けぃさんの記録2

日々のあれこれ、四季のハイキング、アマチュア無線など

2010年09月

 昨日の雨も上がり、今日はまずまずの空模様。風は5mくらいかな。
先日のコンテスト中、頭に浮かんだ7/10MHz GPの高さupをしました。
10時前~14時くらいで終了。
 
<方針>
 GPは伸縮ポールに取り付けていて、上段は50Φで長さ500mm。
これを手元の50Φで長さ1850mmと入れ替える。目標1.5mには少し足りないが、まぁいいか。
従来のステーはそのままにして、新たに高くなったところからステーをとる。
南方向と、北西方向のステーは角度が大きいので、中間(南西方向)にもう1本ステー追加。
エレメントの主部分の7mアルミ・ポールへの風圧を考えると、なくてもよさそうだが、念のため。
 
                               before
イメージ 1
 
<作業>
朝の9時半ころから開始。
1.まずは7MHzのエレメント長さいじり
 SWR minの周波数が6.95MHz程度。エレメントが太いので、7.2MHzでもSWR<2だが、気分の問題でいじり出す。
適当に詰めたら、SWR minが7.13MHzあたりへ移動。これは詰めすぎ(計ったら30cmくらいだった)。
13cm cutにしたら、7.05MHzあたりにminがきたのでOK。
 
2.上段の50Φ 長さ500mmのアルミ・パイプ抜き取り
(1)従来のステーが50Φポールからとっていたので、下の55Φポールへずらす。
 
写真はステーを下のポールにずらしたところ、下のM8ボルトを外してひもで縛っている。
イメージ 2
 
(2)GPを取り付けているM8ボルトをゆるめて、GPを下のアルミ・ポールにずらす(下ろす)。
この際、ステーをかわすため、ひもで仮縛り。ずらしたら抜き取る。
 
3.新しい50Φ 1850mm長さのパイプを差し込む。
(1)新しい50Φ 1850mm長さのパイプを差し込む。
前もってステー線(デベ・ロープ)を適当な長さでつけておく。
(2)ここで問題発生。下の55Φポールへずらしたステーの根元が下へずれている。
1.6mm SUS線をビニール・テープの上に巻いたが、締めが不足したようだ。
ビニール・テープをまき直し、閉まり易い1.2mm SUS線で締めてズレ止めにする。
 
4.GPを上へずらして、新しいポールにつける。
 書くと簡単だが、実際にはなかなか大変。ヒモの仮縛りを併用して進める。
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
ごちゃごちゃしてるが、下の
ポールのステー根元を補強
したところ        -->
 
上のポールをのばす前で、
上と下のポールのステー
が重なっている。
 
 
-->ここまで書いて新50Φ 1850mm長のパイプにつけたステー根元も同じ処理が必要なハズと気づいた。
-->夕方、双眼鏡で見たところ、ズレていないので、しばらく様子見。
 
 
5.GPエレメントを上げる分、整線。他に給電ケーブル、ラジアルも整線。
 
この当たりで12時近く。しかし勢いで次もやってしまいました。
 
6.新ポールを持ち上げる・・・・引っかかりに気をつければ簡単(GPともで重さ3kgくらい?)
7.新ポールのステーを仮止め
 
ここで、さーと昼食。
 
8.ポールから糸を垂らして、およその垂直を見ながらステーを固定していく。
これで作業はおしまい。

                 after
イメージ 4
 
外出していたカミさんも帰ってきたし(屋根に上がってるといやがられるので)、お片づけをして終わり。
1.5m上がって何が違うか。
気分的にいいのは、給電部の高さが電線を超えたこと。
全市全郡あたりで様子を見ます。
 
     北側から見た様子です(写っている家はよその家、我家は瓦屋根が少し写ってるだけ)
イメージ 5

 

 9/22 夜、サークル練習から帰って22時のTVまで3.5MHz CWで数分間参加。
先日のXPOから日を置かずにある同様規約のコンテストのせいか、参加局はXPOよりやや少なめに感じます。
TV & 食事が終わってから20分ほど参加、23時過ぎから又 TV。
23時半から再参加。今度はCQ出しまくり。
なぜか23:50ころから呼ばれる、呼ばれる、結局この夜は23QSO。
 
0時~06時はお休みtime。
9/23 7時前から3.5MHzで呼び回り始め。
そのうち7MHzに移動。30分ほどで切り上げ、朝食。

家事いろいろで8時半ころから7MHzで再開。
どうも調子よくない。ミスコピーされることが多い。弱いんだろうな。
呼ぶばかりでは、おなじみさんが多いので、新しい局ともQSOをと思い、
ほどほどに呼んだ後、隙間を見つけてCQを出すがなかなか呼んでもらえません。
場末の路地に店開きした、はやらない露店みたい。
それでもパラパラと呼んでもらえる。
2文字コールの局が3連続。
それにしても呼んでくれる局は、およそReal RST が559~579くらい。
こっちが呼ぶ局は、ほとんど599~599+ 。
当局もReal RSTは559くらいかな。設備の差を感じます。
 
Powerは増やせないし、ANTいじりするか。
国内はDPがいいかもしれないが他のANTのジャマになるし、おりを見て今のGPを少し高くするか。
などど思ってるうち5分以上、お客さんなし。
CQを切り上げ、呼びに回り10時までに73QSO。
お彼岸の水上げにいかないといけないので、これでQRT。
 
電信・電話HFバンドと思っていたが、結果的には電信・HFローバンドになりました。
ログを送ろうとして、再度 JARL NEWS を見ると まぁ規約・規制の多いこと。
XPOの5割増しのスペースをとっています。
もうちょい簡略化した方がログ提出しやすい。

 9/20 このところのグズグズ天気で兄弟宅の稲刈りは延期。
手すきです。JARL NEWSでチェックするとXPOコンテストの日です。
ちょうどいいと、朝から参加。
 
6時半頃から3.5MHzを一通り呼び回り。
朝食後、3.5MHzを聞くと、ちらほらしか聞こえない。
もう昼型のCNDXに移ったか。
7MHzへ移って呼び回り。適当に隙間もあります。
一通り終わって14MHz-->21MHzと聞くと、14では6エリアが数局、21は全然聞こえず。
14で3局ほどナンバー交換の後、7MHzへ戻って呼び回り。
 
一通り済んでから隙間を見つけてCQを出してみる。
50W+GPではなかなか呼んでもらえません。
それでもときおり声をかけてもらい しばらく続けます。
(ここまでAll CW です)
 
午前中は出たり、お茶飲んだり、適当にQRV。
SSBも少々。昼前で100局弱。
PM、7MHz CWを聞くと、どうもQSO済みの局が多い。
しばらくCQを出してちらほら呼ばれてからSSBへ移動。
8J1M6Oという局が出ていました。
最初は8J1MSOかと思ってたが8J1M6O(エム6オー)でした。三鷹市市制60年記念とのこと。
 
1hほど遊んでから、お料理timeでお休み。
夕方 再開。7CW-->7SSB-->3.5CWと回り、17時過ぎからしばらく3.5CWでCQ連呼。
けっこう呼んでもらい局数が増えました。
Sloper ANT 頑張ってくれました。
100Hzくらい離れてcallされることがあり、オレを呼んでるの?と心配になったことも。
DXが気になり、ちょっと18MHzを覗くも、あまりぱっとしない。
7MHz CWでラスト5局、total 163QSOで終わりました。
出たり引っ込んだりで、QRV時間は6~7hくらいでしょうか。
23~27局/hですから、2.2~2.6分で1QSO、こんなものでしょう。
 

 9/18 21時すぎから14MHzをのぞくとそれなりに聞こえる。
しかし、この時期、このバンドでこの時間は苦しい。
それにSACの局は近間のEU局とどんどん やっていてなかなか割り込めない。
ようやく2局 ナンバー交換してあきらめ。
 
9/19 朝3時頃 トイレに起きたついでに7MHzワッチ、それなりに入ってるが弱い。
GPではcallする気もせず、また寝てしまう。
6時ころから14MHzをワッチするがNG。
 
夕方に14,21MHzをワッチ。入っているが、なんか信号が変。
それでも10局ほどどナンバー交換。
夕食で一旦中断、19時半過ぎからワッチしてるうちANTがNEを向いているのに気づいた。
朝、18MHzでHKを聞いたままにしていたようだ。
ANTをNWに向けたら、14MHzの信号がまともになってきた。
夕食前よりRTNもよくなったみたい。
20局までやったところでCNDXも落ちてきたのでQRT。
 
こんなところで今年のSAC-CWは終わりました。
9/19夜の他のJA局は100番以上のナンバーを送っているのが聞こえました。

 しばらく続いた雨模様も一段落。晴れています。
今日は夜のサークルまで予定なし、この時期になればアブもいないハズ。
それで、以前から考えていた五頭山 大荒川支流のスグノ沢に行ってきました。
2.5万図を見ると、流れは地図の斜め右上へすんなり伸びているように見えます。
しかし、よく見ると標高600m前後で左へ分かれる流れが、その先にずーと続いています。
さらに標高730mあたりの出合から右へ分かれる流れは、ほとんど松平山(954m 五頭山塊で第2の標高)直下まで続いています。
入ってみれば期待どおりで、すっきりした滝が適当に現れ、きついが気持ちいい沢でした。
 
以下、時間順の中身です。
8時、魚止めの滝の駐車場の下に車を置いて歩き出し。
大荒川沿いに山の斜面を行く道は、刈り払いされていて、草露を気にせず歩けてありがたい。
20分で左へ上がる登山道を見送り、踏み跡を進む。
8:35に広河原入り口の20m堰堤に到着。
この先の廊下を巻くとき、前より下を歩いてしまい、崖で怖い思いをした。
9時に広手沢出合、その上の7m滝は以前より上を巻いて、楽に越える。
 
9:20に長倉沢出合。
9:25 3+5m滝、少し手前の右から巻く。ここは踏み跡が分かる。
その先に3m+5m、手前左手のmini沢の岩を登って巻きにかかる。
9:45 谷へ戻る。この先は河原状。
このあたりで転んで左膝強打1回目。
9:55 大裂け目の下(460m~500mH)。右手の草付きから巻く。
10:05~10:20 上へ出て一休み。空はすっかり秋っぽい。
イメージ 1
 
登っていて楽しいかなと自問。厳しいのは確か。
深みに20cmくらいの魚影が見える。
5m滝は左から大高巻き。
対岸の小沢向かい辺りに降りたら、さらに4m滝。左から小さく巻く。
 
10:20 スグノ沢出合。ここまではアプローチ。
(写真の左がスグノ沢、右は大荒川本流)
イメージ 2
 
岩の重なりを行く。ここでも淵に魚影が見える。
10:55 大曲り(570~630mH)。
左手から5m斜めと7mが落ちている。
5mの右を登る。
イメージ 3
 
 
 
     7m →
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5m斜め→
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7mは半分くらいは行けそうだが、その上が不明で右の草付き+藪へ逃げる。
その上につるりとした12m。さらに5m。ここまで巻いて沢へ降りる。
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12mを巻いている途中から
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて5m+3m。
5mの右を登り、3mは雨樋みたいな半円状で、手足を突っ張って登る。
11:25 上へ出た。30分かかった。
 
この上は河原状。
3mが現れた。手前に淵がある。
左の岩が登れそうで、そばまで行ったが足が岩まで上がらない。
淵が深くお尻まで濡れてしまった。
淵の水位を下げようと、石をどかして淵の縁を下げる。10cmくらい下がったかな。
さらに石を岩の下へ放り込んで足場にする。
これで、ようやく左から越えることができた。 11:35
 
その先に4m滝。滝の上の大岩で流れが左右に分かれている。
かなりきつそうだが、右の細い流れに取り付く。
フリクションで登り、上の岩に手がかかったところで体を引き上げる。
伸ばした腕を伝ってくる水で脇の下まで濡れてしまった。
 
この先、河原を歩いているとき、なんでもないところで滑って転んでしまう。
考え事をしてたかな。
左膝を今日、2回目の強打。
体の前面が水に浸かり、ちょっとの間ボーゼン、身動きしない。
2~3秒後 起きたがずぶぬれ。
だれも来ないところだしと、全部脱いで水を絞る。
デジカメが動かなくなってしまった。電池を替えてもダメ。
(したがって、この先は写真はありません)
幸い、体の方は擦り傷ができたのと、左足の痛みは有るが大きいダメージはない。
 
いい加減なところを山の神様にお叱りを受けてしまった。
四方を向いてお詫びのお辞儀をする。
30分近く処置・休憩して歩き出す。
 
そのうち、沢がぐっと左へ曲がり斜め3mと7mが現れる。
660~690mHの等高線が混み合ったところか。
左の方が足場が多く越えられる。
少し先に7m、これは左から巻く。
 
水量は相変わらず たっぷり有る。
谷向こうに五頭山の5つのピークが見える。かなり上がったかんじだ。
 
12:30に740mHの出合。
左右の沢を分ける尾根が数十m伸びてきていて、左右の沢は小さい角度で分かれている。
水量は同じくらい。右へ入る。

沢は大きく右回りにターンし、7m+5mが現れる。右から巻く。
この辺まで来ると、側壁が立っていず、巻くのも楽になる。
12:55 斜め5m、左から巻く。
源流ムードになってきた。
「石の積み重なり」、「岩盤に小滝連続」が交互に現れる。
13:10に左からmini出合。830mHか?
 
2段になった5m、その上に樋状の5m。
13:20 一枚岩の5m、岩がザラザラで半ば上あたりに岩の棚みたいな出っ張りもあり越えられる。
13:25 mini出合、右へ。
13:35 源頭、コンクリートの水槽が二つ重ねで置いてある。???
その上に切開き跡がある。炭焼きの跡?

数m上の小尾根を越えて向こう側に降りたら登山道に出た。
履き物を替えて、そこから5分で松平山の頂上に出た。
途中、登山者1人と出会った。
スグノ沢は想定どおり、山頂直下まで伸びている沢であった。
 
14:05 山頂から下山にかかる。
さっき登山道に出た50mくらい下に雷清水の導標。
コンクリートの水槽はこれかしら。しかし、水場へ来る踏み跡は分からなかった。
下山途中、転んで3度目の左足強打、このときはズボンの膝が大きく破れてしまった。
今日、転んだのはいずれも斜めの岩を踏んで滑ったもの、分かっているがやってしまう。
応急処置しているうち、下から刈り払いの人が2人登ってきた。ご苦労様。
山葵山で休憩したとき、ザックの左の背負いひもが付け根で半分取れかかっているのを発見。
これはヒモで縛って応急処置。トラブルの多い日だ。
 
左足をかばい、今夜のサークル練習のための余力もとっておかないといけないので、ゆっくりペースで下る。
空は山葵山手前あたりから曇ってきた。
16:10に車に戻り、山行終わり。
 
「追記」
 帰宅して再チェックしたら、なぜかデジカメが動くようになった。
水に浸かって回路が一時的にショート状態になったのが乾いて回復したか?
なんにしても助かった。
スグノ沢は、大荒川本流をご本尊様として、北の脇侍のように思える。
ハナノキ沢が南の脇侍。
小倉沢は別格のご本尊様。

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