【北京=大木聖馬】中国で、覚せい剤の密輸など薬物犯罪を犯して拘束・収監されている日本人が今年1月1日現在で30人に上り、薬物犯罪が全体の6割を超えることが9日、在北京日本大使館の調べでわかった。

 同大使館によると、麻薬密輸罪で死刑判決が確定し、今月6日、9日に刑が執行された4人を含めると、1月1日現在で、中国で拘束・収監されている日本人は計48人のため、全体の3分の2近くが薬物犯罪ということになる。48人のうち、すでに判決が確定したのは33人で、残りは公判前、または公判中。

 薬物犯罪で拘束され、公判前、公判中の日本人は10人で、「死刑判決を受ける可能性がある者もいる」(日中関係筋)という。薬物犯罪で有罪判決が確定した収監者数(延べ数)は2002年に1人だったのが、05年6人、07年12人、10年20人と増加傾向にある。薬物犯罪以外では、古美術品の海外への違法持ち出しや詐欺などで拘束・収監されているという。

 一方、中国全体での薬物犯罪検挙数は00~04年に9万~12万件に達し、09年でも8万件弱が検挙されたという。日中関係筋は「これまで麻薬の通過ルートだった中国での消費が増え、中国当局は薬物犯罪の検挙に力を入れているようだ」と分析している。

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