2009年10月24日

小唄の会 in神楽坂

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今日は、お稽古場の姉弟子、花柳なぎ嘉乃さんこと、井嶋ナギさん(コピーライター・作家)の小唄の会に行ってまいりました。

今年7月に、名取の資格をおとりになり、いっそう、踊りに磨きのかかっているなぎさん。この、神楽坂善国寺(毘沙門天)書院での小唄の会は4回目だそうですが、初めて拝見させて頂きました。

お三味線と、踊りのちょっとお堅い会なのかと思いきや、さすがナギさんらしい、色っぽい会でもありました。

お三味線を弾いて、小唄をお唄いになるのは、扇和やすさん(小唄扇派師範・コラムニスト・仏像や和菓子にも精通)。もともと、ロックやジャズの演奏をなさっていたそうですが、今はお三味を操る、とっても粋なおかたです。

前半は、やすさんのこ洒落たトークの中に小唄の解説を交えて、江戸のジャズに耳を傾けました。

小唄は、「長唄」や「清元」「常磐津」などに比べて、もっとラフなPOPミュージックみたいな存在で、色んな歌詞を聴いていますと、エロチックで、刹那くて、ちょっとおばかで、人情味あふれる、時代を超えても思い当たる色恋沙汰の数々、とっても親近感のあるものが多いんですね。

女性は、花にたとえられることが多かったり、川や橋や、情景と思いを引っ掛けたような、目の前に映像がぱっと浮かぶんですね。聞く人によって想像を膨らませる幅とか隙間があるんです。皆さん、自分のあの人を思い浮かべながら聞き入っていたのでは・・・。やすさんの思い出とも連動されながら、楽しく聞き入りました。

例えば・・・

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『移り香』

移り香や
畳む寝巻きの襟元へ
ひと筋からむこぼれ髪
帰してやるんじゃなかったのに
含む未練の夜の杯

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色っぽいですね〜。
彼が帰った後に、彼が着た寝巻きを畳んでいたら、どちらの髪かはわかりませんがひと筋髪がついていて、昨夜の二人が交わった事を思い出させるんですね。帰してやるんじゃなかったのに・・・って、不倫関係ですかね??そんな昨夜を思い浸る夜のお酒・・・。どんな味がするんでしょう。。。

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と、とても、色っぽくて、刹那くて、ちょっともの悲しいけど、情熱的な歌が色々あるんですね。

後半は、そんな歌にナギさんの舞が加わって、目でも耳でも楽しめる会でした。また来年も行われたら、ぜひ、ご紹介しますので、皆さんもいらしてくださいね!

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cuteaska at 22:17│Comments(2)TrackBack(0)日本舞踊 | 芸術

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この記事へのコメント

1. Posted by Kazuyasu(Yasumi M.)   2009年11月02日 15:07
「扇和やす」こと宮澤やすみです。
記事アップありがとうございます!(^o^)
写真がすごくよく撮れてますね。
これいただいちゃってかまわないでしょうか?
こっちのブログからもリンクさせていただきますね。

2. Posted by あっち   2009年11月05日 15:56
やすみ様

とんでもありません。とても素敵な会だったので、書かずには、いられませんでした。

写真どうぞお使いくださいませ

なぎ姫にもお送りしましたので、共有して下さい

リンクしていただき有り難うございます
今度本屋に寄ったら仏像の本、探してみます

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