夫(35)とともに2歳の長男をごみ箱に長時間閉じこめて窒息死させるなどしたとして、監禁致死罪などに問われた無職、菅野理香被告(35)の裁判員裁判の第2回公判が24日、東京地裁(井口修裁判長)で開かれた。菅野被告は被告人質問で、夫の暴力を恐れ、長男を助けられなかったと証言した。しかし、証人として出廷した夫は「妻が自分を恐れていることはなかった」と証言。言い分は食い違う一方、法廷で長男に対する思いは語られなかった。

 夫=同罪で懲役11年が確定=は、就寝時に長男の手足をベッドに縛り付けるようになったきっかけについて、「長男が下腹部を触る癖を治すために、(菅野被告に)手伝ってほしい」と頼まれたからと証言。しかし、菅野被告は「(夫から)触らないように縛っておけ」と命令されたと述べた。

 夫が長男をごみ箱に入れた際も「心配していたが、手出しすると暴力をふるわれるので、助けられなかった」とし、「ごみ箱の中にいた方が長男も安全だった」と釈明した。

 裁判員として夫の公判を担当した男性は「夫婦の主張がまったく逆で驚いた。夫の公判に菅野被告が出廷し、証言していたら、夫の刑の重さも違う結果になっていたかもしれない」と、判断の難しさを語った。

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