2010年04月

<火山噴火>成田まだ混乱…炊き出しで市が支援(毎日新聞)

 アイスランドの火山噴火で欧州便の欠航が続いている成田国際空港では19日、イタリアへ向かう一部路線で運航が再開されたが、なお混乱が続いた。

 航空各社によると、同日の欠航は計50便。オーストリア航空の成田発ウィーン行きの便は同日午前に運航再開を決め、搭乗手続きを始めたものの現地の状況から運航は難しいと判断。出発予定時刻の約30分前に欠航となった。一方、日本航空は乗客を乗せていないモスクワ行き回送便1便(245人乗り)を運航。モスクワ便は15日を最後に運航が止まっており、現地に延べ2便分の乗客が滞留。現地の発着が可能になったため、救援便として送った。

 空港のある千葉県成田市は19日、滞留中の外国人旅行客のために成田山新勝寺の無料見学ツアーを開催。バス2台をチャーターし、参道の旅館で炊き出しのおにぎりを振る舞った。21人が参加し、16日から空港で過ごしている英国の会社員、イアン・ディクソンさん(26)は「着替えも底を突き、空港のトイレで服を洗ってしのいでいる。成田の人々がもてなしをしてくれるのはうれしいが、本当は航空会社が責任をもってケアすべきだ」と話した。

 一方、大露天風呂で外国人観光客に人気がある群馬県みなかみ町の旅館「宝川温泉汪泉閣」では、海外観光客のキャンセル・日程変更が19日までに約10件あった。フランスとルーマニアで浄瑠璃を取り入れた「ハムレット」を公演予定の新潟市芸術文化振興財団主宰のグループ(22人)は新潟空港で足止めされており、21日のパリ公演を中止した。【山田泰正、斎川瞳、新井敦、黒田阿紗子】

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石原知事「大事なことはストップ・ザ・民主」(産経新聞)

 東京都の石原慎太郎知事は16日の定例会見で、夏の参院選について、「大事なことは『ストップ・ザ・民主』。群雄割拠する新党が連帯したらいい。ヒトラーがフランスを占拠した後、右も左もレジスタンスを戦線に作った」と述べ、新党同士の連携を訴えた。会見の詳報は以下の通り。

 「冒頭、私からまず一つ申しあげます。昨今のね、若い人の活字離れを何とかしにゃいかんということで猪瀬副知事からの提案で動きました。社会問題になっている活字離れです。象徴的な前の総理大臣は漢字が読めなかったんだからね。これは何の責任かよく分からんけども」

 「これまで人間は書籍を読むと言うことを通じて、自分で考える力を養ってきました。しかし、急激にメディアが多様化して、読書を巡る環境が、大きく変わってきた中で、ものを考える力が弱まってますな」

 「首都大学東京の宮台(真司)君て、なかなか気鋭の教授がいますけど、彼に言わせると、若い人たちが情報をインターネットに頼る。大脳生理学的にも情報が集まって、リンゴの木で言うと幹が細いのに実がなりすぎて、木が頼りないんだけども。そういう状況の中でね、過剰に摂取した情報の整理までを情報に頼る。その価値判断までを情報に頼るというね」

 「何というかな。民主党の誰かが言ってる一種のメディアに対するリテラシーの問題だと思うんだけど。故に若い人が『勘違い』とか『思い違い』をしなくなった。これはとっても大変なことで、人間は思い違いや勘違いすることが非常に大事なんですよ。それでね脳幹も強くなってくるんだけどね。脳幹ってのは、いろんな情報を養う器官だけど。それがなかったら人間立てないんだから」

 「そういうトレンドの中で、この問題を積極的にやろうということで。今までも内部で検討してきましたが、新たに局横断的な検討チームを設置しまして、各界の専門家からの意見をふまえて、対応することにしました。検討チームのリーダーは、私と同じ作家で問題意識を持っている(副知事の)猪瀬さんにお願いしますけども」

 「現代に生きるわれわれだけでなくて、将来を担う子供たちのためにも今までにない鋭い観点から問題の本質を解明し、実行力のある対策を検討してもらいたいと思っております。ある人などは『せめて新聞の日曜版だけでもいいから、無料で配布したらどうか』という案もあったけれども。そういうことだけではなく、もう少し、工夫を凝らして対策したいなと思ってます。私から申し上げるのは以上です」

 --今日、知事本局に築地市場の再整備を検討するためのチームができると聞いているが?

 「あとで聞いてください。発表しますから」

 --再整備の検討について、どのぐらいのスパンを考えているか?

 「事は急ぐんでね。豊洲への移転の技術的、科学的な可能性っていうのは6月にも結果が出るわけですから。それと並行して結論が出るような状態が整わなかったら、いたずらに座して事を待つことになりますから。時間はそうないと思うけど。今までもずいぶん論議されてきたことだから」

 「(現在地再整備派が)『時代が変わった、技術変わった』というけど、そんなに状況変わってないと思います、技術的にもね。ですから早く案を出してもらいたい。それだけです」

 --築地市場移転問題で今週、都議会民主党が現地再整備のアイデアを公募すると発表した

 「ずいぶん、のんびりした話だな。自分たちに案がないから公募するんだろ」

 --そういう見方もあるし、もっと知恵を出してもらおうという見方もある

 「今までずいぶん知恵を出してもらったんじゃないの? そういうことよ」

 --新党「たちあがれ日本」のことだが…

 「おれじゃなしに事務局長に聞いてくれよ。幹事長に」

 --新党が「日本」という略称を出されており、同じ略称の新党日本からクレームがついているが、命名者の立場からそれをどう感じているか?

 「私は選挙のね、そういう政党の名前のついての法律、つまびらかに知りませんからね。それ園田君、幹事長の方が詳しいからそっちに聞いてください」

 「…少なくても『日本』というのは日本の国家の名前だからね。何であろうと誰であろうと政党であろうと、そういったものを早い者勝ちで、独占的にっていうことはあり得ないと思いますな。そういうつもりで登録をしたのか知りませんけども。詳しいことは当事者に聞いてください」

 --参院選の候補者に猪瀬副知事の名前が挙がっているが?

 「当人に聞きなさい、当人に。私に聞いたってしようがない。あんな大事な副知事を失うわけにはいかないけど。役人には全くない発想でいろいろ助けてもらってますから」

 --それだけですか?

 「それだけですよ。出ると言ったら俺、反対するけどね」

 --「みんなの党」が…

 「知らないよ! 他人のことを、私は。選挙のことは」

 --多摩市長選で「みんなの党」の候補者が大健闘したが「たちあがれ日本」や市長新党など、新党がたくさん並んでいる…

 「大事なことは、今の混迷して無能力な民主党の国政における暴走をストップさせること。その手だての最初の一つは、参議院で過半数を獲らせないことですな。逆のねじれ現象をつくることだと私は思います」

 「国民は自民党にうんざりして政権を変えた。ところが(民主党が)この体たらく。特に年配の人ほど危機感持ってて。『どういうことになるんだ』と危機感持って。つまり第3極に対する待望っていうのが高まってるわけでしょ。だから群雄割拠かしらんけど、いくつか政党ができている」

 「大事なことは『ストップ・ザ・民主』ということで、参議院で形をつくること。そのためには群雄割拠をしている新党が連帯したらいいと思います。ヒトラーがパリを陥落させフランスを占拠した後、ド・ゴールも含めて右も左もレジスタンスを戦線に作った。私はそういうことがあり得べきだと思ってます」

 --参院選候補者で「あっと驚くようなフレッシュな候補」と言っていたが、どのような候補者を…

 「そんなこと言えないよ! 今から! 言うバカいないだろ? そんなもの。君(記者)らが探してこいよ。甘ったれて質問したって、そんなこと大事なこと話すバカいるかね、君。新聞記者なんだろ? 座って尋ねりゃ何でも答えが返ってくるっていうのは記者クラブの悪い制度だね。他の人はそうするかもしれんけど。…ノーコメント! はい、どうもありがとう」

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「打倒!! 鳩山政権」保守系地方議員ら決起集会(産経新聞)

 保守系の地方議員が結束し、国への発言力を強めようと、「草の根の声で日本を変える! 四・一七全国地方議員緊急決起集会」が17日、都内で開かれた。地方議員ら約450人が参加し、「打倒、鳩山政権」の方針で一致した。

 来賓の石原慎太郎都知事は「今度の参院選は外国人参政権を与えるか与えないかの選挙だ」と述べ、「日本の運命を左右しかねない問題。国が売られようとしている。がんばりましょう」と激励した。 

 集会では、日教組と民主党の癒着や、外国人参政権問題、民主党幹事長室に陳情が一本化されている現状など、政権への批判が続出した。

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ガス業界、熱利用の新インフラ スマートグリッドに対抗(産経新聞)

 エネルギーを無駄なく使う手法として新たに「スマートエネルギーネットワーク」という概念が台頭してきた。社会のエネルギー消費の半分を占める「熱」を有効活用しようというもので、力を入れているのはガス会社だ。太陽光など再生可能エネルギーの大量導入に向けて電力会社を中心に検討されている「スマートグリッド」(次世代送電網)に対抗し、次世代のエネルギーインフラの主役を争う可能性もでてきた。

 ■蓄電池は不要

 東京ガスは今年度、スマートエネルギーネットワーク推進室を総合企画部の中に設けた。同部の笹山晋一マネージャーは「地域冷暖房で培ってきたノウハウを生かしたい」と話す。

 地域冷暖房とは、ガスを使って電気と熱を生むコージェネレーションシステムやゴミ焼却場の廃熱などを活用する仕組み。熱エネルギーは暖房だけでなく、水が蒸発するときに気化熱として周囲の熱を奪う現象を利用すれば冷房に活用することも可能だ。

 東ガスグループは、すでに100カ所以上で展開している。隣接した地域でエネルギーを融通すればさらに効率化できると見込む。

 その先にあるのが、スマートグリッドとの接続だ。スマートグリッドには、出力の不安定な太陽光発電を補うために大量の大型蓄電池が必要とされるが、そうした蓄電池はまだ開発途上にある。スマートエネルギーネットワークと一体化すれば、すでに実用化されている技術でも有効で「晴れた日は太陽光発電を積極的に使い、雨の日は廃熱やコージェネを使う」(笹山マネージャー)ことが可能だ。

 ■整備進む欧州

 地域冷暖房の活用で先進的な取り組みをしているのが欧州だ。パリでは、パリ熱供給公社が3カ所のゴミ焼却場、7カ所のボイラー、コージェネシステム2基で熱エネルギーを供給している。東京の山手線の内側とほぼ同じ面積の区域に445キロメートルの蒸気用パイプラインを敷設し、冬には市内の暖房需要の3分の1をまかなっているという。

 欧州連合(EU)は、各国に法制度整備などを促すEU指令を通じてコージェネなどの活用を求めており、ドイツや英国では設置への補助制度やコージェネでつくった電気を電力会社が買い取る制度がある。

 東京都内に当てはめれば、大手町や有楽町、霞が関などに地域冷暖房システムがあり、まだ廃熱を活用しきっていないゴミ焼却場もある。東ガスはこれらをネットワーク化すれば、「年間数十万トンの二酸化炭素(CO2)排出削減ができる」と見込んでいる。

 ■今夏にも実証

 経済産業省は今夏にも、横浜市や大阪・京都・奈良の各府県にまたがる「けいはんな地区」などで効率的なエネルギー供給システム構築を実証する事業に着手する。スマートグリッドの技術開発が柱だが、ガスも活用する計画だ。横浜では東京電力と東京ガスなど、けいはんなでは関西電力と大阪ガスなどが参画する。

 エネルギー市場で積年のライバルであるガスと電力がタッグを組む事例は珍しい。ただ、安定供給を至上命令とする電力会社は「自社以外からの電力は送電網に受け入れたくない」(業界関係者)のが本音だ。

 関西電力の斉藤紀彦副社長は「太陽光発電の不安定さを補うためには出力調整をするのが最も経済的だ」としており、コージェネはCO2を排出することも指摘して活用には消極的だ。

 大阪ガスの尾崎裕社長は「今あるインフラを有効活用すべきだ。送電網をどうやったらみんなで使えるか政府としても考えていってほしい」と送電網への食い込みを狙う。

 将来のエネルギー供給の基盤作りをめぐって、電力VSガスの火花が散りそうだ。(粂博之)

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<天候>3月の降水量、東日本太平洋側で最大値更新…気象庁(毎日新聞)

 気象庁は1日、3月の天候まとめを発表した。北日本から西日本にかけて雨や雪の日が多く、東日本太平洋側の月間降水量が平年の159%で観測史上最大となったほか、北日本や東日本の日本海側の月間日照時間も観測史上最少となった。南から暖かく湿った空気が入りやすい気圧配置になることが多かった影響だという。

 地点別の月間降水量は▽静岡市381.5ミリ(平年の180%)▽長野県諏訪市159.5ミリ(同186%)▽三重県尾鷲市444.5ミリ(同187%)--など9地点で観測史上最大。月間日照時間は▽福井市78.2時間(同60%)▽鳥取市78.8時間(同62%)--など6地点で最小値を更新した。【飯田和樹】

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