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日本在住エンジニアの中国語独学ブログ

新HSK6級合格。中国語を独学してきたエンジニアのどうでもいい記録。

2014年04月

28 4月

日式クラブの事情

彼女たちの基本給は1000~1500元くらいなので、昼の仕事をしても同じくらいらしい。前に昼間の仕事と掛け持ちしてた子もいるが、大変だったのでしばらくして辞めたという。クラブの寮は家賃不要で光熱費のみ負担とのことなので、田舎から出てきたばかりの若い子の受け皿になるのも頷ける。


ある店の月のノルマは売上7000元+同伴4回とのことで、達成できないと罰金らしい。休日は4日間なので、1日指名されてワインをいれれば約700元稼げるとすれば、ノルマ達成のためには2~3日に1回はワインが必要ということになる。そりゃ必死になるわな。指名料の取り分は聞くのを忘れた。

売上がノルマを1000元上回るごとに給料が100元増えるとはいうものの、これは店の搾取率がすごい気がするが。。ママか経営者になれば儲かるのだろうか。今度機会があれば、ママと仲良くなって聞いてみることにしよう。

他の店の子は、3500元が給料の一ヶ月半相当だと言っていた。寮の有無でも違うのだろうが、別々に聞いた別な店の2人が同じような額ということは、自分がいつも行っている地域はこんなもんが相場なのだろう。思っていたよりも安い感じである。


クラブでは色々な罰金もある。店によっても特色があるが、基本的には30元で、特にひどい場合は100元とのこと。例えば、19:30の出勤時刻に遅刻すると30元(同伴の場合は21:30まで)。まだ客がいるのに飲みすぎて先に帰ったりすると100元。罰金を取るときは、自分の違反行為を認めることをサインさせるらしい。この辺は中国っぽいなあ。。

前のママは今はあっちの店でママをやってるとか、女の子も違う店に移ったりとか、店同士の行き来も珍しくないらしい。しかし、新しく来た子は店の雰囲気には 馴染まないとか、よく規則を破るので嫌われているとか、仕事をしないで無駄話をしてばかりしているので店で浮いているとか、よくよく聞いていくと女の子同士の人間関係も色々と複雑である。。まあこれはどこでも同じか…。

毎週、出勤前にみんなで集まって会議もあり、連絡・報告や改善提案などを行うそうだ。例えば、「お客が困る場合があるので、店に来たことを他の店の子に言いふらしてはいけない」など。ちなみに、これは自分が提案した(笑)。


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21 4月

中国出張~学習54ヶ月目(5) …倦怠

今回クラブの子と遊びに行くときには、クラブの仕組みについて色々と聞いてみた。こういうのは教えてくれない子も多いが、彼女たちは聞けばそれなりに教えてくれるので勉強になった。

そして、今回も休日に彼女達と遊びに行った後は、当然店に同伴となった。自分としては昼間だけですでにけっこう疲れていて晩飯を食べたらホテルに帰ってすぐにでも寝たかったのだが、彼女達からしたらむしろこっちがメインなのである。

彼女たちの店での面子をつぶすわけにもいかないし、ケチくさい男と思われるのも癪なので、1人で帰るわけにもいかずしぶしぶ店に行った。とは言っても、1人で来てもあんまりおもしろくないんだよなあ。。そもそも毎回同じような歌を歌って同じような話してもなあ…そろそろ飽きてきたなあ。


そして、別々な日に行った店の彼女たちはどちらも「ワイン飲んでもいい?」と言い出した。お前ら、絶対1人で飲みきれねーじゃんか!!と言うと、2人とも「那你帮我喝吧」=「じゃあ手伝って飲んで」。って、なんだその都合の良い話は。俺は焼酎あるぞ。

結局自分は焼酎を飲んでいるにも関わらず、彼女たちはワインを飲んでいた。仕方ないので、責任を取らせて絶対に半分は飲ませることにした。自分で頼んだものを飲めないなんて話があるか。という感じである。

当然全部は飲めるわけはなかったのだが、彼女たちは半分でも多いという感じで驚いていた。自分で飲めない分はあなたが飲んでくれて当然でしょという態度を感じたので、疲れているところを無理に来たのもあり、なんとなくイライラしてきた。もともとそういう無責任なことをするやつは嫌いなタチなのである。ちょっとは上海の友達を見習え!

そうこうして半分飲み終わったころには、1人はフラフラでまともな会話もおぼつかない状態、1人は部屋から出て行きトイレで吐いていた…(自分は焼酎数杯+ワインのボトル半分くらいは普通に飲める)。最初っから自分で飲める分だけ頼め!!…仕方ないので、彼女達が出て行って1人になっている間はここぞとばかりに1人カラオケで練習していた(笑)。


しかし、これまで聞いた話からするとワインを入れても彼女たちの儲け(歩合)は100元もないのである。数十元やそこらのために必死でワインを入れて飲んで潰れていると思うと、彼女たちが不憫でもあり、そんなんで振り回されていたこれまでの自分たちが情けなくもあり…。

とある駐在員は「もうクラブみたいな遊びは飽きたんだよねー」と言っていて、それを聞いた当時はどんだけ遊んだらそんな境地に達するのかと驚いたものだが、早くも自分にもその時がやってきたようだ。

また、彼女たちは比較的普通の友達っぽいのが良かったのだが、今回はやけに商売っ気が出てきた感じである。何かのイベント時にはプレゼントをねだられたりもするし、コストパフォーマンスは悪いわめんどくさいわ疲れるわで、もう飽き飽きしてきた。やっぱり損得関係のない友達と遊ぶ方が、色んな面でずっと好ましい。


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18 4月

中国出張~学習54ヶ月目(4) …楽山

二つ目は楽山に大仏を見に行った。しかし、毎日飲み歩いているので朝起きるのが辛いなあ…。

銀行に換金に行ったら、警備員のような人に「俺が換金してやる」と言われた。急いでいたのでそのままやってもらったが、レートをその場で確認して現金もその場でおろしていたし、彼にとって何のメリットが?それを黙認している銀行も謎だが…手数料分をみんなでチョロまかすのか??


またバスで移動し、昼飯を食べてから大仏へ。入場料は1人170元…前はあまり気にしていなかったが、最近は円安なので、休日にクラブの子と遊びに行って飯代やら交通費やら何から何まで全部おごりというもの馬鹿にならなくなってきたなあ。。換金した現金がガンガン減っていく…。

そしてけっこう広いし急な勾配などもあるので、これもなかなか疲れる…。彼女は、「疲れるからここで待ってるね」と言い出したので、最後の方は自分1人で回っていた。なんかつまんないな…。。


バスで帰ってきてから、彼女は微信のアプリでタクシーを呼んでいた。近くにいる運転手に自動的に連絡が入って迎えに来てくれるようだ。タクシーもハイテク化しているなあ。

中国では一旦こういう新しいものが出てくると、似たようなコピー版が乱立して潰し合いを始め、結局共倒れになるということがよくあるらしい。このタクシーアプリも同じようなのが100種類以上あるらしい。

生き残りへの正念場へ タクシー配車アプリ


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14 4月

中国出張~学習54ヶ月目(3) …古镇

休みのときはクラブの女の子と一緒に卓球をしたり遊びに行ったりした。

一つ目は黄龙溪という古镇に行った。バス乗り場に行ってバスを待っているときに色々な行先を見ていると、2年前にMAYと一緒に行った場所は平乐という古镇だったことが分かった。

しかしここの切符のもぎりは制服がなく、入れ替わりが激しい。制服がないので、係員なのか運転手なのかサッパリ区別がつかない。これは、自分がやってもばれないんじゃないか?と思うくらいである。中国ではあまり制服がないことも、プロ意識が育たない原因の一つな気がする。


黄龙溪ではところどころで昼飯代わりに小吃をつまみながら、ぶらぶらと回った。DSC_1141















すぐ近くにイチゴ狩りのできる場所があるというので行ってみた。摘んだイチゴは60元/500gで持って帰れるらしい。彼女は「その場で食べるのはダメだってさ!」と言いながらニヤニヤしている。お前、絶対食う気だろ!!

イチゴ園のおっさんは「うちのはチョコレート味のイチゴだよ」とか言っていたが、至って普通のイチゴだった。


帰りのバスでは疲れていたので、お互い寝ていた。その後、マッサージに連れて行ってもらった。そこは足裏+全身マッサージ150元/2時間で、いつものホテル近くの店よりも安くて技術も高かった。彼女はクラブのママのVIPカードの番号を知っているので、さらに10%割引になった。

次からは自分でも行けるようにカードをもらってきたが、難点は事前に中国語で予約しなければならないところである。そして、ホテルからちょっと離れているので、タクシーで往復することも考えると時間もかかるしたそれほど安いわけでもないので、実際に行く機会は少ないだろう。
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7 4月

中国出張~学習54ヶ月目(2) …昼間の仕事

四川省では仕事が終わると、またいつものクラブ。

今回行ったクラブGでは、「想做白天的工作(昼間の仕事がしたい)」と言って、もうすぐ辞めるつもりであることを内緒で教えてくれた子がいた。一緒に飯を食べに行ったりしてけっこう仲の良かった子も春節後に来なくなったらしいし、なんだか入れ替わりが激しいですなあ。

その後にクラブEに行くと、そこの子も来月には辞めるかもしれないと同じようなことを言っていた。後から聞いた話では、店のママが変わることから端を発して色々と揉めた結果、店がなくなることになったので別な店に移ることにしたとのこと。


ある日はクラブに行く前にその子達と晩飯に行った。辞めると言っていた子の1人は最近けっこう思い悩んでいるせいで仕事が適当になっているようで、食事中にも出張で来ている客からママ経由で何回か連絡があったが、すでに自分たちと飯を食べているので断ってママから怒られたらしい。

そして今回、彼女達には色々とプレゼントをもらった。前から約束していたこともあるが、それでも彼女達からしたら安くはない買物だろう。自分も約束なのでちょっとしたものを買ってきて渡したが、なんとなく彼女たちの方が気合が入っている気がする。。

もらえるのは嬉しいが、あまり気合を入れられるのもちょっと…。そしてもらったものの中には、明らかに女物でこんなのどこで使えばいいんだというものもあった。使えるものは使うが、逆にもらっても困るものもある…。


改めて感じたが、中国の店は店員が多い。スーパーでは1区切りの棚ごとに1人の店員がついて客に説明してるし、飲食店ではテーブルが15席くらいしかないのにホール係が8人くらいいるし…。

お前らの処理能力はそんなに低いのか!と突っ込みたくなる。 彼らは大真面目でやっているのだが、 客より店員の方が多くて暇そうに並んでいる姿を見ると、シュールな光景に笑いが込み上げてくる。

こういう光景も、あと何年かして賃金が上がって効率化されてきたら見れなくなってくるのだろうか。


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