先日、茨城県の大洗町にさる若者と一緒に出かけて来ました。
この町はガルパン(ガールズ&パンツァー)という知る人ぞ知るアニメの舞台になった町で、アニメの聖地巡りのファンというか、観光客でにぎわっています。まあ、僕らもその聖地巡りというものをして来たのですが。
その時に町の商店街の本屋でこんな冊子を見つけました。 表紙にはこんな風に記されています。
「茨城県・祝町の仇討ち騒動」(歴女の大洗幕末史レポート)
値段は確か百円だったかな。A4の紙を半分にした小冊子でした。どうやら江戸時代に実際にあった仇討ちのお話みたいです。(ちゃんと買いました)
祝町とは、今の大洗の中心あたりで、大洗パークホテルからもそう遠くないところにあります。
19世紀の有名な仇討ち事件でもあります。
小田原藩で藩士を切った足軽が、逃げに逃げて大洗までやって来ました。そして、そこで身分や名前を偽って、商人として暮らしていたのですが、小田原藩から仇討ち目的で探索に来た藩士の遺族の武士二人に、この足軽は斬り殺されてしまいます。足軽が現地でめとった妻は、刀も持たずに斬り殺された夫の無念を祈り、その後願入寺というお寺のお世話になって暮らしたそうです。また、大洗の人々は、足軽の無念を思って、小さな祠を建てて木刀を奉納したりしていたようです。
こうなると、推測にしかなりませんが、足軽の方にもやむにやまれぬ理由があったか、大洗に来て改心して暮らしていたのかもしれません。
とはいえ、こう言った地元の歴史をこうやって伝える人がいるのは、なんとなく嬉しいことですね。 手作り感も悪くないです。
この町はガルパン(ガールズ&パンツァー)という知る人ぞ知るアニメの舞台になった町で、アニメの聖地巡りのファンというか、観光客でにぎわっています。まあ、僕らもその聖地巡りというものをして来たのですが。
その時に町の商店街の本屋でこんな冊子を見つけました。 表紙にはこんな風に記されています。
「茨城県・祝町の仇討ち騒動」(歴女の大洗幕末史レポート)
値段は確か百円だったかな。A4の紙を半分にした小冊子でした。どうやら江戸時代に実際にあった仇討ちのお話みたいです。(ちゃんと買いました)
祝町とは、今の大洗の中心あたりで、大洗パークホテルからもそう遠くないところにあります。
19世紀の有名な仇討ち事件でもあります。
小田原藩で藩士を切った足軽が、逃げに逃げて大洗までやって来ました。そして、そこで身分や名前を偽って、商人として暮らしていたのですが、小田原藩から仇討ち目的で探索に来た藩士の遺族の武士二人に、この足軽は斬り殺されてしまいます。足軽が現地でめとった妻は、刀も持たずに斬り殺された夫の無念を祈り、その後願入寺というお寺のお世話になって暮らしたそうです。また、大洗の人々は、足軽の無念を思って、小さな祠を建てて木刀を奉納したりしていたようです。
こうなると、推測にしかなりませんが、足軽の方にもやむにやまれぬ理由があったか、大洗に来て改心して暮らしていたのかもしれません。
とはいえ、こう言った地元の歴史をこうやって伝える人がいるのは、なんとなく嬉しいことですね。 手作り感も悪くないです。