2022年11月17日

アオシマ1/24ホンダ痛車変態王子と笑わない猫。ビート 2500円

今回紹介するキットはアオシマの痛車シリーズ変態王子と笑わない猫。ビート。アニメ化は2013年春期なので、ちょうどアオシマが痛車キットで取り上げるのに良いタイミング。原作小説は2019年完結となかなかのロングセラーで人気あったんですね。と言ってもアニメも小説もマンガも全く見た事無いのでなんにも言えることは無いのですが。ぺこーり。

となると取り上げるのは実車ビートについて。同じ軽MR車で後継車とも言えそうなS660が今年残念ながら生産終了になりました。S660が7年間で3万8916台。ビートが5年間で3万3892台。ビートは初動が大きくバブル崩壊以後は尻すぼみだった印象(実際に生産終了から販売終了まで1年掛かっています)。S660は生産終了時の限定車が瞬殺でしたが、結局この辺の台数が生産を諦める台数なんでしょうね。

もう一方の軽オープンコペンの方は、初代が10年間で5万8496台、2代目はGRコペン含めて8年で42765台。こちらも平均年5000台ペース。コペンの方が毎年増減少なく売れてるみたいで、この方が作り続けて行く動機?になるみたいです(笑)。

ビートはもう30年前の車になりますが、未だに総生産台数の4割程度が現存しているそうです。MRレイアウトの車と言うとどうしても高価格なスーパーカーになりますから、庶民が買えるMRカーとして、トヨタのMR2(MR-S)と共に貴重な軽自動車のMRカーということでオーナーに愛されてるのがわかります。

筆者の住む埼玉県にはホンダの関連施設が多いのですが、ホンダ社員はホンダ車で通勤しばりがあるからか、通勤車としてビートを利用する人が多くホンダの駐車場にビートが並んでた記憶があります(家族用は他社のセダン/ミニバンだったり)。

ビートもそうですが、同じ軽スポーツカーのカプチーノに乗っていた友人の話しとして、車高が低くて小さいのでトラック等の大型車の運転席からは、前方を見ると視界から消えるらしく何度も追突されそうになったので、早めにブレーキランプを点灯させるクセがついたとか。

キットの方は内張りがパネルラインのスジがぬるく入るだけで、他は一切表現されていないという欠点がありますが、プロポーションは抜群の傑作キット。金型の管理しつつ作り続けてほしい1台です。他車では追加ランナーでテコ入れしてくれるアオシマなので、せめてドアハンドルパーツ追加してくれればと思います。追加無理でもスピーカーとドアハンドル周り掘り直してくれるだけで良いんですけどねぇ(笑)。

アオシマビート1
アオシマビート2


czmokeido at 23:59|PermalinkComments(0) アオシマ 

2022年10月28日

タミヤ1/24キャンパスフレンズセット2 2000円

今回取り上げるキットはタミヤのキャンパスフレンズセット2。1/24カーモデルのジオラマやビネットに組み合わせるのに最適なフィギュアセットなのですが、最初のキャンパスフレンズセットの発売はざっくり40年前。

40年前タミヤのカーモデルには大学生が乗りそうな車がわんさかとあり、キットに必然性がありましたが、現在はスポーツカーとレーシングカーしかキット化してくれない残念タミヤ。企画が発表された際には「なぜにいきなり?」と物議をかもしました(笑)。

まぁカーモデルにとっても熱心ありがとうなハセガワが、レジンフィギュアや年代別フィギュアをカーモデルと上手く組み合わせてるのに触発されたのが理由なんだと思います。それでもタミヤ上層部がツレナイのに対して、現場の開発する人達は出来る範囲でユーザーを楽しませようと頭をひねってくれていて、その最たるものがキャンパスフレンズセットと言えばのスクーター同梱。

当時も国産各社スクーターが既にカーモデルに同梱されていたので、キャンパスフレンズセットにはオシャレスクーターとしてベスパが選ばれました。そして今回のキャンパスフレンズセット2に選ばれたのはヤマハの2代目ビーノ。ビーノ?いや確かに女の子が乗ってるとカワイイ1台ですが。

キャンパスフレンズセット2発売時には既に3代目にモデルチェンジしていて、しかもこの3代目は外装等ビーノ風に変えられてるものの中身はホンダジョルノのOEM。それだったら普通オリジナルのジョルノをキット化するのではないでしょうか?

いやここでタミヤ開発の中の人の趣味性の高さが発揮されてるのです。ハセガワのように自由にはやれないけれど、出来る範囲でわかってる人向けに頑張った結果がこの2代目ビーノの同梱なんですよね。そう。みなさんお気づきのように、大ヒットキャンプ漫画(アニメ/ドラマ/映画)のゆるキャン△の志摩リンが搭乗しているスクーターがこのビーノモデルなんです。

いやそんなのたまたまだろ?いえいえ劇中のしまりんモデルを再現する為にデカールに初心者マークが付き、何よりナンバープレートが「み63799」なんです。これ、しまりん仕様の「み37666」に、切り貼りすれば対応可能って事じゃないですか(笑)。

さらにキャンパスフレンズセット2発売当時はリアル頭身のフィギュアを改造してしまりん風にするしかなかったのが、今年海洋堂ARTPLAから1/24ゆるキャン△野クルメンバーとキャンプギアのプラモケイが発売され、タミヤの中の人も大満足ですよ。

まーさらに追加で、海洋堂ARTPLAから1/24アニメスケールゆるキャン△志摩リンとバイクセットが出ちゃうんですけど。こちらはビーノにちょいと腰掛けたしまりんなので、ビーノとの相性もばっちりなんですけど、ビーノ単体としては若干スケール違いとの事。そこはそれアニメスケールなんで(笑)。

アオシマはアニメスケール商標登録してなかったんですね。

タミヤ キャンパスフレンズ1
タミヤ キャンパスフレンズ2


czmokeido at 18:21|PermalinkComments(0) タミヤ 

2022年10月14日

フジミ1/24マツダファミリアヨーロッパスペシャルトリノキットフル装備モーターライズ旧フジミマーク 2500円

今回取り上げるキットはフジミの5代目ファミリアいわゆる赤いファミリアです。当時経営難に喘いでいたマツダを救った車であり、日本にFF車を定着させた一台とも言えるでしょう。

この代のファミリアは過去にグンゼのおっとっとちびっことサニーのレアキットで紹介していて今回で3度目の紹介となります。基本一つの車種につき一度の紹介スタンスの当ブログでこうも取り上げる機会が多いのは、単純にキットが多いから。過去2回はレアな方から取り上げましたので今回はド直球のフジミ版を取り上げます。

ちなみに当時この5代目ファミリアは、1/24スケールキットとして、イマイ、オオタキ、ナガノ(謎のスーパーシルエット仕様)、ニチモ、日東、フジミ、ミツワと7社からキット化され、ディフォルメキットでは、前記したグンゼ、サニー(サニーはビンバン仕様もあり)と、ナガノ、バンダイのチョロQ風キットがありました。

1/24スケール同一車種でキット化された多さでは、6代目スカイラインの8社に次ぎますが、スカイラインはアオシマとタミヤで仕様違い(2ドア、4ドア、シルエット、西部警察)があり、ざっくり12金型?でさすがです。

思うにこの両車が販売されていた80年代前半がプラモデル業界としても黄金期で、それが各社の競作につながったのだと思います。その後アニメブームとバブル景気の浮ついた(笑)雰囲気が、堅実だった社長達の感覚を狂わせ、時代は淘汰に進んでしまいます。

話しを戻して、最初に記しましたようにFF車と言えばチェリーやレオーネという先人がいたものの、ファミリア登場以前はまだそれほど定番の形式ではなく、このファミリアの大ヒットとVWゴルフによってFF車の知名度を一気にあげたと言えるでしょう。

その為FF(フロントエンジン・フロントドライブ)という方式が新しい技術のように捉えられ、まだまだモーターライズが主流であったカーモデル界隈でも、この(新)技術を再現しようとしたキットが多く見られました。

フロントエンジン・フロントドライブの再現ですので、とくに舵を切る必要性は無いのですが、各社狭い1/24のエンジンルームにモーターを積み、それでいて前輪が左右に切れるということの実現に頭を使います。

無事フロントモーター&フロント駆動&フロント操舵を成し遂げたのが、オオタキ、サニー(ディフォルメ)、日東、フジミの4社。フジミ以外の3社が十字のボールジョイント風の駆動方式を採用しているのに対して、フジミは得意のゴムチューブ伝達(笑)。これ回転はしたでしょうけど、キチンと走れるんですかねぇ。購入された方は是非組んでみてください。

7社から出ていたファミリアも現在入手出来るのは、フジミとイマイを引き継いだアオシマのみ。他の金型どこ行っちゃったんでしょうね。箱々したデザインで似てる似てないなんてあまり無さそうなんですが、CADなんて無い時代ですから意外なほど各社捉え方が違ってそれぞれ別物。

残念な事に、イマイもフジミもどちらかと言うと似てない方なんですよね。フジミはグリルとライトの幅が細くて実車の目がぱっちり感が足りないかな。イマイは全体的に角張りすぎていて凝縮感が無いのがなんとも。

最近更新されたモデルカーズのサイトだとベストはニチモだとされてますが、ほぼ同意としつつオオタキの記憶が曖昧なので保留(笑)。ミツワはフジミの逆でフロント回りが分厚すぎてもひとつなんですよ。

フジミファミリア1
フジミファミリア2


czmokeido at 23:59|PermalinkComments(0) フジミ