マヌカハニー

偽装マヌカハニーについて

先月のテレビ番組『林修の今でしょ講座』でマヌカハニーがウイルス感染対策に有効だと紹介されてからマヌカハニーを買い求める方が増えています。しかしながら、マヌカハニーをネットで購入される際には本物かどうか、見極めることが大事です。なぜなら、半分以上は偽者なのです。産経新聞の経済情報サイトのサンケイビズでも20189月にそのマヌカハニーの偽装問題は取り上げられています。その記事のタイトルは「『液体の金』偽装で甘い蜜、NZ産マヌカハニー、生産量以上に流通」です。

 

ニュージーランド第一次産業省(日本の農林水産省に当たる)はマヌカハニーの生産量と販売量があっていないことを認めています。販売量1万トン余りに対して、生産量は1700トンなのです。ということは世界的には80%以上が偽装されていることになります。2019年の日本への輸入量は503トンですので世界の約3分の1のマヌカハニーが日本に輸入されているとは考えにくいのです。

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 そして、マヌカハニーの抗菌成分はMGOなので、MGO含有量を分析すればマヌカハニーであるかどうかを判断できるのですが、日本でマヌカハニーを取り扱っているほとんどの業者は輸入してもMGO分析をしていません。

 

なので……おかしいと思ったら、必ず、日本マヌカハニー協会にお問い合わせください。

 

http://j-manukahoney.jp/

 

また、本物のマヌカハニーであってもMGO1100㎎以上/㎏含まれるとMGO高濃度の高級品と謳いながらMGO濃度が表示より極端に低く実際には200㎎くらいしか含まれていないものを高価な値段で販売している業者、100%マヌカハニー固形ドロップといって加熱加工によって発がん物質HMFの含有量が規制値40㎎未満/㎏のところを2,000㎎以上/㎏含まれる製品を平気で販売している業者など、様々な悪徳業者が横行しています。

 

マヌカハニーは薬ではないので感染者が治癒効果を求めるものではありません。しかし、これまでの研究結果からマヌカハニーのウイルス感染予防効果は明らかにあると思います。それだけに、善良な方々をだます悪徳業者を私は許せないのです。


アルコール消毒の後にはマヌカハニーハンドクリームを塗るのがお薦め

インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス感染対策に手のアルコール消毒や石鹸でこまめに洗うことは今や常識となってきています。

 

アルコール消毒液は抗菌抗ウイルス活性が強く、水洗いが不要、消毒時間が短くて済むなどのたくさんの利点があります。しかしながら、アルコール消毒液は抗菌石鹸と比較して、皮膚への刺激性はないものの皮膚を乾燥させ、場合によっては、激しい敏感肌を引き起こすこともあります。なので、冬場に乾燥しやすい肌の方々、特に、高齢者のそのような肌の方々がウイルス対策のためにアルコール消毒液を利用した場合には、乾燥肌が酷く手荒れを引き起こし、角質層が剥離し、皮膚バリアが崩れ、逆に、肌から病原細菌が侵入しやすくなるのです。

 

そのような理由で、私はアルコール消毒液をなるべく使いたくないのですが、このところ、アルコール消毒を求めてくる場所があり、しかたなくアルコール消毒しています。しかし、その後は必ず、マヌカハニーとαオリゴ糖を配合したハンドクリームを塗るようにしています。油分で皮膚を保護し、保水して肌を柔軟にし、手荒れを防ぐことができます。さらに、マヌカハニーとαオリゴ糖の抗菌抗ウイルス効果も期待できます。

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 手をアルコール消毒することや石鹸で洗うことがインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの感染対策に有効なことはウイルスの構造から明らかです。

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 これらのウイルスはエンベロープという脂肪膜で覆われていて自分の遺伝子を保護しているのですが石鹸に含まれる界面活性剤やアルコールは脂肪膜除去に有効ですので、抗ウイルス効果は期待できます。ということは、脂肪膜の脂肪を包接して病原菌の溶菌作用(菌を溶かして殺す作用)のあるαオリゴ糖も細胞膜除去に効果が期待できると考えられます。

 

また、前々回のこの『健康まめ知識』で紹介していますが、310日火曜日のテレビ番組『林修の今でしょ!講座』で新型コロナウイルスの感染対策にマヌカハニーが効くかもしれないと講師の先生が言っていたとネットでも話題になっています。その講師の先生はインフルエンザウイルスに対するマヌカハニーの抗ウイルス作用について長崎大学の論文を紹介していて、同様に、構造的に同じ新型コロナウイルスにも有効な可能性があるとのことでした。もし、そうであるなら、メチルグリオキサール(MGO)が関与している抗ウイルス作用はスパイクというタンパク質の変性によるものと考えられます。

 

したがって、ウイルス対策のためにもマヌカハニーとαオリゴ糖を配合したハンドクリームを常備しましょう。

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マヌカハニーは新型コロナウイルスの感染対策に対して有効かどうかについて

310日火曜日のテレビ番組『林修の今でしょ!講座』で新型コロナウイルスの感染対策にマヌカハニーが効くかもしれないと講師の先生が言っていたとネットでも話題になっています。そこで、マヌカハニーに関して誤解のないように『美肌をつくるハチミツの王様マヌカハニー』(ハート出版)の著者である私の見解を述べておきたいと思います。少しだけ長くなりますがお許しください。

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 番組で取り上げていた長崎大学の報告でインフルエンザウイルスに対する効果は私の『健康まめ知識』にも載せているので確認できると思います。

 

http://blog.livedoor.jp/cyclochem02/archives/38786763.html

 

もちろん、コロナウイルスに対しての検討ではありませんので効果があると断言はできません。しかしながら、インフルエンザウイルスに対してアカシアやソバよりもマヌカハニーのウイルス増殖の阻止能力が高い理由は明らかにメチルグリオキサール(MGO)であることに間違いはないと思います。なぜなら、グルコースからグルコースオキシターゼによって発生する過酸化水素やフラボノイドなどの抗ウイルス作用物質の含有量に関しては各種ハチミツに大きな差はないのですが、MGOに関してはマヌカハニーに含まれる含有量が100㎎~1000㎎以上/㎏に対して他のハチミツは0㎎~10㎎程度/㎏であるからです。

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 よって番組で講師の先生が言われていた『マヌカハニーは高価なのでMGO濃度の低い安価なものを選んでも問題ないと思います。』はハッキリ言って間違いだと思います。

 

インフルエンザもコロナもウイルスはすべて核酸のRNADNAがタンパク質で覆われた形をしていて、さらに、人の細胞に侵入するためのスパイクもタンパク質で出来ています。

 

MGOはタンパク質を糖化して変質させますのでウイルスの増殖を抑制する効果は期待できると思います。よって、マヌカハニーはMGOの高濃度のものほど効果は高いと考えられます。ただ、マヌカハニーについて私の最も伝えたいことは悪質なマヌカハニー業者に騙されないことです。MGOが高濃度であると偽って販売している業者が多いことです。その理由は、日本にはMGOの分析可能なラボが二か所しかない為なのです。品質が保証されている確かなものを選びましょう。

 

http://blog.livedoor.jp/cyclochem02/archives/54117138.html

 

また、ウイルス対策に関しては、プロポリスの方がマヌカハニーよりもインフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果の検討は行われてきました。米国の1992年の論文(J. Nat. Prod., 1992 Mar; 55(3):294-302)も日本の論文(Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine Volume 2011, Article ID 254914)もプロポリスに含まれる桂皮酸誘導体が抗ウイルス作用に関する有効成分だとしておりますので桂皮酸誘導体であるCAPEを含むニュージーランド産プロポリス(CAPE30+CAPE規格値30㎎以上/10g)は抗ウイルス作用を期待できると思います。よって、ウイルス対策にマヌカハニーとプロポリスの双方を配合しているプロポリスキャンディを予防のために常備するのは良いかも知れません。

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マヌカハニー新ブランド立ち上げの理由(わけ)(その2. NZ産プロポリス)

コサナが20196月にニュージーランドのパートナーであったMH社から離れてオリジナルブランドを取り扱うことになったもう一つの理由はプロポリス製品がニュージーランド産からウルグアイ産に変更されたことにもありました。ウルグアイ産であってもニュージーランドで作られたプロポリスキャンディなのだからニュージーランド製品としていいと主張するのですが、ニュージーランド産と信じている消費者を欺いていることは明らかです。残念ながら、こういったニュージーランド製品があるのはMH社に限りません。

 

ニュージーランド(NZ)産プロポリスには他の国のプロポリスに比べて圧倒的に高濃度のコーヒー酸フェネチル(CAPE)という特別な機能性成分が入っています。10年前、MH社のCEOであったケリーは、健康増進に有益なCAPEの科学的根拠をコサナに伝えたことから、コサナの関連会社のシクロケムバイオはCAPEの研究開発を進めることになったのでした。

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 CAPE
には希少難病である神経線維腫症、癌、痛風、高尿酸血症などの様々な病気に対する改善作用のあることが見出されていました。そこで、コサナの関連会社のシクロケムバイオは国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)との共同研究を8年以上に渡って行っており、現在でも進行中です。最初の発見として、γ-オリゴ糖を用いてCAPEの生体利用能を高めることで、NZプロポリスの抗がん作用が高まることを見出しています。

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 さらに、産総研との共同研究でCAPEには認知症の予防効果のあることも明らかとしています。脳内のタンパク質は老化や日頃のストレスなどが原因で凝集するのですが、このタンパク質凝集がアルツハイマー病やパーキンソン病などの認知症を引き起こすことが知られています。CAPEにこのストレスによるタンパク質凝集の抑制作用のあること、つまり、CAPEには認知症予防の効果のあることを確かめています。

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 このようにCAPEにはストレスによって発生するタンパク質凝集体を拡散化する作用があるのですが、それだけではなく、脳神経細胞の分化誘導作用において、57機能性成分の中からCAPEが最も有効な物質であることが明かとなりました。この脳神経細胞の分化誘導に有効な物質としてはレチノイン酸(RA)が知られているのですが、RAを比較して、3倍の能力を持っていること、つまり、CAPEには認知症の予防効果だけでなく、脳機能の改善効果もあることも確かめられています。

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 上述の検討結果からCAPEによる脳機能改善効果が期待できましたので、次に、マウスの記憶・学習の調査のためのオブジェクト認識テストを検討しました。

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 マウスにスコポラミン(ScopolamineSC)という薬剤を与えると記憶・学習機能が低下してしまうのですが、SCを与えてもCAPEを摂取していれば、記憶・学習機能の低下は抑えられ、CAPE-γオリゴ糖包接体を摂取すると、SCを与えているにもかかわらず、SCを与えていないマウスよりも記憶・学習機能が向上すること、つまり、生体外のビトロ試験だけでなく、生体内のビボ試験においても、脳機能改善効果のあることが確かめられました。

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 このように、CAPEが高含有のNZプロポリスの多くの効能が産総研との共同研究で明らかとなり、学術論文として報告しています。このような研究報告をMH社に情報提供したのですが、残念ながら、MH社はプロポリスキャンディの原料をNZ産プロポリスよりも安価であるという理由だけでウルグアイ産プロポリスに変更したのです。

 

そこで、科学的根拠に基づいた製品を取り扱うコサナは、独自にプロポリスニュージーランド社と提携し、CAPE30㎎以上/10g含まれるNZ産プロポリスを採用し、サプリメント、キャンディ、歯磨き等、コサナオリジナルのNZプロポリス製品を開発することとなったのでした。

 


マヌカハニー新ブランド立ち上げの理由(わけ)(その1. マヌカハニーの品質問題)

ご存知のように、コサナは今年20196月までニュージーランドのパートナーであったMH社から離れてオリジナルブランドのマヌカハニーを取り扱うことになりました。その大きな理由はMH社のマヌカハニー製品とプロポリス製品の品質問題にありました。

 

コサナは2007年からMH社製のマヌカハニーを日本に輸入し、マヌカハニーの日本における認知度を向上させ、MH社製品を日本におけるトップブランドにしました。しかしながら、2016年からMH社のCEOが変わり、マヌカハニーの品質に問題が生じてきました。輸入した製品を日本国内で品質をチェックしておりますが、ここ数年は、その品質に問題のある製品の頻度も高くなり、平均約2割以上の製品を廃棄、あるいは、ニュージーランドに戻さなければならないといった状態であり、最終的に、コサナニュージーランド社を設立し、品質問題のない自社製品を輸入することとしたのでした。

 

ただ、このマヌカハニーの品質問題はMH社だけに留まるものではありません。ニュージーランドから輸入されている多くのマヌカハニー製品に及びます。マヌカハニーは抗菌成分のメチルグリオキサール(MGO)含量でグレード分けされています。MGO分析はニュージーランドで行われていますが、MGO分析には特殊な方法が必要ですので、残念ながら、日本においてMGO分析できるところは全国にわずか二か所しかありません。コサナの関連会社の株式会社シクロケムバイオの研究所と千葉県薬剤師会検査センターのみなのです。そういった状況の下、グレードを偽った多くのマヌカハニー製品が日本国内では売られているのです。

 

たとえば、T社製の高級グレードのマヌカハニーMGO860+500g)を税込み価格24,980円で購入し、そのMGO濃度を分析したところ、860㎎以上/㎏からほど遠く、実際の含有量はわずか373/㎏でした。高級なマヌカハニーを買ったと信じる消費者を欺いていることは明らかです。

 

山村学園高校はマヌカハニーのMGOの研究を行っており、同じT社からマヌカハニーMGO900+(500g)のサンプルを入手していることを知りました。そこで、MGOを偽った製品のサンプル供給は出来ないはずですので、山村学園高校より、そのサンプルを少し頂き、MGO分析しました。その結果、確かにMGO濃度は977/㎏であり、900/㎏より高い値であることは判りました。しかしながら、ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)の含有量は2343.7mg/kgという大変危険な値を示したのです。(ハチミツにはHMFという発がん性の物質が含まれているため、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が合同でつくった国際的な食品規格でHMF含有量は40/㎏未満である必要があります。また、ニュージーランド産蜂蜜規格も同様に40/㎏未満です。)

 

そこで、実際のニュージーランドから輸入されている各社のマヌカハニー製品のHMF含有量を分析してみました。その結果、30%の製品が規格外であることが確認されました。

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 このように日本に輸入されているマヌカハニー製品の多くにMGOHMFの含有量に問題のある製品が含まれています。そこで、私たちは、消費者の方々に安心してマヌカハニーをご愛用頂くことを目的として、日本マヌカハニー協会を立ち上げ、日本におけるマヌカハニーの品質管理を徹底することとしました。まだ、HPは完成しておりませんが、お問い合わせは可能となっておりますので、ご購入のマヌカハニー製品が心配の方はお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

http://j-manukahoney.jp/お問い合わせ/

 

 

 


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