February 09, 2007

奥谷禮子社長の発言に非難轟々

livedoorニュース−「過労死は自己責任」 これは「あまりの暴論」なのか
 「過労死は自己管理責任」「下流社会だの何だの、言葉遊びですよ」―人材派遣会社ザ・アールの奥谷禮子社長が雑誌で発言した事に対し、民主党の川内博史衆議院議員が2007年2月7日の国会予算委員会で、「あまりの暴論!」と柳沢伯夫厚生労働大臣に詰め寄った。奥谷社長は、柳沢大臣の諮問機関である労働政策審議会の分科会委員を務めているからだ。ネット上でもこれを巡って激しい議論が続いている。

 例えば、ある人の仕事の処理能力が、10だったと仮定しましょう。その際、会社から命じられた仕事の量が、20だったり30だったりすれば、それは実務の進め方やスケジュールの管理方法を工夫する事で、効率良く仕事をこなしていく事が出来ます。そうした意味では、「自己責任」という言葉も当てはまるのでしょうが、しかし、過労死とは、個人の処理能力が10のところに、100や200の仕事量を押し付けられるからこそ、発生しているのです。日本的独特の終身雇用、年功序列といった企業風土が、労働者達の甘えや会社への依存を助長している面も確かにあるのかも知れません。しかし、ぬるま湯の中に浸けられているからこそ、暗黙の了解、無言の圧迫で、サービス残業や休日出勤にも文句を言えない、という状況があるのも確かな訳で、どうもこの方は日本の企業内にはびこる、そうした陰湿な空気が分かっていない気がします。

 ところで、世の中にはもう1つの「かろうし」がある事を、皆さんはご存知でしょうか。それは、漢字で「暇労死」と書きますが、つまり通常の「過労死」とは逆に、仕事が暇で暇で仕方なく、何もする事が無いのでついつい死にたくなってくる、という病です。例えば、私の勤める会社は万年業績不振で、ほとんど仕事がありません。かと言って、自分達で新たな仕事を作り出すという気力も湧かないまま、諦めと絶望だけが社内に蔓延しています。私もそんな空気に流され、朝はブログの更新に精を出し、昼のチャイムがなると弁当を食い、昼からは近所の古本屋を巡って、掘り出し物を探す毎日です。やがて、陽が暮れ始め、古本やCDを詰め込んだ営業鞄を手に提げながらの帰り道、ふと「このままでは、間違いなく会社は倒産する!俺はまた無職に戻って、家族から冷たい眼で見られるに違いない!それなのに、自分は一体、何をやってるんだ!」という後悔と自己嫌悪が襲い掛かり、無性に死にたくなってしまいます。残念ながら、この「暇労死」は、間違いなく「自己責任」なので、会社に賠償を求める事も出来ません。

cyprish at 11:14│Comments(2)TrackBack(0)経済 

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この記事へのコメント

1. Posted by ちえ   February 15, 2007 23:21
明日。。記事。。更新されないかなぁ。。。

今日、こんなニュース見ました。
「一澤帆布の社長側が、前社長側に11億円の賠償求め提訴」
23号さんだったらどう思うかなぁ。。。

2. Posted by ニュース23号   February 16, 2007 12:26
今週は中々更新出来なくてすいません。単なるサボリです。リクエストは、来週お応えしようと思っています。

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