朝日新聞のサイトに、表題の記事が
ありました。詳しい内容は記事本文をお読みいただくとして、簡単に
言ってしまえは、ドラマや映画などの撮影に列車や駅を使ってもらおう
という動きが活発になっているという内容で、鉄道会社にしてみれば、
話題になって乗客が増えればという意図があるようです。
駅や列車の情景と言えば、物語のキーポイントや舞台だったり、
そこはかとなくムードを添えたりと、ストーリー展開を
より印象的なものにする不思議なものがあるような気がします。
例えば、豊川悦司が駅員を演じたドラマ「青い鳥」では、清澄駅こと
中央本線(中央東線)の信濃境駅が舞台に。
桜井幸子、真田博之主演のドラマ「高校教師」では、最終回終盤で
警察から逃れ、列車に乗り降りた駅が信越本線の青海川駅。
そこから列車に乗り、赤い糸で互いの指を結び繋いでもたれ合う、
死とも眠りとつかないラストシーン・・・。
鈴木保奈美と織田裕二主演の「東京ラブストーリー」の最終回では、
伊予鉄道の梅津寺駅で結局2人は会えず、鈴木保奈美が立ち去った
後の駅で風に揺れるハンカチだけが残って、2人の仲が終わった事
を印象付けたシーン。
NHKの朝の連続テレビ小説「ずすらん」は、北海道の駅で拾われ、
その駅で生涯を閉じた女性・萌の物語。この北海道の駅「明日萌駅」
は、留萌本線の恵比島駅の事です。
その他、高倉健主演「鉄道員」、三浦洋一や宇津井健などが
出演した刑事ドラマ「さすらい刑事旅情編」、サスペンスドラマ
のトラベルミステリーなどなど・・・、枚挙に暇がありません。
人気のあったドラマ・映画の印象的なシーンで出てきた列車や駅は、
時がたってもなお訪れる(乗る)人がいて、鉄道というものに
少しでも関心を持ってもらうのにプラスになっているようです。
記事中でも、ドラマ「砂の器」効果で、山口線のSL・やまぐち号の
乗車率が上がったとの事です。
一鉄道ファンとして、ファンでない人々が、鉄道の旅というものに
興味を持ち、体感してもらえるのは、やはり嬉しく思います。
結果として、ローカル線など、鉄道の経営に少しでもプラスになれば
いいですね。