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日本在住エンジニアの中国語独学ブログ

新HSK6級合格。中国語を独学してきたエンジニアのどうでもいい記録。

英語学習

1 2月

オンライン英会話のデメリット

講師にも当然向き不向きがある。性格的は元より、能力的・経験的・知識的な問題。そもそも自分はTOEICで900点以上を目指しているのに、TOEIC800点台の講師に教えてもらうのはどうなの?と思うところもある。

中にはビジネス上の話題に関して教えるのを頑なに拒む講師もいた。確かにプロフィールにビジネス英語は教えられませんと書いていたのだが、まったく専門的な話ではない、「今週中にできるところまで進めましょう」をどう訳せばよいか教えてください、程度のことでも拒否反応を示し、突然予約をキャンセルしてきた講師もいた。

「全然専門的内容でもないし、そこまで正確な訳も求めていないので」と説得してレッスンを受けさせてもらったが、結局そのレッスンでも「私はこの専門用語は分かりません」と何かにつけ難癖のように言われ、その後のレッスンはすべて強制的にキャンセルされた。これはちょっと理解し難かった。訴訟社会のアメリカ在住講師だったからかなあ…。まあこんな感じで色々な講師がいる、ということである。


そして、オンライン英会話の効果は結局のところ、講師との相性によるところがかなりの部分を占める。北京の人妻と同様に、日本語を理解しつつも英語しか喋らず、発音は標準で尚且つ気が合って話が途切れない人がいれば最高なのだが、そもそも発音が標準のネイティブで日本語を喋る人に安価で講師になってもらうのはかなり難しいし。その人がたまたま気が合うかどうかはさらに高い壁があり、中国人でも数百人と喋ってやっと一人だけ見つけたことを考えると、それを求めるのは現実的ではない。

従って、文法や試験対策等の細かい説明は日本人、テンポの良い会話練習はフィリピン人、などと使い分けるのが現実路線であると思う。


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4 9月

オンライン英会話のメリット

前にも書いたように、オンライン英会話を行う目的は主にアウトプットの練習をすることである。しかし、アウトプットの練習をするためには継続的にインプットの練習もする必要があり、これを怠ると駆使能力が基底能力に追いついたところですぐに上達カーブが飽和することになる。


オンライン英会話を使って短期集中的にインプット⇔アウトプットのサイクルを回す上でさらに学習に効果的なのが、独り言練習が捗ることである。

あるスポーツやゲームの経験を積むと、理想的な動き方や対戦相手の次の行動などを具体的に想像してイメージトレーニングができるように、毎回似たような話をしていると会話の展開がある程度予測できるようになってくるので、自分の頭の中だけで会話できるようになってくるのである。

これは、毎日の会話時間がかなり長かったときに中国語でもあった現象であり練習方法なので、今回も生かしている。独り言をブツブツ言う→分からない言い回しが出てくる→メモっておいて後で日本人講師に聞く、のサイクルも回るようになり、ますます効果的に利用できるようになってくる。 


中国語学習経験者からすると、英語は喋りだす前に結論を明確にしなければならないので、慣れるまでは頭の切り替えが大変である。例えば、日本語と同様に中国語では「这是什么?」というように平叙文と同じ語順で疑問文になるのに対し、英語では「What is this?」と最初に何を聞きたいか決める必要があり、自分は慣れるまでこれが大変だった(「This is…what?」等になってしまう)。

しかしどこかで「言語学習は壮大な慣れである」という言葉を目にしたことがあり、また自分の体験としてもとにかく何回も言葉を口に出して慣れることが必要であることは分かっている。そのため、早いうちに話の合う講師を見つけて、「次は何話そうかな~」などと日常的に考えること自体が練習とモチベーションに繋がり、これがオンライン英会話の見えないメリットと言える。


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28 8月

来インド ~3ヶ月

先月よりもますます仕事からの帰りが遅くなり、先月考えた理想の学習手順が早くも時間的に回せなくなってきている。そもそもインドでは気候の関係か仕事・生活のストレスか英語の気疲れか、疲れが溜まってすぐ眠くなり、あまり夜更かしできない。

感覚としては日本での就寝時間よりも1~2時間早く眠くなるので、運動したり酒を飲んだりするとさらにひどいことになる(自分の歳のせい?もあるかもしれない)。これはインド駐在の日本人はほとんどみんな言っているので、自分だけではないと思う。すなわち、毎日定時で帰るくらいでないとあの学習手順は回せないということである。


それに加えて色々事情があって同じインド企業に勤める日本人に付き合って帰らなければならず、この人の帰りが遅いと自分まで引きずられて遅くなる状況である。それにしてもインドに来てまでこの時間まで残業って、まじでワーカーホリックなんですけど…。能力や責任感があるのはご立派なのだが、近年の働き方改革に逆行しているし、インド人にはパワハラと思われかねないし、早く帰って勉強したい自分とも考え方が合わない。

仕事以外にやることないのか…と思って聞いてみたら、本当に帰ってから何もしていないらしい。理想的には仕事:勉強=7:3くらいで割り振りたい自分にとっては、仕事:勉強=10:0の人に引きずられて時間を奪われるのは勘弁してほしいところである。 まあ自分もできるだけ仕事中に勉強を折り込むことで微妙に調整してはいるが。


それはともかく、先月から続けているオンライン英会話で何回か喋って定着した言い回しは負荷が軽いので、脳内メモリをそれほど使わなくて済む=瞬時に英作文して会話で使えるようになっていく。この辺りは瞬間英作文でも同じようなことをやっているはずだが、やはり自分に直結する話題は記憶の定着が断然良い。

出だしの挨拶、職業、家族、居住地、インドにいつからいつまでいるのか、インドあるある(?)など、定型文としてすらすら言えるようになっていく。そして、その定型文の単語を入れ替えるだけで言えることも徐々に増えていく。

会話を増やして、とにかく使える言い回しを1つずつ地道に積み上げていく。100万ピースくらいあるパズルを1ピースずつはめていくような作業であるとしても、言えることが増えてくると進歩している実感はある。


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21 8月

来インド ~2ヶ月(英作文)

オンライン英会話を始めたのは良いものの、インドの回線が不安定で夜になるとskypeが繋がらないことが多く、尚且つだんだんと仕事も忙しくなり定時で帰れない日々が当たり前のようになっていた。

そこでオンライン英会話は朝に30分~1時間ほど実施することにした。ここでの会話は、確かに駆使能力は徐々に向上していく感覚があるものの、テンポが速いので自分の知っている語彙だけで誤魔化したり、いくら気を付けていても細かな点があやふやな状態で適当に単語を並べているだけで何となく通じてそのまま流されてしまったり等になってしまう。


仕事からの帰りは遅いものの、日本と違って帰ってからも自分時間はそれなりにあるので、インプット増加のための英作文も始めた。ここでは、オンライン英会話で話していてあまりうまく喋れなかった点を英作文にして掘り下げることにした。

会話では言えなかった表現や語彙などをきちんと調べることで次からは言えるようにできるし、その作文を直してもらうことでさらにブラッシュアップされる。このように同じ話題を複数人に話し、あやふやだった語彙を日記にして定着させるという方法を取り入れた。こうしてどんどんインプット⇔アウトプットのサイクル回しに取り込んでいく。


<この時点での理想の学習手順>
朝:オンライン英会話(output)、英作文を直してもらう(input)
昼:独り言(output)、仕事上の打合せや調べ物等(input&output)…学習より業務の処理が優先のためブロークンで十分であり、それほど身にはならない
夜:オンライン英会話や仕事であやふやだった点を英作文(input&output)、音読(input)、瞬間英作文(input)


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14 8月

オンライン英会話の活用方法

オンライン英会話を利用する上で、最初は自分に合った講師を見つける必要がある。

オンライン英会話を利用する目的としては、自分だけでは勉強できないこと=output中心の練習をすることが挙げられる。しかし、中には喋ってばかりでほとんどこちらに話をさせてくれない講師などもいるので、そういう講師ははじいていく必要がある。

本人は親切心で説明してくれているのかもしれないが、自分で調べれば分かるようなことを延々日本語で説明されても、こちらは望んでいる練習ができずありがた迷惑である。経験上、そういう講師は性格的にお節介だったりただの話好きだったりするので、もっとこうして欲しいなど言ってもあまり効果がなく、さっさと次を探すに限る。


また、最初のうちは講師を完全に固定せずローテーションのように換えていく方式を取ることにした。自分に合う講師を見つけた後でも意識的に他の講師ともローテーションすることで、自己紹介的な出だしの会話を何度も繰り返すことになる。そのため、言い回しがどんどんブラッシュアップされていくと共に、記憶への定着も格段に良くなる。

講師Aと話して直されたことを講師B(C、D…)に話して定着させると共にさらに話題を膨らませ、また講師Aに戻り成長を実感することで1つの話題を最後までしゃぶり尽くす。これも中国語で手当たり次第に会話相手を探していた時の経験を生かしている。

また、最初は講師に質問されて自分のことを答えるのに精一杯だったが、慣れてきたら逆に自分が今まで聞かれていたことを講師に質問してみるというのも効果的である。このように反射させて返ってきたものを聞くことで、新たに生かせる言い回しが見つかることも多い。


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7 8月

来インド ~2ヶ月(オンライン英会話開始)

いくつか無料体験などを試した結果、金に糸目をつけずに日本人講師に教えてもらうことにした。日本にいたらコスパを考えてフィリピン人などに教えてもらっていたかもしれないが、実はインド赴任では語学学習に費用補助が出るので、ここは金の力でブースト&ショートカットである(コスト差は5~10倍くらいある)。

中国語学習時と同様、やはり最初は日本語で説明してもらった方が細かなところまで聞けるし、英語だけで訳が分からなくなったときに立て直しも効くので初学者には易しいだろう。


ネイティブと日本人では、英語を勉強してきた日本人の方が勉強のコツや間違いやすい点なども知っているので、メリデメを把握した上でフェーズに合わせて使い分けるのが効果的と考える。

ただし日本人だけでは甘えが出てしまいそうなことや、発音や表現の偏り、インドとは時差があって予約の時間調整が難しいこと等も考慮して、並行して外国人とも会話することにした。英語脳開花のためにはとにかく量が必要なので、中国語の経験を考えると毎日2時間程度を1~2ヶ月くらい継続して行いたいところである。

かくして、金の力も存分に利用しながら英語脳開花に向けて爆走する決意を固めた。外国人と英語だけで会話すると当然分からない言い回し等が多々出てくるので、疑問点を纏めて日本人講師に聞き、また外国人と会話するという連続的なサイクル回しに入った。

これまでのように空いた時間に日本語の本は読まないし、無駄に酒を飲んだりネットサーフィンで時間を潰したりなども無くし、ほとんどの空き時間を英語のために使う緩やかなフロー状態にギアチェンジする(予定)。


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31 7月

来インド ~2ヶ月

ボーナスステージ終了のお知らせ。
会話力はステップで上昇したが、すぐに飽和した。

1対1ならなんとかなるが、やはり打合せなどで複数人が喋っていると付いていけず、そのため会話にも入っていけないので、せっかく会話できるチャンスがあってもまったく機会を生かせていないのである。また、海外では会議の場で発言しないとアホだと思われるので、実際に仕事上でも不便がある。

これまではどちらかと言うと長期的視点に立って基底能力を伸ばす方に重きを置いて学習してきたが、インドに来たからには上記のような機会を効果的に利用するため、早急に駆使能力を伸ばす必要がある。今は周りに栄養が溢れているのに、消化酵素が無いためにそれを吸収できないような非常にもったいない状態にある。


以前は会話練習をするのはまだ準備(基底能力)が足りていないと感じていたものの、これまで発音、文法、瞬間英作文、音読パッケージは一通り復習しており、そろそろ準備が整っていると判断した。やっとインドの生活立ち上げが一段落して、家でネットも繋がるようになってきたこともある(まだ安定していないが)。

ということで、いつかどこかで集中的に実施して英語脳を開花させようと思っていたオンライン英会話をついに始めることにした。インド人の教師なども色々探したが、色々な条件を考慮してこちらの方が良いと判断した。


このように自分の成長具合がある程度把握でき、次に何をすべきかも掴めるようになっているのは中国語学習経験のおかげだと思う。中国語ではだいぶ回り道したと思うが、今になって英語のショートカットコースを見つけ出せるようになっているので、自分の糧にはなっているのだろうと思う。


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24 7月

来インド 2週間~1ヶ月

この時期はまだ生活の立ち上げに手間取っていた。仕事は立ち上げでバタバタだし、インドルピーの現金は持っていないし、日本から送った荷物がなかなか到着しなかったり、ネットが制限付きでしか使えなかったりで、余裕がなく勉強自体はほとんどできていなかった。


一方で、仕事上の打合せなどはすべて英語で進むので、少なくともリスニングに関しては絶対量がかなり増えて、ボーナスステージが来たと感じていた。そして、インド訛りに苦労しながらも、訛りの酷くないインド人と1対1で話の流れの分かっているゆっくりした会話というかなり限られた条件下であれば、(何もしてないわりに)意外と喋れるじゃん、と思っていた。

しかし、これらの条件が少しでも崩れるとほとんど何も喋れなかった。例えば、何の脈絡もないことについて突然話しかけられると何も反応できない、みんなが同時に喋っているような会議では一切発言できない、訛りの酷い人の言っていることはまったく理解できないなど。


それでも、なんとか1~2割くらいは聞き取れていることや、自分も長考すれば一言二言くらいは喋れることを考えると、中国語と単純比較でHSK3~4級相当くらいの会話能力にはなっているかと思う。

中国語はほぼ全ての単語を始めから覚えなければならないのに対し、英語では中学~高校の勉強や日本語化している英単語などのおかげで知っている単語が多いので、それが幸いしている部分も大きい。

とは言っても、最初の頃は打合せなんて一日2時間がせいぜいだし、他のデスクワークの時間はgoogle翻訳に頼ったり、結構ごまかしながらやっていた。


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17 7月

来インド初期

インド赴任が決まったのは赴任日の約3ヶ月前くらいだが、そこから赴任までの間は家族帯同にするかどうかの相談や引越し準備やらで、ほとんど仕事に手が付かず。もちろん家でもほとんど英語学習に手がつかない状態であった。

それでも仕事上でインドとのやり取りが増えてきた関係で、英語のメールや資料作成業務などは処理しなければならないので、会社では業務上で必要なライティングなどは行っていた。


そしてインド赴任。赴任してから一週間くらいは、とりあえず生活を立ち上げるための買出しや会社の事務処理などで忙しく、やはり勉強は手につかず。

一応住居はインドでは高級マンションの部類に入るはずなのだが、室内の設備に故障など不備が多くトラブルだらけなので、毎日のように修理の手配などをしていた。また、事前に業者によるクリーニングが入ると聞いていたのに、全然汚れが取れていない。

中国での経験と同様、インドでも日本人の「まあこんなもんか」と思う閾値が世界的に見て非常に高いレベルにあるということを思い知った。日本の品質を世界に向けて発信していく分にはメリットを享受できるが、自分が世界標準品質を受け入れる立場になった場合にはかなりのストレスを強いられることになると知った。

別記事で書いたように、部屋が汚い上に虫も出るので、始めのうちはとても落ち着いて勉強できる環境ではなかった。インド生活に慣れないせいか時差があるせいか、炭水化物を取り過ぎなせいか、いくら寝ても疲れが取れず、常に眠気が取れない状態であった(寝ているときも、エアコンの動作音、クラクション、野犬や鳩同士の喧嘩など、様々なものが睡眠を妨害してくる)。


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19 6月

英語学習のイージーモード到来

英語を勉強する前まで、インドに来る前までは、

英語を勉強するモチベーションがねえええーーー!!!

と思っていた。

別に英語を勉強して積極的にインドに行きたいとも思わないし、インド料理も対して興味があるわけでもないし、英語ネイティブのかわいい子が勉強を教えてくれるわけでもないし、そもそもインドの若い女性なんて外国の男と喋ることすら珍しいような文化だし………。


しかし実際インドに来てみると、これまで様々な制限があって隙間時間で細々と勉強していたのと比べ、圧倒的に膨大な時間を英語学習に注ぎ込めるようになった。社内公用語は当然英語なので、勤務時間中にリスニングやスピーキングなどの練習をしているようなものだし、それでいて単身赴任なので、家に帰ってからも育児時間ゼロで最低限の家事以外は自由に時間が使えるのである。10倍は言い過ぎかもしれないが、少なくとも学習時間がこれまでの数倍にはなっている。

今まであった様々な制限が取り払われており、亀の甲羅を外して本領発揮しているような状態である。中国語を勉強していた頃と同じかそれ以上の時間の使い方が可能となったので、要するにこれは、英語学習のイージーモード到来である。
(もしくはハイパーボーナスステージ)



ゼロから勉強する中国語圏はともかくとして、英語圏に駐在してて英語を喋れないで帰ってくる人というのはアホなんじゃ、あんまり勉強しなかったのかな、という感じである。まあ英語の習得にそれほど重きを置いていない人もいるわけなので一括りにはできないが、料理と一緒で「できない」=「覚える気がない」と同じなのだろう。


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