NRT-JFK線を捨てた

UAが定期的なビジネス・観光需要のある成田-NY線を捨てるのは考えにくかったのです。確かにJFKのスロット(発着枠)を売れば利益につながるのはわかるし、UAがIAD(ワシントン・ダレス)を大西洋線・東海岸のハブにしているのもわかってるけど…。
IAD線って結構鬼門なんですよね。官僚以外乗らないから採算が取れにくく、政府とのパイプを強くする以外の価値はあまりない。アメリカのどこのキャリアだったか忘れたけど、ワシントン-モスクワ線で痛い目にあった話を聞いた事があります。
でもCOはNYC郊外のニューアーク(EWR)をハブにしており、NRT-EWR線を持っています。合併話が当時からあったとすれば、納得!なのです。

疑問2
UAがUSAirの上級会員にステータスマッチを掛けたという噂が流れた

ステータスマッチとは、ライバルキャリアの顧客に対し、自社の上級会員権を1年間無料であげて、最終的に上級会員を奪い取る事を意味します。床上手を自負する女が妻のいるエリート男を、彼の誘いにわざと引っ掛かったフリして最終的に寝取る様なものです。
例えば自分の場合だとUAのゴールドなので、NWとかAAに対して「UAのゴールドなんだけどさぁ」と持ちかけると(逆にエアライン側から話を持ちかけてくる場合も多い)、本年度に限りNWやAAのゴールドになれるのです。

上級会員=旅行と日常的にしている「おいしい」客な訳で、航空会社にしたら上手く奪い取れば、普通の会員を増やすよりも確実に収入増につながる。ほんと弱肉強食というか…アメリカらしい考え方ですよね。
日本のエアラインは「お上品」なので、この様なえげつない事はしませんが(よってNWやUA・AAに奪い取られるだけだったので、最近はコソコソ隠れてやってるとの噂w)、これをやるのは当然、他社への宣戦布告です。

数年前にUAとUSAirが合併しようとしたもののトラスト法で流れ、今年の春辺りは日本発の格安航空券でもUSAir便に乗れるなど、両者の親密さは増していました。

USAirは☆組メンバーでもあり、常識的にはUAがケンカを吹っ掛ける訳がないのですが、USAirがUAを切ってデルタとの合併を目指した結果、UAもUSAirに攻撃を仕掛けたのではないかと。業界2位で☆組中心メンバーのUAからしてみれば、業界1位のAAや同3位のDL相手ならともかく、業界6位との力の差は歴然としている訳だし。


しかし米国内でのブランドイメージはコンチネンタルの方がいい事から、本当に合併したらユナイテッドからコンチネンタルになるのでは?との噂です。

航空業界は常に外国との競争に巻き込まれています。
どんなにJLのホステス(なんちゃらアテンダントとも呼ぶらしいw)がプライドを持っていようとも、バンコクで香港行きのチケットを買った時にはJLがエアインディアと同じ位安かった様に、日本人以外にはあまり人気のないキャリアなのです。
日本語が通じる事しか価値がないというか…。

航空会社の価値は、以遠権部分でどれだけ評価されているか(高く売られているか)でわかります。
例えば日本-アメリカ線の場合、日本マーケットでは、JLなど日系>AAなど米系>TGなどその他…の順に安くなり、アメリカではAAなど米系>日系>その他ってなるのが普通です。
当然といえば当然なのですが、アメリカでAAやUAのチケットを買うと高いのです。JLは殿様商売の為それ程でもありませんが(別に飛行機を満席にしなくても、赤字でも潰れないからどうでもいいやーっていう匂いがする)、NHの安さには驚かされる事もしばしば。つまり自国(出発国)のキャリアのチケットが一番高値で取引され、次が到着国。そして以遠権で運航している会社です。そんな時、日本以外の国でJLのブランド力を見ると唖然とする事が多いんですよね。日系キャリアはかなり安値です。本当に裸の王様というか井の中の蛙なんだもん。

それでも日本そのものの経済規模が大きい事から、日本人相手だけでもやっていけるのでしょうけど、低利益体質は変わりません。
2006年9月度の決算でJALが黒字を出したのも、本業以外の持ち株(JRとか)を売って出したものだといわれています。つまりごまかし。
JALにはよく訳のわかんない子会社が沢山あって、天下り組や役員達の憩いの場となっています。だからいくら値上げをしたり、満席になった所で彼らのボーナスと子会社が増えるだけで、体質が強化される事はまずないのです。極東航空も似たり寄ったり。

それを感じたのが、石垣島でのマッタリ〜ナホッコリ〜ナやJALライナーなのです。航空会社なのに、無料で訳わかんない観光バスを出してどうする。地元との癒着があるのはわかるけどさぁ。

あるいは、某飛行機ヲタの掲示板によるとクリスマスイブにグラホが100人以上並んでペンライトを振っていたり、サンタなどの仮装をしていたとか。この時期に仮装したりとかはアメリカでもありがちですが、それは従業員が誰か(同僚とかね)を笑わせる為に自腹でやっていたり、仕事中にちょこっとやるものであって、この為だけに半強制的にやらせた挙句、人件費に響いてくるのは本末転倒。
経営陣が株主総会の2日後に増資を発表する様な、株主軽視の企業だけあって、全然赤字企業という自覚がないのが笑えます。

また日本だけにいると気がつきにくいのですが、現在ほとんどのエアラインでは紙製の時刻表を作っていません。もしあったとしてもかなり薄かったり紙質は悪く、最低限の時刻と情報しか載っていない様なもの。あるいは旅行代理店には配らず、そのキャリアのオフィスに行かないと手に入らないとか。
それが日系キャリアときたら総天然色カラーで、たいして便数もないのに、140ページ近くにもなっています。そのうちのかなりの頁が芸能人を使った派手な広告に割かれていて、どう見ても広告会社との癒着を感じさせるものです。

ある個人大株主の方がおっしゃられていましたが、数億円使って芸能人の広告を打つのなら、その広告を打った事で数億円分のリターンがなければ、赤字企業が広告をする価値はないんですよ。
どんな綺麗な芸能人に「(●´ー`●)おきなわ〜っ」って言わせた所で、高級クラブ好きのオッサン相手ならともかく、肝心の安全性に問題があったり、コストパフォーマンスが最悪ならブランドイメージは上がらないのです。
(ここまで書いて思ったけど、エアホステスwの太ももさえ見れれば満足のエロオヤジが多いから、何も変わらないとも取れるなw)

それでもこの時刻表に使い出があればいいのですが、国際線のページでも運航日やスケジュール変更など肝心な所が日本語だけでしか記載されていなかったりして、結局日本語が読めない人には使えないのです。嗚呼、日本人の為だけのエアライン。。

日本のエアラインは燃油の値段が上がり、自助努力も限界だから運賃を値上げするのではありません。顧客の推移に関係なく子会社の役員達が昨年以上のボーナスを欲しがってるから、上がるのです。そして意味の無い子会社も無くなる事はないでしょう。

燃油サーチャージはシンガポールケロシン価格で決まると主張していますが、今年8月以降は下落しているはずなのに、何故値上げ?

旅行オタになればなるほど、自腹でJALには乗らなくなる。その一方、
日本語しか話せなくて、「お客様は神様だから何でも許される」と思う人ほど好む。
従業員は世界の航空事情に疎く、赤字企業との自覚は皆無でプライドだけ高い。
その事が、このエアラインの問題点ではないでしょうか。



cubbear at 14:56│Comments(6)TrackBack(0)海外旅行難民 

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この記事へのコメント

1. Posted by ひだまりの猫   December 28, 2006 00:16
私が前勤めていた会社では出張時には原則、JLを使う決まりでした…JALの社債の引受じゃんじゃんやっていたからかな…日本のキャリアって他国がクリスマスのテロに警戒している時にのん気ですね。
個人的にはTGが一番好きです。
ところで以前のコメ返しで南米について教えてくれてありがとうございました!やっぱり治安が一番のネックですね…あとは広いので現地の移動がたいへん。ツアーを検討してみます。
2. Posted by M   December 29, 2006 17:04
余談ですけど・・・



レックスクローズです。
3. Posted by 太郎   January 03, 2007 16:44
なぜUAなんですか?
従業員の質や機内の清潔さ、HPの使いやすさなどどれをとってもNGです。
星組の中で確かに売り上げは大きいです、でもそれはアメリカ国内線の市場の大きさを考えたら当たり前でしょう?
実際チャプター11を過去に申請したことあるように、どちらかといえばお荷物企業だと思うのですが。

UAの長距離とか本当うんざりで、あまり乗りたくないです。
4. Posted by ヽ(*бvб)ノ   January 08, 2007 22:52
ひだまりの猫さん
そんな目に見えない「縛り」があるからJALは潰れないし、サービスも向上しないんですよ。
表面は華やかでも、内面はアエロフロートなど旧共産圏の航空会社と変わりません。
南米については、ペルーは絶対に外せないと思います。アルゼンチンやブラジルは大国の割に見るべき所は少なかったかも…。

Mさん
やはりそうですか…

5. Posted by ヽ(*бvб)ノ   January 08, 2007 23:18
太郎さん
UAが優れているのはマイルを貯めている人にとっての費用対効果ではないでしょうか?もちろん、国や会社のお金を湯水の様に使っていい人間にはJALはすばらしいかもしれませんが、CAが表面ではニコニコ、裏では陰口を叩くホステスみたいなキャリアは特殊だと思います。常識的ですが、従業員の質や機内だけを考えると自分が乗った中ではSQが一番です。

また米系上位7社でここ最近でC11を適用されていないのは、最大手のAAとCO、サウスウエストだけです。そのCOも以前適用を受けていたし、AAもC11を検討していました。C11は経営整理の意味合いが強く、組合に守られた従業員の解雇がしやすくなる等、日本の倒産とは違う様な気がするのですが…。日本でいう倒産はC7の方かなと。
6. Posted by ヽ(*бvб)ノ   January 08, 2007 23:22
(続き)

世界で一年間の搭乗者数が多いのはLHR-CDGでもNYC-WDCでもなく、羽田-新千歳です。その美味しい路線を実質上2社で寡占しているにもかかわらず、黒字にできないのは不思議です。実際KEがJLの撤退した日本の地方都市-京城線に入り込んできて利益を挙げている事が、JLの不甲斐なさを象徴している様に思えます。

でも、UAに限らず米系の長距離とか確かにうんざりですね。
エコノミーのシートが狭いし。
エコノミープラスになってからは逆に他社より快適に感じますけど…。
だからと言って「のーきょーかんこー」あるいは「銀座のクラブ」的に騒いでいるJLに乗る気はしないんだよな…。

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