第5ステージ。最終日!
第4ステージまでのレースは、183.5km、200km、178km、183km。
で、最終日は7.5kmの周回を13周の97.5km。
最終日こそ短いですが、連日175km以上のステージレースを走ったのは始めて。
更にヨーロッパツアーはレベルが高いので少しビビってましたが、何とか走りきりました。

Photo:Syunsuke FUKUMITSU【最終日 集団は伸びきってキツい区間】
Photo:Syunsuke FUKUMITSU
最終日は、周回コース。
ゴール前に一ヵ所登り区間があり、それ以外はほぼ平坦。
しかし、コーナーが多く、ペースの加減速があり集団は伸びるのでいる位置が悪いとかなり苦しめられるコース。
今回KINANは雨乞さんのスプリントで行く。という事でしたが、僕は良い印象を残せてないこのレースで少しでも目立とうという思惑から逃げる気満々でスタート位置に並びました。
1周目からスプリントポイントがされていることから逃げを許さないペースで進む。
僕は登り区間もかなり前で入れましたが、10人弱が割れた形で先行した所にいて、アタックして合流を試みますが失敗。
その後ふたたび一列棒状。
数ヶ所集団が緩む区間がありそこでアタックがかかりますが、前に出れないの+ペースが速いのでアタックできない。。
それで気が付いたら逃げは決まっていた。
そこからは当初のプラン通り雨乞さんのスプリントに切り替える。
僕は集団中腹から前で位置取れていたのでここに合流して貰うのを待つ。
でもスタートから一度も雨乞さんの存在を確認できていなかったから、大丈夫か?と思いながらレースを進める。
これがミスでした。この段階で迎えに行くべきでした。
前にいる選手の所に集合という話をしていたので、来るだろうと思っていましたがあのハイペースではかなり足を使うことを考えてなかったです。
そしてラスト4周。
流石に集団後方まで下がり迎えに行く。
「大丈夫ですか!?」と聞くと、「結構キツイ!」と言っていましたが、スプリンターだから最後まで連れていけばもがけるだろう!!と思い引き上げ開始。
ラスト2周では前に上げきるつもりで引く。
雨乞さんは少しキツそうだったので、保険をかけて自分がメインで引き上げて、何かあれば健児さんに少しでも前でゴールして貰おうと思っていた。2人したしいて共倒れしたらもったいない。
そしてラスト2周に入る登りで後ろから健児さんが、「雨乞さん遅れてる!」と声が聞こえましたが、ここから更に上がるであろう事を考えるともう無理だと思い、健児さんに行くぞ!!と合図を送る。でも健児さんはこれが見えていなかったようで、いなくなっちゃった。
僕も足を消耗してしまったいたのでどうしようと少し後ろを伺い位置を下げたしまいますが、健児さん姿は見えないので一人で行くことに。
でも、ペースが上がりきった集団で位置を下げてしまったのは致命的。
少し苦しんでいると後ろから健児さんが来る。
最後に一仕事!!と引き上げようとしますが、コーナーのゴタゴタでまたまた位置を下げてしまい前に健児さんを残し、集団後方で苦しんでレースを終えました。
最後ステージは何ともモヤモヤするレースになってしまいました。
なにはともあれこれで、「Tour du Loir-et-Cher」全日程終了!
無事怪我も無く走りきれました。
チームとしても個人的にも存在感を残す事ができなかったのは悔しい所ですが、これから精度を上げていけば勝負に絡めると思える場面もあったので収穫のあるレースではありました。
調子は良いので、次のレースでまたトライして結果に繋げて行きます。
応援ありがとうございました‼
今日、日本へ発ち到着は日本時間で17日の20時頃です!