CVNひきこもり支援の集いのお知らせ

立ち寄ってくださってどうもありがとうございます。CVN(コミュニケーション・ボランティア・ネットワーク)という、主に長期ひきこもりの当事者や家族の支援の集いを埼玉県朝霞市で毎月開いています。2003年頃から活動しており、訪問サポートや個別相談、カウンセリング、若者の集い、家族教室などを催しています。主宰は石川清で、近著に「ドキュメント 長期ひきこもりの現場から」(洋泉社)などがあります。

CVNでは不定期ですが、毎月1度の家族教室や若者の集い。毎月2度の個別面談を催しています。また訪問サポートやカウンセリングなどの受付も随時していますので、気軽にお問い合わせください。

1,2,3月のCVN家族教室のお知らせ

 年末年始は海外へ(ピースボート上でひきこもり洋上会議などに参加)、またその後、沖縄、八重山へ出かけたりしていました。

 CVN家族教室は1月21日(日、会議室、個別面談の空きなし)、2月18日(日、会議室、空きなし)、3月21日(祝水、和室、空きあり)に朝霞市の弁財市民センター(JR武蔵野線北朝霞駅、東上線朝霞台駅から徒歩10分。朝霞台駅南口出て右側の武蔵野線高架下を南の府中方面へ向かって歩き、二つ目の信号右側。角につけ麺屋「番長」)で開催します。

 午前9時から午後1時半までは個別面談(要予約。50分3千円)、家族教室は午後2時から5時半の間で(参加費1家族1千円。予約不要でどなたでも参加自由)、終了後少し茶話会をしています。午後6時半以降は若者の集い(無料。人生の楽しみ方 や悩み方?など話し合います)を開きます。家族教室では情報交換、コミュニケーション講座、ミニゼミをやります。
 

 2月3日(土、和室、個別面談の空きなし)、3月3日(土、和室、夕方以降に若干の空きあり)、4月7日(土、和室、空きあり)の午前9時から午後9時(要予約、同上)まで個別相談の日を設けています。場所は弁財市民センターで、メールか電話で事前に予約が必要です。最近個別面談が混み合い、急ぎの相談を希望の方は別の日に随時入れることもできます。ご連絡ください。
 

 会場1階のホワイトボートの場所の表示には「コミュニケーション・ボランティア・ネットワーク」と書いてあります。1階ロビーにはベンチもあります。


1月21日(日)の会場は2階会議室です。
 

 ミニゼミのテーマは「親子の接し方、癒し方」です。なかなかうまくコミュニケーションができない。全く親子で会話がない。顔もまともに見れない。どうやって言葉を交わせばいいかわからない。ギクシャクしてしまう。家にいると疲れたり、イライラする。子供以前に夫婦のコミュニケーションが問題。そんな様々な家庭内コミュニケーションの解決について考え、知恵や工夫をシェアしあいましょう。また年末年始のピースボート上で行われた「ひきこもり洋上会議」の様子も簡単に紹介します。


2月18日(日)の会場は2階会議室です。
 

   ミニゼミのテーマは「多様な自立~脱ひきこもりの実例から2018~」です。この一年の間に就労したケース、ひきこもり状態から脱したケース、結婚や子供ができたケース、社会参加してトラブルに出会ったケースなど、いろいろありました。一連のケースを見ると単に働けばいいわけでなく、治療すればいいわけでもなく、さらには旅行に行けばいいわけでもないです。まだ途中経過という場合もありますが、多種多様な自立への道を可能な範囲で紹介したいと思います。親として、どういう考え方や対応をすればいいのか、何かのヒントがあるかもしれません(実例と言っても、個人を特定する紹介はしません。その代わり、従来よりも突っ込んだ話ができそうです)。


 洋泉社から「ドキュメント 長期ひきこもりの現場から」(税抜1700円)が出ています。支援する側の視点で実例を交えて書いたので、よければ一読してください。インターネット通販サイト「Amazon(アマゾン)」の電子書籍ストア 「Kindle(キンドル)ストア」で、過去の講座の概要が電子書籍で購入できます。価格は500円程度で、 パソコンやスマートフォン、タブレット(無料の専用アプリが必要です)、電子書籍リーダー“Kindle”などで読めます。Kindle内で「石川清」で 検索すれば簡単に探せます。2017年1月からの講座分も発行予定で、他にこれまで「長期ひきこもりの多様な自立」「超長期ひきこもりの心身の衰え」「アジアの貧困、日本のヒキコモリ」等があります。

若者の集いについて

 12月23日の若者の集いには、約9人ほどが集まったでしょうか。年齢は20代から40代ですね。いつもより少し少なかったのですが、それだけに色々話しやすかったです。外に出られる人が中心なのは言うまでもありません。かと言って、それぞれかなりの生きづらさを抱えています。

 フリートークが中心で、なんだかんだもう13、4年ほど続いています。

 若者の集いでどこかに泊まりがけで出かけようと言う話をすでに一年以上していますが、先日結婚した若者から、長期の旅行は難しく、東京周辺にせいぜい1泊しか行けない、と言う話も出て、結局、近場の1泊程度の旅行となりそうです。

 とはいえ、時間ができたら、近い外国への旅行もしたいところですね。

 二次会も含めて、午後6時半頃から午後11時過ぎまで話し合ったでしょうか。旅行以外では、最近の福祉制度の問題とかも話題に出ました。もちろん、人間関係についての話も出てきています。

 来月はどんな話が飛び出すのでしょうか。 

家族教室にて(ひきこもりの経済的自立を考える)

 年の瀬の祝日にも関わらず、約15家族の方々が集っていただけました。当事者の方も2名いらっしゃいました。

 ひきこもりの経済的自立というと、世間では、例えば就労移行支援事業所を活用したり、ハローワークの求職者支援制度を活用したり、障害者枠を利用したり、という話がよく出てきます。特に長期ひきこもりの世界では多いですね。

 医療機関につながって、精神や発達などの障害者認定を受けて、例えば障害年金などの受給を受けるなどの話もあります。

 一方で、努力を積み重ねて一般就労などを目指す人もいます。10年、20年以上引きこもった経験の人でも、一般就労にいたる人も最近は数が増えていますので、こういったケースを目指す努力やノウハウのシェアも大事ですよね。

 僕はひきこもりのゴールを必ずしも就職や経済的自立においてはいないのですが、今回はあえて経済的自立に絞って、色々考えたり、話し合ったりしてみました。また、僕の知っている様々な自活の手段を具体的に紹介したりしたので、それはちょっといい刺激にもなったかもしれません。

 仕事をするとなると、ついどこか一つの会社や事務所などに勤めることを想像してしまいます。しかし、ひきこもりに陥る人の中には、そういった生計を立てる手法がもともと合わない人も多いです。

 一部のひきこもりの人の場合、数万円程度のスモールワーク(自己財源)を2つ〜 4つほど持って、トータルでなんとか生計を立てている人もいます。中には、懸賞生活をしたり、オンラインで小説や音楽、イラスト、ゲームを発表したり、ユニークなケースもあります。結婚して、子供が生まれて、否応なくガッツで生計を立てている人もいます。もっとも、なかなか自己財源を得られずに悩む人が大半だったりするのですが。

 意外と大切と思っているのが、仕事に就く前に、ある程度学習や経験など追獲得して(ひきこもりの当事者の場合、引きこもっている間に色々経験もしていますが、同時に大切なことを経験できずにいたところもありますから。そういった大切なことを追体験するのは大事なことと思っています。大切なこととは、楽しんだり、休んだりすることも含まれます) 、内面を少し成熟させておくというか、そういったことをするといいかもしれません。

 特に例えばひきこもりの場合、履歴書の空白を気にして社会に出られなくなったり、学校や職場で自己紹介を求められて、何も答えられずに押し黙って、その場に居づらくなってやめてしまう人も少なくありません。そういったことに対しては、きちんと対策や準備を立てておく必要があります。その場しのぎのテクニックなどではなく。

 まあ、そんなこんな話をして3時間半ほど盛り上がりました(笑)。 
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