
ちーーっす。
スリランカシリーズ第二弾だよ。
今日のタイトルは椎名誠からパクリ、あ、みなさん知ってますね。
素敵でしょう、このかまど。
ここはサミーラ君の実家。ベントータという海沿いの土地です。ここでは地元で大きな人寄せイベントがあると料理を仕切っているプロの男性(師匠と任命)、サミーラ君のお母様、ご近所の奥様方たちが交代で香取とタッグ戦・・・(笑)三日間滞在しました。
このテラコッタのかまどは下で炊くと右上方の穴にも同時に熱が渡るため、左側が強火、右上は煮込み用の弱火と一石二鳥な優れもの。
やはりね、現地の火加減って大切なんです。インドでもそうですけどガスだって日本とはカロリーが違うから同じ火加減ではだめ。勉強勉強!

ガルガムワという街の旧家です。
最終修業先はここ、このご家庭はアーユルヴェーダ医師の家系で、特に伝統的な台所でした。
ココナツオイルの煙などを考えるにやはり基本はキッチンは野外。
そしてかなり清潔にしていないと虫や蟻で大変な事になるし、道具もいかに手入れされ美しく配置されているかなどでその家のお料理のレベルが解ります。
どのお宅も素晴らしいお台所でした。
このお台所、外観はこんな感じです。風通しの良い日陰の過ごしやすい作り。
重い大きな石ミルは洗い流すことが多いので野外に配置されています。
パイナップルのカレーです。涙ものの旨さです・・・・
器(鍋なんですよ)に注目してください。
ケララでアーユルヴェーダ治療施設の厨房で勉強したとき、伝統的な石か土鍋でしか料理をしないというポリシーのシェフに会いました。そこで初めて石鍋を使い、翌年カルナータカ州ウドゥピのアーユルヴェーダドクター宅で初めて土鍋を使いました。
インドで70箇所以上の家庭で料理を習い、それらの鍋に出会ったのはその2箇所でしたが、スリランカでは3つの家庭で必ず土鍋が活躍していました。
パイナップルやタマリンドなどの酸味がはいると調理途中でも中身を金属鍋から土鍋に移します。壊れやすいのかと思いきやススで真っ黒になると強くなるらしく、しかもここガルガムワは土が良く土鍋を買うには最適な場所と聞いた香取は・・・・・
はいっ。買いに行きました。へっへっへ〜〜
土鍋屋さん(製造元)の店先では飽き足らず、奥のストックルームへGO!
店主さんも日本へ持ち帰るということで真剣に選んでくれました。
実は今日ペイズリーで土鍋を使ってみましたがすっごくいいかんじでした。スリランカで見てきた火加減を守っていれば放っておいてもめったなことでは焦げません。
洗米用ボール(そのうち解説)とともに4つ購入し機内持ち込みで帰ってきました。
料理教室ではなるべく現地の調理環境を再現するというポリシーです。
だから重くても(ドーサやイドゥリのグラインダーは20キロ弱で係官があきれた)デカくても(石ミルが入ったスーツケースをX線で見た係官は噴き出した)生ものでも(植物検疫の人にどうせ枯れると言う顔であしらわれ香取現在メラメラ燃え闘魂むきだし中)頑張ります。
日本の道具で作る事はいつでもできますからね、伝統の道具というのはその国の文化に沿って上手くできているものです。
おーーそうだ。道具といえばこれ!
スリランカの面白い包丁使い。インドでもどこだか忘れたけど一回か二回見た事ある。もう忘れてたよ。
要するにだねえ、テーブルの縁と自分の腹で包丁を刃を上にして固定するだよ。
で、上からしゅっしゅっと切る。
わかる〜〜?
で、私はハッと気がついた。
私の腹なんて、まだまだだっ!!!!
そうかっ、腹の肉は・・・このためにあるんだっ!!!!
めり込んで固定させるのは、すべて料理のためっ。
神様私たちの腹をありがとう!!!!
===ここで一同手を組んで天を仰ぐ===
(一同というのは由美子とsatvikと香取です)
さて。神々しい気持ちになったところででは次の話ね。
今回すっごく楽しかったのは、食材収穫から始めた料理です。
ベントータでの師匠がノリにノッてきて、「河にゆくから付いてこい」と仰る。
訳も解らず付いていったら・・・・
すっげーボートだった。
細い船二艘繋げて板乗せてイカダ状態で乗るのさ。周りのフチなんてないのさ。
あ、上半身脱いでるのが師匠ね。やだもんたら、肉体美に惚れてもうて大変だったのよお。
ちなみに師匠とサミーラ父上(前方左)をはじめ皆さん地元のオトコ。子供の頃からここは遊びのテリトリー。
水生植物をすっと手を伸ばして収穫したり「あの島には湧き水の渦潮があるんだ」と教えてくれたり、密造酒工場が昔あったんだ、とか面白い話てんこもり。
やがてハスの群生に船を止めると師匠がサブンと水の中へ!!
なんと!

ハスを収穫し始めたのです。
力を込めてハスを引き抜く師匠・・
盛り上がる筋肉・・
涎をたらすやだもん・・
いやーー男だねえ。
で、このハス、花は仏壇にお供えするとして根っこ(蓮根状ではなかった)も茎も実も葉も使うのです。
こうして食材をとるところから始める料理。わくわくします。最高の経験です。
そうそう、ここって野生のワニもいるんだって!人は食べない優しいワニだそうです!
その他、スリランカでもこの付近にしかないというマングローブに成る果実も採ってきて飲料を作りました。
そんなもん習っても日本で再現できないから仕方ないじゃないかと思うなかれ!
やだもんと頬かむりして不忍池にとりに行きますから!!
・・・・・うそうそ。
えーとね。このハスの実の味はグゥワバにそっくりだったの。グゥワバで再現したら美味しいよきっと。
そしてハスの茎はフキで出来ると思った。イタドリでやっても面白そうだ。
そうやって、日本でのバージョンを考えてレシピを広めるのが私の仕事なのである(キマッターー)
でもなんでもかんでもやっていいというわけではなく、アーユルヴェーダ的に悪い組み合わせになってないかも大事な視点。身体に良いはずのものが逆になる可能性もある。
(まだまだ勉強であります!がんば!)

それでは我らの師匠がゴーダンバローティーを伸ばしている勇姿をば。
下の丸いお盆にご注目あれ。
これに油を塗って伸ばしてね、このお盆をそのまま火にのせて焼いちゃうんだよお〜す・て・き♪
そして、ここで香取の目がキラリと光ったのにとーちゃんもサミーラも気付いていなかった。
さあ、去年の韓国のブログを覚えている人は????
じゃあもう一回写真@韓国旅行を出しちゃうわ。

ほらほら、このお盆。朝ご飯のお店でガン見して欲しがったらくれたというあのお盆。
これが使えるわあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ああ、運命って繋がっているのね。
では話が運命という高尚な話題になったところで、最後のサービスフォトへGO!
まず、お料理の写真が一つしかないのでね、ポロス(ジャックフルーツ)のカレー。

肉か魚??という味がすると聞いていた憧れのカレー。
ほんとだった。
これはツナみたいだった。
食感も最高で本当に美味しい。
是非輸入してほしいものだ。すっごくウケると思う。
ではもう一つね。
コロンボの長距離バスステーション横のフルーツ屋さんにて、面白い帽子発見。
よ〜〜〜く見てね!!よくよく見てね!!
わかりましたか?
この帽子、・・・りんごのクッションなんだよお!(爆)
つづく

神々しいって(笑)
でも興味深いはなし満載ですね
日本で蓮は糞便を大量に施肥してふとらせていたようですが
現地のこの様子をみるとそんなことはしていなさそうですね
インドの蓮は細いと聞いてましたが、スリランカも同様
環境に負荷をかけない、自然との共存、の結果なのかも
しれませんね