前回に引き続き、子宮筋腫について書いていきます。

子宮筋腫を開腹手術するメリット・デメリットは?

子宮筋腫に対して、開腹手術をするということは、子宮を摘出しなければならないか、筋腫が子宮外にあるか?

ということだと思います。

(1)開腹手術とは?

まず、開腹手術に関してですが、これは子宮筋腫に限ることではなく、盲腸だろうが骨折だろうが、同じこととして考えてください。

開腹手術というものは、皮膚を切るということです。

皮膚を切った後傷口が塞がると、大抵の人が治ったといいます。

けれど、傷口って本当に治っていますか?

本来治ったというのであれば、元通りに戻ったということではないでしょうか?

では、手術をした傷口は元通りに戻ったのでしょうか?

そうですね!

一生傷口は手術の後として残ってしまうわけです。

子宮筋腫の問題があったから、手術をするために、開腹手術を受けた。

その結果、子宮の問題はなくなった。

けれど、一生消えない傷が残ってしまった。

これが、開腹手術です。

さらに、開腹手術はそれだけには留まりません。

開腹手術で皮膚を切る。

そして、手術後には、切った皮膚同士を繋ぎ止めるということをします。

この時、必ず、皮膚を引っ張らないと、うまく縫い合わせることができません。

人間の身体は、皮膚一枚で覆われています。

どこにもつなぎ目のない、きれいな一枚の皮膚に覆われているんです。

その皮膚を引っ張ってつなぎ合わせる。

その結果、どうなるかというと、どこかの皮膚はパンパンに張ってしまうかもしれません。

どこかの皮膚は、たるんでしまうかもしれません。

確実なことは、手術の前と手術の後では、皮膚の状態に明らかな違いが、全身的に起きているということ。

皮膚が引きつれているところは、血液が通りにくくなります。

皮膚がたるんでいるところは、むくみやすくなります。

要は、異常サインを発しやすくなるということです。

しかも、そのサインは、手術とは一切関係のなかったところに起こる可能性がある。

これが、開腹手術というもののすべてです。

(2)子宮の全摘出手術とは?

子宮という臓器は、妊娠し、胎児を育成する重要な臓器です。

この臓器がなければ、人類が生き残っていくことができません。

いくらお金があっても、いくら知恵があっても、いくら科学を使っても、子宮がなければ、人類を生み出すことはできません。

もしかしたら、もう少しで妊娠せずに、人間を作るような技術ができるかもしれませんが、もはや、そのような動物は、人間の姿形、脳力を持っていたとしても、人間とは言えないわけです。

なぜなら、人間とは、人と人の間に生まれ育った動物のことを人間というからです。

ですから、科学から生まれた人間型ロボットは、決して人間ではないのです。

少し話がずれてしまいましたが、子宮をなくしてしまうということは、女性として、生きてきた意味を失うことともいえる、非常に大きな決断をしなければならないことなんです。

従って、子宮筋腫があり、

「どうせ妊娠もしないし、生理の時に苦しいから、子宮はいらないかな?」

という安易な考えでは、決して全摘を選択してはならないということです。

また、子宮がなくなるということは、子宮があった場所が空洞になるわけです。

しかも、内臓の中では、一番下にある臓器がなくなった。

すると、どうなるかというと、上の臓器が落ちてくるのは目に見えています。

落ちる臓器は、胃腸です。

便秘や腰痛、食欲不振などを起こしてしまうかもしれません。

大腸に宿便を多く持っている人であれば、その重さで直腸を圧迫し、痔や大腸がんを誘発してしまうかもしれません。


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子宮は、肝臓と腎臓の力が交わって機能している臓器です。

子宮がなくなると、肝臓や腎臓の機能に異常が出てしまうかもしれません。

肝臓は、目や筋肉、血液などとつながっています。

腎臓は、骨や耳、生命力などとつながっています。

また、感情面でもイライラ感や恐れ、驚きなども、肝臓と腎臓は絡んできます。

従って、子宮がなくなることで、これらの部分でも、問題が出てくる可能性があるわけです。

そして、子宮を切り取った場所には、しばらく傷が残ります。

この傷が、他の臓器や筋肉などと癒着してしまう場合があります。

癒着してしまうと、その部分をはがす手術を再度しなければならなくなり、手術後には、さらに癒着してしまう可能性が広がるという、終わりなき不安に駆られることになるわけです。

(3)子宮外にある子宮筋腫の摘出手術とは?

子宮外に筋腫がある場合には、子宮自体はそのまま残す可能性があるので、胃腸が下垂する可能性は少なくなります。(可能性が少ないというのは、子宮以外の問題でも十分下垂はするからです。)

しかし、子宮のが胃壁には、傷がつきます。

傷は、先に上げたように、癒着の可能性が高まります。

ですので、子宮外で、子宮内には傷がつかず、そのまま子宮を使い続けることができるからと言っても、危険性がなくなるわけではないということです。

(4)子宮筋腫に関する開腹手術のメリット・デメリットは?

子宮筋腫に対して、開腹手術を選択するという時には、上記の内容を超えるような危険性がある場合。

もしくは、日常生活を続けることが困難な状態が続いている場合などに、開腹手術をすることで、延命を図ることができたり、日常が楽に過ごせるようになったりするわけです。

逆に、デメリットは、上記に上げたものが全てです。

もしかしたら、もっとデメリットはあります。

けれど、手術をすることで、その後も生き続けることができます。

そして、大量出血や、貧血を起こすほどの痛みから逃れることができます。

それほど、日常で困っていないが医師から勧められたから、開腹手術をする。

という場合には、ほぼデメリットしかないと考えていいと思います。

もう一つのデメリットは、必要ない手術に対する、資金の流出と、時間の浪費です。

けれど、子宮筋腫の場合、未成年が手術を選択するということはほとんどありません。

ですので、手術を決断するのは、あくまでも大人である一人の女性が決断することですので、手術後に何が起きても、医師の責任よりも、手術を決断した本人の責任となってしまいます。

手術を決断し、お腹に大きな傷を作り、その結果、さまざまな症状が起き始めた。

その後、オペを担当した医師に文句を言っても、何も元には戻らない。

あくまでも自己責任なんです。

後悔する可能性があるような条件での子宮手術に関しては、十分に検討する必要があります。


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 コメント一覧 (3)

    • 3. キュアハウス
    • 2014年02月12日 16:55
    • ローズさん

      コメントありがとうございます。

      子宮が無くなるというのは、現代医学が生まれる以前にはありえないことでした。

      しかし、子宮を全摘することで、寿命が延びる可能性が高まるということが、病状によってはあり得るので、医学的には、進めている手法なのです。

      けれど、臓器には、それぞれの役割があります。

      その役割を取ってしまうと、どうしても、本来の状態を維持することはできなくなります。

      特に子宮や卵巣、乳房というものは、女性のシンボルです。

      男性でいえば前立腺や睾丸などがあります。

      よく更年期障害という言葉が有名になっていますが、閉経前後に起きる様々な症状が、女性器の機能が落ちた時の運命になります。

      男性器の場合も同様に男性更年期障害というものもあります。

      女性としての体質が少し狂った状態にはなります。

      けれど生きてはいけます。

      生きていくには、仕方のない決断にはなります。

      しかし、その半面、女性の最大の機能である、妊娠出産ということは、難しくなるというものになります。

      男性から筋力を奪い取ったものと同様になります。

      かといって、生きている価値がないかというとそうではありません。

      ここが難しいところですよね!
    • 2. ローズ
    • 2013年12月09日 22:51
    • 1 >子宮をなくしてしまうということは、女性として、生きてきた意味を失うことともいえる、非常に大きな決断をしなければならないことなんです。

      子宮がないと、女性ではないという表現は不適切ではありませんか?
      子宮がなくなると何になるのですか?
    • 1. あい
    • 2013年05月06日 05:29
    • 酷すぎる記事
      手術した人の痛み悲しみを全く理解していない
      血も涙もない冷酷人間の言うことだ

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