民主党が今夏の参院選で柔道の五輪メダリスト・谷亮子(34)の擁立を決めたことで、同党からはメダル総数計10個の五輪メダリストトリオが国政を目指すことになった。谷と同じ比例代表で当選を目指す体操の池谷幸雄氏(39)は「一緒に当選できれば」といいながらライバル心もチラリ。茨城選挙区から立候補する自転車の長塚智広(31)は「茨城にも来てほしい」と選挙戦に向けラブコールを送った。

 池谷氏はこの日、講演会を前に谷出馬の報に接し、「びっくりしました。でも、スポーツをやってきた人は志が同じだと思うので、うれしいですね」と話した。

 五輪メダリストという共通点以上に、谷には親近感を持っている。谷が初めて出場した92年バルセロナ五輪に、池谷氏も出場。その前のソウル五輪に高校生で出場し、人気を誇った池谷氏は、谷とともに同五輪の“アイドル的”な騒がれ方をした。「取材も含め、一緒に写真を撮ったりしてるし、当時は、選手村でよく話もしてましたね」。

 2人は、ともに同大会で銀メダルを獲得。ただ、競泳の岩崎恭子さんが、14歳で金メダル獲得というビッグニュースがあったため、「僕たちより、話題はそちらに持っていかれました」と笑いながら振り返った。

 同じ党の比例代表のため、選挙では順位を争う“ライバル”ともいえるが、池谷氏は「一緒に当選できればいい。やりたいことは共通していると思うので」と相乗効果に期待。そろって当選の暁には、「仲間がいる方が、目指すことができると思います」と、スポーツ振興などの目標に向け“タッグ”を組むことを誓った。

 また茨城選挙区を自転車を使って活動している長塚も「谷さんは比例代表ということなので、茨城県にも来てほしいですね」と歓迎した。

 2000年のシドニー五輪に初めて出場した長塚は、選手村で谷と言葉を交わし、金メダルを見せてもらったという。その時、長塚は5位だったが谷の活躍に刺激を受け、次の五輪を目指すことを決断。04年のアテネ五輪に出場し、チームスプリントで銀メダルを獲得した。同じ五輪戦士の“参戦”はやはり心強いようで「同じスポーツ選手として、今度は将来の日本のために一緒に戦えればうれしいです」と話していた。

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