埼玉県警採用試験のポスターなどに使った表現が陸上自衛隊の商標権を侵害している恐れがあるとして回収を始めた問題で、陸自トップの火箱芳文・陸上幕僚長が18日の定例会見で、警察庁に再発防止を求める申し入れをしたことを明らかにした。毎日新聞の指摘で事実関係を把握した県警が陸自に陳謝した後の17日夜、内局の広報課を通じ「今後このようなことが二度と起こらないよう、全国の警察に周知して」と口頭で伝えたという。

 陸上幕僚監部によると陸自は01年、設立50周年を記念して作ったキャッチコピー「守りたい人がいる」を商標登録し、ホームページや関連施設を紹介するパンフレット、関連グッズなどに使用。登録は携わった業者の勧めで「悪用されず、長く使っていきたい」との理由という。

 また県警の担当者も18日「商標権などの問題は(委託した)業者が責任を持って確認するという契約だったが、我々としてもしっかり確認できなかったのは遺憾」と説明。回収を始めたポスターとチラシ計約2万枚の制作費や掲示費で計約600万円かかったことを明らかにした。【樋岡徹也、浅野翔太郎】

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