こんにちは、Shinです。
日本は春らしい気候になってきたようですね。
4月間近だというのに、今日のニューヨークは強風でめっちゃ寒いです。今マイナス3度ですが、風で体感温度はマイナス10度くらいなんじゃないでしょうか?あと3ヶ月で夏が来るとは信じられないです・・・。
さて、こないだの長距離フライトで、古い映画を観ました。
Guess Who's Coming to Dinner
という映画です。日本では「招かれざる客」という邦題で知られているそうで、1967年の作品です。
何気なく観た映画でしたが、俳優さん達の演技とストーリーが素晴らしく、とても印象に残りました。
黒人差別は良くないと教育してきたお金持ちの両親の白人の娘が、旅行先で出会った黒人医師と恋に落ち、その医師とともに家にあらわれて、結婚の承認を求める・・というところからそれぞれの登場人物の様々な葛藤がドラマを生んでいきます。
機会があったら是非観てみてください。この時代からは大分変化していると思いますが、まだこういった差別というか人種間の壁というのはアメリカに根強く残っています。
さてこの映画の題名は「誰がディナーに来るか当ててみて」という意味ですね。こういう「Guess」の使い方ってアメリカのリアル英会話で良く出てきます。
この「Guess」を使うときは相手が「えっ?」と驚くことを期待しているのですが、親しい仲間内での会話ですごくポピュラーなのが、
Guess what
という決まり文句。直訳は「なんだか当ててみて」ですが、話の冒頭でいきなりこのフレーズを出されるので当てられるはずがありません。これは「ねえ聞いて!」という感じの切り出しフレーズなんです。何かビックリするような経験をして、それを友達に伝えたいときにピッタリな切り出しフレーズですよ。
さて、この映画の中でこの黒人医師の白人の恋人が、「黒人」という単語を言うときに
Negro
と何度も言っていることに驚きました。ヒドい差別用語で、日本人が絶対に使ってはいけない
Nigger
という呼び方のもとになったのがこの「Negro」という単語で、これも黒人差別用語と認識されており、普通の場所では使われない単語だからです。
調べたところ、60年代終盤まではこの「Negro」は「Colored」や「Black」という呼び方よりも丁寧とされていたようです。70年代に入ってから「Black」が最も丁寧な呼び方となり、90年代から「African American」というのが最も差別的でない呼び方となっています。
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