約37億円に上る千葉県庁の不正経理問題で、一部県幹部が自分で返還すべき金額を、「カンパ」と称して部下の一般職員から集めている疑いのあることが8日、分かった。県議会不正経理調査特別委員会で小松実議員(共産)が指摘した。小宮大一郎・県総務部長は「極めて遺憾。早急に調査し事実なら厳しく処分する」と述べた。

 小松議員に届いた内部告発によると、ある教育事務所で、次長級幹部が返還すべき70万円について別の幹部が「皆で支える」として、職員約80人に1口1万円の「カンパ」を求めた。また、別の教育事務所では「1口1万円で最低3口」を求めた幹部がいる。

 小松議員は「権力をかさにきた横暴。直ちに調査して是正すべきだ」と指摘。村石保男・県総務課長は「うわさは聞いている」と答弁した。県教委教育総務課は取材に「カンパを集めたという話は聞いていない」と答えた。

 県によると、不正経理による損害金は、03~08年度に管理職として在籍していた幹部やOBら3576人が役職に応じて12万円(主幹級)~1000万円(前知事)を分担。計約8億2700万円を返還する。【倉田陶子】

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