不定愁訴編━足も肩も不眠胃痛も原因は運動不足


30代 女性

この数週間、いろんな症状が現れ悩んでいるとのこと。

◎身体を前に曲げると、右太ももの後ろが痛む。
◎肩を回すとボキボキ音が鳴る。
◎寝ても2時間ほどで目が覚めてしまう。
◎食事を取るとすぐ胃が痛くなる。

などの、症状が日増しに強くなっているという。

まず、考えなければならないのが、胃痛である。

胃が痛むということは、胃酸が出過ぎているか、冷え固まっているかのどちらかだ。

そして、もう一つ、不眠があるということは、交感神経が働き過ぎている証拠である。

ということは、胃酸過多になっている可能性が高い。

さらに、胃酸過多で、胃壁を荒らしてしまった場合、脚と肩の前側の筋肉が硬くなる。

どちらも確認すると、やはり固まっている。

しかも、右側だけである。


この患者さんの症状は、脚も肩も右側に感じている。

これで、原因は、胃酸過多ということで、全ての症状を改善できそうである。

そこで、脈で最終確認をすると、意外にも胃の興奮性よりも、小腸大腸の機能低下の方が強く現れている。

これは、副交感神経が機能しづらくなって、交感神経が機能し続けているとも考えられる。

ところが、この患者さん、排便機能には全く問題がないという。

細かく質問をしていっても問題なさそうである。


では、何で腸の機能低下の脈が出ているのであろうか?

と考え、一つの答えを仮説として出してみた。

それは、腸で吸収障害が起きているのではないだろうか?

吸収できない代わりに、大事な栄養素も、全て排便として出してしまっているのではないだろうか?

こう考えると、自覚的に常に疲労感があるが、食欲はあり排便もしっかりしている。

しかし、食べると胃が痛む。

という、症状に合点がいきそうである。


これを踏まえて、胃腸の状態を整えることに集中し、お灸を行った。


そして、立ち上がってもらい、前屈と肩を回してもらうと、どちらも改善している。

後は、食事と睡眠の問題がどう変化しているかだ。



この患者さんの問題点は、腸の吸収障害にあると考えられる。

そして、その原因は、運動不足にあった。

一日通して、ほぼ身体を動かしていない日常があり、筋肉へ栄養を運ぶ必要性のない身体になってしまっていたのだ。

通常では、考えられないことであるが、現代社会においては往々にしてあるケースだ。

そこで、食前に使っていない筋肉を動かし、筋肉へ栄養を運ぶ準備を整えてから、食事を取るよう工夫してもらうことにした。



うまくいっていればいいのだが…?


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