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タバコの煙で風を読み。ビルの谷間を疾走する新幹線の乗客をライフルで狙撃した男、松下徹。
松下と射撃場で知り合ったモデルの章子は、ある日、徹が殺し屋であることに気づく。
「何故人を殺すの?」問う章子に松下はこう答える。「人を殺すのに理由なんかない。
俺は好きな銃で最高の標的、つまり人間を撃つ。」章子はそんな徹の胸に飛び込んでゆく。
ところが徹は、スゴ腕の殺し屋・片倉を敵に回してします。片倉との因縁の対決を前に、
章子を人質にとられてしまった徹は・・・!
「狙撃」1968年度東宝作品/監督:堀川弘通 脚本:永原秀一 音楽:真鍋理一郎
出演:加山雄三/浅丘ルリ子/森 雅之/岸田 森/藤木 孝/小沢昭一/船戸 順 ほか

メダリオン
作例は「大藪春彦 野獣BOX」DVD特典映像用にマルシンガスガンから製作した
発火機能の無いダミーカート仕様。
カート
クライマックスの決闘に松下が選んだのは「ホーク・アイ」。
スタームルガー社のシングルアクションリボルバーをベースに開発されたハンティング(射撃)用の
シングルショット(単発)のハンドガンだ。
しかもそれをショルダーホルスターに忍ばせ、なんと!左手でリバースドローしファニングでシュート
するのだ。

凄く恰好良いのだが、「何故?」

その疑問には、現ウエスタン・アームズ社長の国本圭一氏がこのホークアイを片手にDVDの特典映像の
中で答えてくれている。そう、氏はこの作品のガンアドバイザーだったのである。
そしてその為にこのホーク・アイは製作された。

氏によると、早撃ちとはホルスターの位置から発射まで距離を短くするのが非常に大事だと云う。
要するに「右手より左脇の下に吊ったショルダーに近い左手でドローした方が速いと言う事だろう
「結果、スピディーな“決め技”として描かれた。

これは類稀な音楽的センス持ち、スポーツ万能な加山氏の才能に依るところが大きい。
ホークバレル
また長銃身は抜撃ちには不向きなのでカットしたと云う設定にしたそうだ。
プロの殺し屋が使い易いようにカスタムするのは不自然では無いとの解説は誰もが納得するところだろう。
その他興味深い話を沢山されているので興味のある方DVDをご覧下さい。
実プロップガンはMGCの金属ピースメイカーをベースに製作された。
その話を聞く前から映像から判断してピーメっぽいなと思い今回のレプリカはマルシンの
ガスガンSAAよりカスタムした。グリップはコクサイのブラックホークのものを削って取付。
リアサイトも同モデルガンのパーツをベースに製作した。

実銃のホークアイのバレル長は8-3/8インチ、使用カートは256ウィンチェスターマグナムカートリッヂ
と言う特殊な弾。プロップは4-3/4インチに切り詰めた設定で口径は.30カービンだと云う。
ホークフロントサイト
ぶ厚いフロントサイトも忠実に再現した。
ハンマースパー
コクサイ製ブラックホークのリア-サイトをベースとし、可能な限り実プロップに似せた。
リアーサイト
フレームトップリア-サイト前方にあるスクリューは多分バレルの固定用と思われる。
多くの電着銃同様、火薬のセットにはバレルを外す必要があるからだろう。
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ホークグリップ
ハンマーはワイドでない
ホークバレル
カート

《装填&排莢》
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装填は先ずハンマーをセーフティコックにしてブリーチブロックロックプランジャーを押す。
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次にブリーチブロックを半時計回りに回転させる。慣れれば右手だけで操作が可能。
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そしてカートを直接バレル後部チェンバー部に装填する。
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ブリーチブロックを元に戻して完了。コック&プルザトリガー!
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排莢はその他のシングルアクションリボルバー同様エジェクターロットを用いる。違いはエジェクターの形状。
タナカSAAベース
コレはその昔タナカの旧SAAベースに製作しました。なのでカート式でBB弾の発射が可能。