11月21日に大阪府議会議員団の花谷充愉幹事長に
患者を代表して陳情書を提出して下さったhiroさんから
ご報告を頂きましたので、以下に掲載いたします。  


最近何度か書かせていただいた大阪府立成人病センターの移転問題に絡んだご報告です。


 皆様もご存知のとおり、大阪府立成人病センター研究所における「単純ヘルペスウ
イルス1型腫瘍溶解性ウイルスを用いた肉腫・GIST・悪性中皮腫の標的遺伝子療法の開
発研究(高橋先生、山村先生)」は、2005年に10万5553名の肉腫・GIST患者、患者家族
の署名のもとにはじまった研究です。

 ところが、降ってわいたように今回の問題が起こりました。
 10月20日付けの産経新聞と毎日新聞紙上で、大阪府立成人病センターに対して「自
民党府議団が大阪府知事に『ウイルスをつかった標的遺伝子療法の開発研究の地域住
民への危険性』に関する質問状」を提出したという記事が掲載され、同様に10月7日付
けの朝日新聞に、「移転先地域住民39名から、成人病センター研究所で行われている
治療法や診断法開発のための病原体研究(肉腫•GIST•悪性中皮腫の標的遺伝子療法の開
発研究)で用いられている病原体(単純ヘルペスウイルス1型腫瘍溶解性ウイルス)が、
外部に漏出して地域住民の健康に回復しがたい被害が生じる可能性があるとして、移
転差し止めの仮処分申請が大阪地裁に行われている」との記事が、また翌10月8日付け
の毎日新聞と日経新聞にも掲載されました。一方、自民党府議団から大阪府知事に対
する上記の質問に対して、府知事は「研究は安全基準を満たした研究室内で行われて
おり、地域住民に危険が及ぶことはない」と自民党府議団へ回答しました(10月21日付
けの新聞記事;産経新聞、毎日新聞)。

 その様な中、私たち肉腫•GIST患者•患者家族11名は、11月21日に自由民主党大阪府
議会議員団の花谷充愉幹事長の事務所を訪問し、肉腫•GIST患者・患者家族でつくる3
つの団体を代表して、上記の件についての患者•患者家族の懸念を表明した陳情書•要
望書(写真)を花谷幹事長にお渡ししました。

 今回参加した肉腫患者の1人は、花谷幹事長ご自身から大阪府立成人病センターの高
橋先生に肉腫の治療を依頼された患者であったため、高橋先生と山村先生も花谷幹事
長に経過報告することもあって同行されました。
 余命宣告を受けて、絶望の中で成人病センターの高橋先生の外来を受診したこの患
者さんは、その後、キュアサルコーマボードの先生方による共同治療連携によって治
療を続け、1年半たった現在も病状は安定されています。

 私たちは、ご多忙の中、花谷幹事長が貴重な時間を割いて肉腫•GIST患者・患者家族
の気持ちに耳を傾け、陳情書•要望書を受け取っていただいたことに感謝します。また、
この事により、私たち希少疾患患者・患者家族の立場をご理解いただき、今後の事態
の収束に向けてさらなるご助力をいただきますよう自由民主党大阪府議会議員団に対
し要望するものです。

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 hiroさんをはじめ、患者さんとそのご家族が、
自民党の花谷幹事長の事務所を訪ねて陳情書を手渡して下さったことに、
熱くお礼申し上げます 
hiroさんは治療を受けておられる身でありながら、私たちを代表して入院先の病院か
ら出向いて下さいました。
それぞれの患者さんも、抗ガン剤の副作用や手術の傷が癒えない中を話し合いに参加
して下さいました。
本当にありがとうございます     

 本日の緊急提言によって、私たち肉腫・GIST患者、患者家族の決意と心からの願い
が、今回の問題に関わる自民党府議団や地元住民の人々に届きますように