小学校から中学校に異動になって四年目。
私のポリシーとして、“三年間使わなかったものは必要ないものとして捨てる”。
故に、今日は小学校時代の資料、特に授業などの指導資料を整理しました。
そうしないと、栄養教諭の認定講座でもらった資料が山のようになっていて入れるところがないのです。まったく、うちの学校は市内一番の田舎で土地がいっぱいあるくせに栄養士室はコンパクトなのです。同じ市内でも十畳もあるところがあるというのに、、、、
と、いうわけで午前中は、熱中して整理しました。と、いうより捨てました。でるわ、でるわ、昔の紙芝居やかわいい指導資料。中学では使えそうもありません。私は絵が得意なためフリーハンドでたくさん作っていたのです。まあ、捨てても、必要ならまた描けばいいやと思い切って捨てました。なごりおしいものは、デジカメで保存しました。
最後まで悩んだのは、パネルシアター関係です。パネルシアターって知っていますか? ネルの布に不織布を張って指導する教材です。私は保育園時代のノウハウがあるので、パネルシアターはかなり懲って作りましたし、指導もしました。紙で作った紙芝居や食品のマグネットは異動の時にほとんど前任校においてきましたが、パネルシアターは高価なものなのでいままでとっておきました。結局、捨てられず隅に押し込んでしまいました。
初めて中学に来て気がついたのですが、小学校の方が授業するのは大変だと思います。小学校は絵や資料の面白さで、結構授業はごまかせました。特に低学年は紙芝居やペープサート、パネルシアターで生徒は楽しく授業を聞きます。多少、話術が下手でもそれなりに授業は進んでいきます。ですから、小学校の時は授業が好きでしたしそんなには苦になりませんでした。まぁ、いま思えば若かったんでしょうねぇ。無我夢中、生徒の反応とか、生徒がどれだけわかったかなんてことより、楽しく授業ができたかなんてことに夢中になりひたすら絵を描いていたんでしょうねぇ
今日は、指導案のファイルもおもいっきり捨てました。こんなの恥ずかしくて使えません。それでも、捨てているファイルや資料ひとつひとつが私の大事なスキルという財産になって残るでしょう。
「おもいっきり小学校の資料捨てちゃったよ」と、ある先生に話すと「わかんないよー 来年戻されるかも」なんて縁起の悪い冗談を言われました。洒落になりません
私は、もう小学校はイイです。紙芝居やエプロンシアターなんてやる気力ありません。
あと、人間関係が私は中学校が合っているようです。何て、言うのでしょう。さっぱりしています。男性が多いというのが原因なのでしょう、女性もさっぱりしていてつきあいやすいです。私は、プライベートの友達がほとんど男性なので今の職場はおなじノリですごく楽チンです。生徒もはじめ大きくて怖かったんですが、慣れるとかわいいです。
そのかわいい生徒たち。明日は、静かだった学校にどしゃーっと来ますよー。
今日は早く寝て、体力温存しなければ、金曜日までもちませんね。
※写真は、小学校時代の盛り付け日めくりカレンダーです。評判が良く、市の教育研究所の展示会に張り出されたこもとありました。なつかしー
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