2012年02月11日
化石の記憶全2巻 たがみよしひさ著 秋田文庫
なんかいきなりコミックレビューブログみたいになってますが(笑)。たがみよしひさと言う漫画家、最近の若い人は存在すらも知らないでしょうが、代表作「軽井沢シンドローム」などで2等身と8等身のキャラを使い分ける独自の世界観を築いた、ある世代以上にはそこそこ有名な漫画家です。
氏の作品は上記したように、2等身と8等身が作品中で切り替わる為、一部では解りづらいと言う拒否反応も生みましたが、実は8等身のみのシリアス作品もかなり発表しています。8等身作品は主にSFやホラーモノが多いのですが、中でも一番お勧めしたいのがこの「化石の記憶」。化石と書いて「いし」と読むのですが、個人的には軽井沢シンドロームよりも、氏の代表作として推したい完成度の高さです。
ネタバレしてしまうので詳しくは書きませんが、簡単に言えばタイムパラドックスモノ。そして群像劇でも有るので登場人物がやたら多いです。氏の描き分けパターンとして、髪型、輪郭、目の種類で人物を区別して描くのですが、ほぼそのパターンを使い切るほど人物が登場します。=氏の画風に慣れてない人には、キャラクターの見分けがつきづらいと言うことになるのですが(笑)。その辺りは作者も出版社も認識しているようで、2巻の巻頭にはキャラクター紹介ページが有ります。
さてそろそろ何故当ブログでこの作品を取り上げたのか説明します。この作品では作中に多くの車が登場します。片っ端から上げていくと、ミゼット前期型、2代目セリカXX、Y30グロリア、バラードCR-X、VWビートル、初代MR-2、S12シルビア、6代目フロンテ、3代目ハイラックス、910ブルーバード、4代目サンバー、ジャスティ、2代目ジムニー、初代アルシオーネ、流面形セリカ、5代目コロナ、ファミリアカブリオレ、アウディクワトロ、ベンツ500SECてなところでしょうか?
このラインナップを見て何か気づきませんか?そう。ほとんどの車がプラモ化されている車なんですよね。当時ガンガンに飛ばしていたタミヤ製品が多いのは当然ですが、LSのミゼット、ニチモのハイラックス、コロナなんかも登場しているのです。いずれの車もキットが作画資料として使われたようで、どれも明確に車種が解るほどていねいに描き分けられていて、車好きとしても楽しめる作品です。
氏の作品は上記したように、2等身と8等身が作品中で切り替わる為、一部では解りづらいと言う拒否反応も生みましたが、実は8等身のみのシリアス作品もかなり発表しています。8等身作品は主にSFやホラーモノが多いのですが、中でも一番お勧めしたいのがこの「化石の記憶」。化石と書いて「いし」と読むのですが、個人的には軽井沢シンドロームよりも、氏の代表作として推したい完成度の高さです。
ネタバレしてしまうので詳しくは書きませんが、簡単に言えばタイムパラドックスモノ。そして群像劇でも有るので登場人物がやたら多いです。氏の描き分けパターンとして、髪型、輪郭、目の種類で人物を区別して描くのですが、ほぼそのパターンを使い切るほど人物が登場します。=氏の画風に慣れてない人には、キャラクターの見分けがつきづらいと言うことになるのですが(笑)。その辺りは作者も出版社も認識しているようで、2巻の巻頭にはキャラクター紹介ページが有ります。
さてそろそろ何故当ブログでこの作品を取り上げたのか説明します。この作品では作中に多くの車が登場します。片っ端から上げていくと、ミゼット前期型、2代目セリカXX、Y30グロリア、バラードCR-X、VWビートル、初代MR-2、S12シルビア、6代目フロンテ、3代目ハイラックス、910ブルーバード、4代目サンバー、ジャスティ、2代目ジムニー、初代アルシオーネ、流面形セリカ、5代目コロナ、ファミリアカブリオレ、アウディクワトロ、ベンツ500SECてなところでしょうか?
このラインナップを見て何か気づきませんか?そう。ほとんどの車がプラモ化されている車なんですよね。当時ガンガンに飛ばしていたタミヤ製品が多いのは当然ですが、LSのミゼット、ニチモのハイラックス、コロナなんかも登場しているのです。いずれの車もキットが作画資料として使われたようで、どれも明確に車種が解るほどていねいに描き分けられていて、車好きとしても楽しめる作品です。
2012年02月04日
タミヤ1/12RC XR311コンバットバギー
以前オオタキのランボルギーニチータを取り上げた際に、ハマーとの関係性にふれたモノの、浅い内容しか書けなかったことが有りました。それと言うのも、筆者は車好きでありながらラジコンを全くしない人間で、ちょっとでもラジコンをかじっている人間であれば、タミヤのXR311コンバットバギーとチーターの関係からハマーへの流れなど知っていて当然の話だったと思います。
今回タミヤからこのXR311コンバットバギーが再販されたと言うのをきっかけに、再度調べなおした一連の車の関係性について触れておこうと思います。そもそもチーターがアメリカ軍に採用されなかった理由と言うのが、ランボルギーニとチーターを共同開発していたアメリカカリフォルニアの会社、モビリティーテクノロジーインターナショナル(MTI社)が、同じくアメリカ軍に納入しようとシカゴFMC社の試作していた、XR311をコピーしたモノだったと言う話です。
当然コピーされた側のFMCはMTIを訴えた為、MTIはチーターのプロジェクトから離脱。ランボルギーニは単独でアメリカ軍に納入してもらおうと動きますが、アメリカ国民の税金で成り立っているアメリカ軍が、イタリア企業の車を納入する必要が有りません。同じようなモノはアメリカ国内でも作れますし、大体元ネタはシカゴの企業なのですから。
それでもランボルギーニは当時資本関係に有ったクライスラーのエンジンを搭載するなどして、なんとか採用して貰おうとしましたが、結局FMCのXR311共々落選。ランボルギーニはチーターを焼き直して、フロントに自社エンジンを搭載し、デザインも変更して一般向けに1896年からLM002として販売。XR311はその設計思想がハンヴィーに受け継がれ、それが民生用になったモノがハマーで、こちらは1992年から販売されました。
面白いのは、タミヤのラジコンがXR311とチーターで同じシャーシを使用している点。コピーされた側のXR311が先で、コピーした側のチーターが1年後に発売というのは、ささやかな配慮でしょうか?(笑)
http://www.tamiya.com/japan/products/58004xr311/index.htm
今回タミヤからこのXR311コンバットバギーが再販されたと言うのをきっかけに、再度調べなおした一連の車の関係性について触れておこうと思います。そもそもチーターがアメリカ軍に採用されなかった理由と言うのが、ランボルギーニとチーターを共同開発していたアメリカカリフォルニアの会社、モビリティーテクノロジーインターナショナル(MTI社)が、同じくアメリカ軍に納入しようとシカゴFMC社の試作していた、XR311をコピーしたモノだったと言う話です。
当然コピーされた側のFMCはMTIを訴えた為、MTIはチーターのプロジェクトから離脱。ランボルギーニは単独でアメリカ軍に納入してもらおうと動きますが、アメリカ国民の税金で成り立っているアメリカ軍が、イタリア企業の車を納入する必要が有りません。同じようなモノはアメリカ国内でも作れますし、大体元ネタはシカゴの企業なのですから。
それでもランボルギーニは当時資本関係に有ったクライスラーのエンジンを搭載するなどして、なんとか採用して貰おうとしましたが、結局FMCのXR311共々落選。ランボルギーニはチーターを焼き直して、フロントに自社エンジンを搭載し、デザインも変更して一般向けに1896年からLM002として販売。XR311はその設計思想がハンヴィーに受け継がれ、それが民生用になったモノがハマーで、こちらは1992年から販売されました。
面白いのは、タミヤのラジコンがXR311とチーターで同じシャーシを使用している点。コピーされた側のXR311が先で、コピーした側のチーターが1年後に発売というのは、ささやかな配慮でしょうか?(笑)
http://www.tamiya.com/japan/products/58004xr311/index.htm
2012年01月31日
amt1/25スバルブラットSUBARUBRAT 9000円c
アメリカのAMTと言えば、レアな日本車をキット化してくれる嬉しいメーカーですが、このスバルブラットもそんな1台。簡単に言えばレオーネベースのピックアップトラックなのですが、そのボディ形態からか日本では販売されなかった車種です。
上記したように当時、日本で作られていたにも関わらず日本では販売されなかった為、希少車として一部で人気になり、それなりの数の車が逆輸入で日本に上陸し、筆者も何台か見かけたことがあります。
ブラットの特徴としては、荷台に2脚のイスが備え付けられていることで、これはAMTの箱絵でもしっかりと描かれていて、この車のもっとも特徴的な部分と言えるでしょう。しかしこの2脚のイスには実は深い理由が有り、ただのオプションシートではありません。
当時のアメリカでは、日本から輸入されるピックアップトラックに高い関税が掛けられていたらしく、それを回避する為に、スバルはブラットをトラックではなく4人乗りの乗用車として登録しました。その為荷台に2脚のイスが乗せられていたわけです。
ブラットはこの2代目モデルで生産を終了しましたが、その後アメリカでは3代目レガシィベースのピックアップトラック「バハ」が作られました。ただこちらも残念ながら日本には未導入で、北米のみでの販売でした。

上記したように当時、日本で作られていたにも関わらず日本では販売されなかった為、希少車として一部で人気になり、それなりの数の車が逆輸入で日本に上陸し、筆者も何台か見かけたことがあります。
ブラットの特徴としては、荷台に2脚のイスが備え付けられていることで、これはAMTの箱絵でもしっかりと描かれていて、この車のもっとも特徴的な部分と言えるでしょう。しかしこの2脚のイスには実は深い理由が有り、ただのオプションシートではありません。
当時のアメリカでは、日本から輸入されるピックアップトラックに高い関税が掛けられていたらしく、それを回避する為に、スバルはブラットをトラックではなく4人乗りの乗用車として登録しました。その為荷台に2脚のイスが乗せられていたわけです。
ブラットはこの2代目モデルで生産を終了しましたが、その後アメリカでは3代目レガシィベースのピックアップトラック「バハ」が作られました。ただこちらも残念ながら日本には未導入で、北米のみでの販売でした。
