Poyonの映画批評

管理人の個人的映画批評です。映画館には行かないので旧作メインです。ネタバレには注意を。

映画 ST赤と白の捜査ファイル ['14]

【監督】佐藤東弥
【出演】藤原竜也
    岡田将生
    志田未来

 科捜研から優秀な5名が集まった精鋭チーム:ST。勝手に何時も動いて相棒の百合根を困惑させている赤城。百合根はあと3日でSTを離職の身。それから数時間前、強盗や窃盗の罪で移送中の囚人輸送車が、あるハッカーの所為で脱走する事件が発生。事故の様子も警視庁が把握する前にネット上で拡散され、ただの窃盗犯たちが凶悪犯にネット上ではされている違和感。そして脱走囚人は直ぐに逃げ出すが、問題は嘘を大事にして拡散させている野獣だと紫織は警戒。百合根を無視して単独行動が好きな赤城は、今回の件が何者かに誘発された者だと早くも見切っている。夫婦漫才だと紫織にも言われる百合根と赤城のコントのようなやり取りは面白いけど。

 赤城は人の発する声の振動などで、その人が嘘をついているかどうか分かる嘘を見分けるプロ(?)である翠にも確認させ、信号がお互いで同じ色だった事を確認させていたり、匂いを嗅ぎ取るプロの黒崎と、黒崎が殆ど喋らないので黒崎の代弁をする山吹、相手の仕草などで図星の合図などを見分ける翔など、STメンバーは既に今回の案件を調査中。ある意味警視庁刑事より動きが早い。そして、囚人だけあっさり捕まっている事からして、ハッカーが単に自らのハッカー能力を見せびらかしたいだけに犯行に及んでいる事、犯人がハッカーの前科があってIT企業に勤めていた鏑木と言う男である事など先を見越して次々見破っているST。でもSTは科捜研のチームであるが故に逮捕権はない。そして鏑木の逮捕に向かう刑事の所で数時間後の現在に入る。

 鏑木の焼死体が見つかり、現場には赤城の姿も。そして赤城は刑事の前で自分が犯人だと推理し、STの調査でも赤城が横領していて鏑木がそれをハッカーで見つけていた事を知るが、リーダー不在のSTは解散。でも赤城単独犯罪だとして、百合根の異動などにも影響はなし。

 でも赤城は横領の件で鏑木を殺した訳ではないと証言するが、動機は言おうとしない。他の元STメンバーは何時も単独で行動する人だから殺害も致し方ないと思っているが、百合根だけは何故赤城が殺人をしたと嘘をついたのかと考えていて、彼の無実を唯一信じている身。

 そしてある日赤城が拘置所から脱走。そしてそんな赤城を捕らえる為に、皮肉にもSTが再結成。言わばSTメンバーの各能力を知り尽くして逃げる赤城VS自分たちの持つ能力で追跡するSTメンバーという面では、最強の逃亡者VS最強の追跡チームという感じ。プロファイリングが得意な翠だけは、鬼ごっこのようで興奮するとワクワクしている。鏑木は感染すれば、そのPCに入っている裏情報を鏑木の元にデータ化して送られるウィルスを作り出し警察の闇を暴こうとしている。

 実は生きていた鏑木。でも赤城はこの事も実は見切っている。誰にも詳しくは話そうとしないけど。生きていた鏑木は元恋人だった奈緒美を拉致。そして百合根の予想通りに奈緒美の下に来ていた赤城。赤城がちゃんと話していれば良かったのだが、何時もの一匹狼癖が祟って、結局警察や百合根以外のSTメンバーまで敵に回すことになって、ややこしさ倍増になっている赤城。妙にクールで上から目線の奈緒美の娘の椿。

 翔は、赤城と百合根を探し出す為にSNSの投稿を使って探し出す拡散作戦。椿は奈緒美と鏑木の間の娘だが、奈緒美は椿と鏑木を会わす事を拒絶。そして鏑木が暴露ウィルスと同時にそれを打ち消すソフトも作っていた事を知る。

 実は赤城は焼死体のあった場所からSTへ通信し、作戦を伝えていて鏑木が罠に嵌めたのは赤城ではなく百合根の方。百合根の帳簿を改竄し横領を仕向けてST解散へ追い込もうとしている事に赤城が気付き、この鏑木の策略を逆利用して今度は逆に鏑木の方を嵌めようとしている。つまり、百合根は赤城を救う為と言っていたけど、本当は赤城の方が百合根を救う為に、自ら殺人犯となり動機も詳細も言ってこなかったのが本当の理由。STが解散になれば鏑木も次の犯行の為に動き出すと踏んでの事なので、鏑木からすれば万々歳なのだが、まさかそれがSTや赤城の策である事は夢にも思わない。勿論プロファイリングを使った鬼ごっこも赤城が仕掛け人。百合根の異動はSTの事が認められた証でもあるので、赤城は百合根のキャリアに傷が付かないように今回の策を提案。つまり、あと数日でSTのメンバーとは離れて昇進する百合根をSTをここまで認められる存在にしてくれた恩返し。何も全く知らなかった百合根も妙に呑気。赤城の言う鏑木がした許しがたい事は百合根を嵌めようとしている事。あっさり何でも喋っちゃう翠が面白いけど。

 鏑木たちはオークション会場参加者を人質に1億ドルを政府に要求。でも赤城と百合根は人質が演技でフェイクである事を見抜いている。やっぱり演技は見極められるんですね・・・。鏑木たちの目的はそのフェイク映像をネットを通して見せ、観た人のPCにウィルスを感染させる事。なかなか手口としては上手いけど、ハッカーにしては回りくどい。そのウィルスのワクチンソフトを世界中で売り捌き儲けるのが彼らの真の目的。自分の為に動いてくれた仲間(ST)の為に、百合根は警察に全てを釈明し、赤城が「犯罪は許さない」で同調する警察という仲間を敵にしてまで動いていた事を説得し、鏑木と其の一味逮捕の為に警察も動かす。そしてSTを中心とした最強捜査網が完成。

 でもウィルスとワクチンソフトは本物だったんですね・・・、それも嘘での詐欺的なもので大儲けを企んでいたのかと思ったが。最後まで何だかんだで良い相棒ぶりだった赤城と百合根。百合根はST残留も紫織に言われていたが、赤城がSTを引っ張っていけると判断してST離職の昇進は変わらず。因みにドラマ版は未見だったので、各STメンバーが何に長けるのか分かるのに時間を要したけど。

 結局のところ、ウィルス拡散や鏑木の金儲けを止めるのが目的であって、殺人などの被害者が一切出ていないのが特徴。

   ≪キャッチコピー≫
最後の敵は、昨日までの”バディ”。・・・キャップ、サヨナラだ・・・。




彼が二度愛したS ['08 米]

Deception

【原題】Deception
【監督】マーセル・ランゲネッガー
【出演】ヒュー・ジャックマン
    ユアン・マクレガー
    ミシェル・ウィリアムズ

 会計士のジョナサンが、弁護士のワイアットと意気投合。ジョナサンは孤独感を感じていて、自宅から会計事務所を毎日通うだけの平凡な日々。しかしある日ワイアットと電話を取り違えてしまい、それからジョナサンの生活が一変。ワイアットの電話に女性から電話があり、自分はワイアットではないと言いたいんだけど、女性側がパッパと話してしまった所為で何も言えず、ワイアットの代わりにその女性に会えば情婦で、一夜限りの情事に嵌まるジョナサン。

 そして秘密の会員制クラブに入会。そのクラブでは本名や職業を名乗ってはいけない、乱暴禁止などの様々な規則がある。規則を破るとどうなるかは分からないけど。そしてある日、1度地下鉄で出逢って一目惚れしていた女性がやって来る。でもジョナサンは調子に乗って、その規則を破りまくる。彼女の方は規則を守り名前は控えるが、”S”で始まる事だけ。あと、ジョナサンは放って置くと何十分でも喋り通すお喋り(誰か止める必要あり)。

 しかし数分彼女の下と部屋を離れた隙に、彼女の姿が消えジョナサン自身も後ろから殴られる案件が発生。血痕のようなモノがあっただけ。しかし、ホテルのフロントも彼女の姿は見ていないと証言し、あったはずの血痕も消えている状態で謎だらけに。どちらかと言えば刑事の方が混乱している。殴られた事は嘘ではないようだけど。

 そして弁護士だった筈のワイアットが存在せず、案内された部屋の住人でもなかった事を知る。ワイアットはジョナサンが勤める会社に裏金がある事を知って、ジョナサンを使ってこの裏金を盗もうと画策。そして会員の女性から、ワイアットの本名がジェイミーという名である事も知り、保険金詐欺者である事を知り、情婦が殺害される事件も起きる。ジェイミーは、Sを人質にして裏金送金をジョナサンに迫る。

 今回の事件を捜査しているルッソ刑事は、被害者がジョナサンと会っていた事を知って、彼も重要参考人に。そして裏金送金に成功するジョナサンだが、ジェイミーは今度はジョナサンも消そうと企むけど、それ彼に罪を着せる事が出来なくなる訳で逆効果じゃないのか!?。ジョナサンの家は配管が壊れて修理依頼中で、Sが捕らわれていると言う写真から、自分の部屋に返したというジェイミーの証言が嘘だと分かり、ジョナサンを消そうとした企みが出来ず、ジェイミーの計画が狂ってくる(代わりにアパートの管理人が犠牲になるけど)。

 でも元々Sも人質ではなく、詐欺に同調して協力した身。でも金を奪い取るだけで被害者を出した事には大反対。勿論ジェイミーからすれば計画は全て巧く行ったと思っている。そしてジョナサンに変装するジェイミー。ジョナサンに成りきらないと金が下ろせないとかシステム的に面倒臭いな・・・。しかし、副署名人が居ないと下ろせないと知り、しかもその副署名人がワイアットだった事で、ワイアットでもあったジェイミーにはどうする事も出来ないが、これはジョナサンが偶然やっていた事なのか、簡単には下ろせないようにする彼の罠なのかどっちなんだろうか!?。

 そしてちゃっかりジェイミーの前に現れるジョナサン。逆にジョナサンの方はワイアットの振りをして、副署名人になる代わりに半分寄越せと逆に脅迫。そしてジェイミーは今度は銃でジョナサンを殺そうとするけど、逆に撃たれたのはジェイミーの方で撃ったのはS。Sからしてもジョナサンは詐欺の為のカモだったんだけど、ジェイミーが人を手に掛けた事から嫌気が差したらしい。Sに騙されたのもジョナサンだけど救われてもいる訳でなかなか複雑。大金を放置しているのが気になるけど・・・。

   ≪キャッチコピー≫
選ばれたエグゼクティブだけが集う秘密クラブ。導くのはエリート弁護士、嵌ったのは孤独な男。待っていたのは運命の女と、罠ーー。




ディズニー・ショートフィルム・コレクション ['99〜'15 米]

【監督】マーク・ヘン
    マイク・ガブリエル
    クリス・バック

John Henry

『ジョン・ヘンリー(John Henry)』・・・怪力を持つ偉大な男。恋愛も出来ない自由のなかった時代に生まれたが、リンカーンの解放宣言で結婚し、その怪力で周りを救っていく。ジョンがどんな男なのかは歌にして語られている感じ。鉄道工事で、その怪力で次々と仕事を片付け、その姿勢に他の工事士も感化されるが、そこにやって来る蒸気ドリルという鉄道工事の為の新機械。仕事を奪われたくない仲間の為に、ジョンがどちらが工事を早く済ませられるか蒸気ドリルと勝負する事になる。一応勝ったけど蒸気ドリル立場ないな、これ。でもジョンはこの件で力を使い果たしてしまうけど、悪くはなかった。


Lorenzo

『ロレンゾ(Lorenzo)』・・・貧困猫や尻尾のない猫を小馬鹿にしていた青猫が、バカにされた猫に尾に魔法を掛けられてしまう。猫なのでセリフはないが、タンゴのBGMに合わせた猫の動きが秀逸。逆に映像としては良く分からない。でも自分の尻尾に良いようにされる猫は面白かった。

The Little Matchgirl

『マッチ売りの少女(The Little Matchgirl)』・・・BGMだけの無声モノクロ調アニメ。少女が売っているのがマッチという感じがないけど。凍える中で少女がマッチを擦ると、ストーブや美味しい料理など、マッチが点いている間だけ幻覚が見える。精神的に追い詰められてないか!?。やっぱり最後は祖母の幻覚と共に天国へと旅立っていくので、切なさが残る作品。

How to Hook Up Your Home Theater

『グーフィーのホームシアター(How to Hook Up Your Home Theater)』・・・グーフィーの短編は数多いが、今作は初めての技術を使って製作。スポーツの大試合を観たくて、ホームシアター購入の為に家電店へとやって来るグーフィー。周りの住人も皆グーフィー系統なのでややこしくなりそうだけど。何処にそんな金があったんだというぐらい一式を買い込んで、家の中が電子機器で無茶苦茶になるのが面白い。

Tick Tock Tale

『小さな時計(Tick Tock Tale)』・・・時計技師が帰った後の誰も居ない時計店で、店に飾ってある時計たちが動き始める。1番小さくて他の時計から笑われたり誂われていた時計が、ある日店に入ってきた時計泥棒から、踏まれて犠牲(?)になりながら連れて行かれそうになった時計を救い出す話。時計ならではの動きを見せる。時計師に修復されて、時計屋の英雄になったけど、誰に買われたらロス現象起きそうだな・・・。


Prep & Landing Stocking Stuffer  Operation  Secret

『ウェイン&ラニー クリスマスを守れ!/秘密の指令(Prep & Landing Stocking Stuffer : Operation : Secret Santa)』・・・監督などスタッフがモデルになっているキャラが主人公。クロース夫人からサンタのオフィスからの木箱を取って来て欲しいと頼まれる2人の妖精:ラニーとウェイン。ラニーは可成りの心配症で、今度の仕事を失敗したらサンタに悪い子リストに載せられると心配で堪らない。そんな中時間制限がありながらも任務を完了。歌はなかったがセリフは多かった。

The Ballad of Nessie

『ネッシーのなみだ(The Ballad of Nessie)』・・・先程の「ウェイン&ラニー」と監督は異なるがスタッフは同じ。湖に潜んでいると言われるネッシーとはまた別の、それより大昔荒れ地に潜んでいたネッシーが主体。そして獰猛とは程遠い心の優しい女性。そんなある時、実業家の男がネッシーの住んでいた荒れ地を全て買い漁りゴルフ場に。新しい土地を探すがなかなか良い所が見つからず、涙が枯れるまで泣いていると周りが湖になり、「諦めなければ明日が見える」を教訓にしている。でも涙の湖とか直ぐに枯れそうだな・・・。

Trangled Ever After

『ラプンツェルのウェディング(Trangled Ever After)』・・・映画「塔の上のラプンツェル」では描けなかった結婚式のシーンを取り入れた作品。*どちらかと言えば、ラプンツェルとユージーンの結婚よりも、結婚指輪を式中に落としてしまった白馬のマキシマスとカエルのパスカルの騒動が主体。指輪授与までに何とか指輪をゲットしようとする2匹が面白い。石油漬けになっていたマキシマスを見て驚くラプンツェルの顔が何か秀逸だったけど。

Paperman

『紙ひこうき(Paperman)』・・・「塔の上のラプンツェル」の監督が手書きとして描いていたものを、スタッフがCGにして動かした作品。駅でたまたま出会った女性に一目惚れした青年。結局そのまま電車で去ってしまうけど、自分の勤めている会社から丁度正面の場所でその女性が働いている姿を見かけた青年は、どうにかして自分が居る事を知らせたい。そして思い付くのが紙飛行機。でも飛ばせど飛ばせど向こうまでは届かず。でもその紙飛行機が2人が再度出逢う導きになる。でも紙飛行機として使っていた資料は大丈夫なのだろうか・・・!?


Get A Horse !

『ミッキーのミニー救出大作戦(Get A Horse !)』・・・ディズニー馴染みのミッキーたちがCGとして作られた作品。昔ながらのミッキーのモノクロアニメと、CG版のカラーアニメを混合させていて新鮮。スクリーンの特徴が巧く生かされている。

Feast

『愛犬とごちそう(Feast)』・・・犬の動きをリアルにする為に、実際にスタジオに子犬を連れて来て観察。ハーブが大嫌いで、ごちそうにハーブが乗っているだけで食べて来なかった愛犬が、主人(飼い主)が恋している女性にそのハーブを使って2人を惹き合わせる。主人にはその女性との子供も生まれて賑やかになっている。

Frozen Fever

『アナと雪の女王/エルサのサプライズ(Frozen Fever)』・・・今回の短編集最終作。アナの誕生日を控え、サプライズな企画を考えるエルサ。でも雪の女王であるエルサが風を引いてしまって、くしゃみをすると雪だるまの小さい版が沢山出来上がってしまい、この雪だるま小僧が悪戯をしてしまう。アナの為のサプライズパーティーの筈がエルサの風邪の所為でそれどころではない展開が面白い。雪の女王でも風邪は引くんですね・・・。


次は心臓を狙う ['14 仏]

La prochaine fois Je Viserai Coeur

【原題】La prochaine fois Je Viserai Coeur
【監督】セドリック・アンジェ
【出演】ギヨーム・カネ
    アナ・ジラルド
    ジャ=イヴ・ベルトルート

 若い女性が車に撥ねられるなど最近連続で発生している襲撃事件。司法警察にも犯人からの挑発の手紙が届き、警察も犯人逮捕に躍起。事件担当のリーダーはフランク。

 でもこのフランクは、母親に結婚を急かされていたり、警察の仕事も退屈な事が多かったりで精神的にも何時もイライラしていて、其の事も比例して殺人衝動も持つ。つまり、このフランクこそ連続襲撃犯なのだが、警察の方はまさか身内が連続殺人鬼だとは気づく筈もないので、まさに灯台下暗し。でもその殺人衝動が何時始動してしまうのかは不可解。結構我慢する時も多いし、1度事件を起こして次の事件を起こすまでも可成り時間を要する。

 フランクの犯行の際に使う車は盗難車で、事件を起こす度に車を盗んで乗り換える。車を手放す際も事件の証拠を残さないように証拠隠滅と清掃はきっちり行い、夜だけに犯行を犯すとも限らず、人目につかない場所では白昼堂々でも。

 でも余り車や人が通らない所で犯罪犯すと、いざ通った時にめちゃ目立つのも事実な訳で、大捜査網を敷かれる事になる。でもフランクは警察の時は警察の仕事をしっかりするので、一体どうしたいのか分からなくなる。警察だからと言って事件の警察捜査情報を逆利用したりはしない。

 自分が衝動を抑えられず殺人を行っている事はフランク自身でも気付いているのだが、衝動だけに止められないという精神的な部分が描かれている。警察側は、挑発の手紙の書き方から犯人が憲兵出身で更にゲイなのではと言う事になるが、徐々にフランクの今までバレてこなかった犯罪も隙が生まれるようになる。でも、フランクに似た似顔絵を、フランクが「この顔に見覚えは?」と聞き込みに向かうのに笑ってしまった。聞き込まれる方は「これあなたでは?」みたいな視線で見てるし。

 フランクは逮捕される事にはなるけど黙秘を貫くので、結局ケジメは着けられていない。そもそも何故フランクに殺人衝動が生まれたのかも分からない。

   ≪キャッチコピー≫
誰にも到達できない程に、私は戦士だ。




新しい人生のはじめかた ['08 米]

Last Chance Harvey

【原題】Last Chance Harvey
【監督】ジョエル・ホプキンス
【出演】ダスティン・ホフマン
    エマ・トンプソン
    アイリーン・アトキンス

 長年の顧客から、若手への移行を伝えられてしまうCM作曲家のハーヴェイ。でも納得は出来ず、何時でも仕事オファーを何時でも受けられるように待っている。方や気難しい母を持ち、夫とも険悪なケイトも同じ土地へやって来るので、ハーヴェイとケイトの様子が序盤は交互に映し出される。

 娘:スーザンの結婚式を控えロンドンへやって来るハーヴェイだが、親族は皆一軒家に来ているのに、ハーヴェイだけホテル宿泊という点で既に孤独感満載。そもそも結婚式の前夜祭でも仕事の電話ばかり受けているが、離婚してスーザンは元妻の方が親権を持っていたようなので、元々既に”他人”の状態でもあるらしい。でも結婚式でもヴァージンロードを叔父と一緒に歩くと直接娘に言われた事で、ハーヴェイの失意もどん底。そもそも顧客を優先して披露宴には出席できないと言うのも問題かも知れない。しかも飛行機に乗れず顧客も失うのでどん底に追い討ち。

 ケイトも常に孤独を感じていて、空港やタクシーの乗降(ハーヴェイが降りた直後のタクシーにケイトが乗車)などでハーヴェイともすれ違っている。そして空港のバーで本格的に逢う2人。でもハーヴェイは落ち込んでいる割に可成りのお喋りで、ケイトもそこは戸惑っている。知らない人がこんな感じに話し掛けて来たらウザいだろうなぁ・・・。しかも少し気が合って別れた筈なのに、翌朝まで暇だからとケイトに付いて来るハーヴェイ。究極のウザさだな・・・ストーカーじゃん。しかもちょっとお互いで気が合って来たことに調子乗って、ケイト家に宿泊する事になるし、しかも結局行く事になったスーザンの結婚披露宴には、ケイトを一緒に連れて行く始末。ウザさにも程がある。

 ハーヴェイとケイトという人生のどん底に落ちた者同士が偶然出逢って、人生を再開させる話なのかも知れないけど、ハーヴェイのウザさとお喋りぶりが目立って良い感じになっているように全然見えないのが玉に瑕。これ絶対脚本間違ってる・・・。しかもケイトと約束した日に、不整脈で病院行きになる有様で、ウザいんだけど運も悪い。年には勝てないという事でもあるだろうけど。

 ケイトも何だかんだでハーヴェイを好きになるんだけど、だからと言って結婚とかすれば夫婦生活が巧く行くとは限らないと既に危機感を持っている。確かに巧く行く感じはしないけど。でもハーヴェイも折角ピアノが出来てCM作曲をしているのならば、結婚式や披露宴で披露してやれば良いのにとは思ったけど。

   ≪キャッチコピー≫
人生の曲がり角の先には、きっとーー素晴らしい冒険が待っている。




ネバー・サレンダー/肉弾凶器 ['06 米]

The Marine

【原題】The Marine
【監督】ジョン・ボニート
【出演】ジョン・シナ
    ロバート・パトリック
    ケリー・カールソン

 海兵隊所属のトライトンは、イラクでの人質事件を解決。でもこの時の命令無視が祟って除隊処分に。何処の国でも軍の幹部というのは何もしない癖に煩いんですね・・・。一応帰郷し妻のケイトと共に暮らす事になる。そして別の仕事を始めるが、何か動かないと気が済まないトライトンなので、殆ど動かない仕事に早くも飽き飽きし、喧嘩っ早い所為で1日でクビに。でも除隊も解雇も相手に否があるので同情してしまう・・・。

 方やある宝石店では、ローム率いる窃盗団が銀行強盗を働く。客や人質の振りする仲間なども居てなかなか計画的。居場所がないトライトンは、ケイトの発案で適当な旅行へ出掛ける事に。子供が居ないので子供に気を遣う必要がないのが逆に良いのかも。長閑な所へ出掛けて給油しようとした場所で、ローム率いる窃盗団と鉢合わせ。トライトンは想像以上に運が悪い男である。田舎町で窃盗団と出遭うって有り得ないぞ・・・。

 窃盗団はケイトを人質として拉致。そしてそれを追い掛けるトライトン。爆風の中からでも普通に出て来るし、銃弾の雨嵐も掻い潜ってくるので、窃盗団からは「ターミネーター」呼ばわりされているのが面白い。殺人課の刑事で今回の強盗団の事件の担当であるビューシイ。強盗団は警察には追われるは、トライトンには追われるわでもう無事には済まない事が見え見え。ケイトは流石は元海兵隊員の妻だけあって人質になっていても決して恐れずに堂々としている。でもこの頃のトライトンはまだ取り敢えず妻を取り戻す為に強盗団を普通に追い掛けているだけ・・・な雰囲気。

 トライトンは元海兵隊員の術か、強盗団がどの方向に逃げているのかを色んな痕から探るのに長ける。強盗団で黒人のモーガンは黒人という人種に無駄に拘っていて体格が良い割に怖がり。そしてビューシィはロームとグルだったけど、ロームとその仲間含めて結構あっさりトライトンにやられちゃうので、そこが物足りなさが残った。

 爆発シーンも多いけど、ほぼ全てがCGじゃないかと言うぐらいに爆発の映像が合成っぽい。結局強盗団は盗んだダイヤをどうしたかったんだ!?。無茶な行動しすぎだろと思わざるを得なかった。



スカイ・アロー ['13 南アフリカ]

Angel of The Skies

【英題】Angel of The Skies
【監督】クリストファー=リー・ドス・サントス
【出演】ニコラス・ヴァン・デル・バイル
    アンドレ・フラウエンスタイン
    ライアン・ディットマン

 ドイツ・ナチスのヒトラー主義の壊滅を望む英国空軍が、ドイツの様々な拠点を爆撃。そんな中、相棒(副操縦士)のギャロウェイが戦死した事で動揺する隊長のカーク。攻撃手段が1つ失われたが、それでも爆撃の手を緩める訳にはいかないと、再度カークにも出撃命令が下され、新たな副操縦士にはホーキンスが着任。でもカークの部隊は「爆撃部隊」として名声を得ている。

 ロバートソンなど隊員同士で終戦までに何人の女性を口説き落とせるか競っている者も居るが、カークには一応デボラという恋人が存在。デボラは空軍を辞めて別の国で一緒に暮らしたいんだけど、国の為にも仲間の為、任務の為に故郷を離れられないカークも切ない。でもそんな彼らも任務になれば真面目に取り組む。

 女誑しのエドは機関銃の射撃手だが腕は良く、空中戦では期待されている。でも爆撃機であるが故に巨大で、戦闘機のように簡単に旋回などは出来ないので、「攻撃は最大の防御」でどうにか躱すしか手はないが、その標的までにナチの戦闘機に囲まれている状態。更にその攻撃で燃料も少なく、最終目的地であるフランスへの到達も微妙。機体を出来るだけ長く持たせる為に、機銃や砲弾などを投げ捨てるので完全無防備状態になる。でも落とされた土地の方は驚くだろうなぁ・・・。結局は胴体着陸に拠る不時着をするんだけど。新しく爆撃隊に入って来た新入り隊員が1番早く退場するのが意外だったけど。

 不時着した場所が敵地:ドイツ?だった事で、今度は敵に見つからずに如何に食料を確保して逃げ果せるかのサバイバルに入る。でもカークは隊長の癖に、相手軍兵士を目の前では殺せず躊躇して、結局ドイツ兵に追われる羽目になるなど、ちょっとイライラする。

 英国軍からすれば、ドイツは敵ではあるけど、ただのドイツ一般兵とナチ兵では扱いが異なるのが面白く、ナチ兵は全く信用できないが、一般兵はナチほどではなかったりする。そして、ドイツ本土にも英国軍が侵攻してくるので、カーク達は英国軍の拠点へ行く事を目指す。パイロットの話なのに空中戦とかは前半で終わるのは残念。結局隊員もカークだけがギリギリ生き延びている。何度も目の前で仲間を失くしているので、精神的に可笑しくなりそうなのに、精神的にもやられない所が隊長にも向いていたんだろうな・・・。

   ≪キャッチコピー≫
非常戦闘空域!海峡強奪計画を阻止せよ!




ランス・アームストロング/ツール・ド・フランス7冠の真実 ['13 米]

The Armstrong Lie

【原題】The Armstrong Lie
【監督】アレックス・ギブニー
【出演】ランス・アームストロング

 ’09年のツール・ド・フランスでアームストロングの癌治療からの復帰レースになり、その復帰映画を作っていたギブニー監督だが、ドーピング騒動で一時製作が中断。でもこの頃監督はドーピングしてまでも何故レースに復帰したのか疑問が湧いている。そしてそのルーツを探るべく、アームストロングの過去に遡る。

 アームストロングは高圧的で、黙認を強要されて人生を棒に振った人も数が多い。ただ、元々この自転車レースで強すぎた事もあり、割と監視はされやすい選手ではあったが、突如TV番組内で全てを告白し、国際自転車連盟から永久追放処分を受ける事になる。でもこれも'09年の復帰レースがなければ避けられた話。ただ、アームストロングが引退した後に、ドーピングで有力選手の殆どが逮捕されている事実。こうなると、「捕まる前に辞めて逃げた」と受け止められても仕方がない。つまり、それだけ自転車競技にはドーピングが多いという事でもあり、嘘を貫き通したアームストロングも悪いけど、彼だけが悪人というのも可笑しい。

 アームストロングが入ったチームは無名でチームバスすらなく、傍から見れば「家族旅行」な雰囲気で移動。ツール・ド・フランスでアメリカチームが首位を快走する事も今までなく、誰も想像していなかった空前の快挙。この頃からドーピングの疑いがあったようだけど、これは開催国であるフランス側がプライドをやられて相当悔しかったんだろうと思われる。
 
 癌復帰後のレースでも優勝した事で、アメリカの各企業がスポンサーに付き、ただの自転車選手から一気にセレブになったアームストロングは権力を持つようになる。ツール・ド・フランスのコースには30キロ以上もの上り坂があり、そこを克服する為ドーピングに走る選手が急増。昔は酒やビールだったそうだけど。ドーピングの根源はイタリアのフェラーリと言う医師。'99年からドーピングをチームぐるみで行うようになったが、当時は検査が甘く少なくとも現行犯で捕まる事は少なかった。ドーピングを投与する医師などが計画的な所もあったけど(検査までに薬が抜けるようにしていた等)。

 '00年、ドーピングの検査性能がアップし、誰もがやっているドーピングを如何なる方法でバレないようにするかの合戦となり、優秀な医者が居るチームや金のある者が有利になり、アームストロングはプライベートジェットで移動して発覚を回避。中途半端が嫌いな質なので、ドーピングもとことんやって、逆に隠蔽するのに全力を注ぐので、もうスポーツでも何でもない。

 自転車界では悪者だったアームストロングだけど、癌患者の為に献金したり募金したりして、そこには大いに貢献。つまり、癌患者からすればアームストロングはドーピングどうとか関係なく、紛れもないヒーローな訳で、そこが自転車界でも複雑になっていた一因。

 アームストロングは一時フェラーリと縁を切っていたが、息子を通じて秘密裏にメールでアドバイスを貰っている。アームストロングのドーピング疑惑を元チームメイトのアンドリューがマスコミに暴露するが、実はアンドリュー自身もアームストロングと同じチームだったって事は同じドーピング仲間。でも自分の事は棚に上げてチームメイトを売った事で、アームストロング以外の元チームメイトからも反発される憂き目に。でもアームストロングも自分を批判する者は許さないので、嘘で塗り固めた記者会見や訴訟などで排斥する手段を取っている。悪の組織の首領みたいだな・・・。

 アームストロングは関係なく、自転車競技は毎年悪い噂で論争になっている。でもアームストロング自身は16歳の自転車レースで優勝し最初はクリーンなレースで何度も優勝して、初めて敗北を味わってドーピングに手を出し始めたので、”諦めない””高圧的”な性格ならば、ドーピング一切なくてもその性格で勝てなかったのだろうかと思わざるをえない。まぁ1度スポンサーが付いて儲かるようになってしまうと、順位を落とすとスポンサーが降りて儲からなくなるので、、守銭奴からすれば致し方ない事なのかなと・・・。

 しかしツール・ド・フランスって無駄にスタート地点などが盛り上がるんだな・・・。でもアームストロングの出場したレースシーンは本物だけに迫力があった。皆ドーピングをしている世界なのに、アームストロングだけが悪者にされていたのは理解できないけど。特に自らを棚に上げてアームストロングを批判している元選手とかは・・・。



午後の曳航 ['76 英・日]

The Sailor Who Fell from Grace with The Sea

【原題】The Sailor Who Fell from Grace with The Sea
【監督】ルイス・ジョン・カリーノ
【出演】サラ・マイルズ
    クリス・クリストファーソン
    ジョナサン・カーン

 本に載っている性行為の方法を見て興奮する少年少女3人。その内の1人:ジョナサンは、家での規則が厳しく、勝手に外に出掛けるだけでも厳しく叱られる立場。丁度思春期と言う年頃な訳ね・・・。と言うか、ジョナサンの母であるアンよりも何だか偉そうなお婆さんは誰だ!?。

 自分の部屋から母の部屋が見られる覗き穴を見つけたジョナサンは、其の日から夜な夜な母の部屋を覗き見る事が増える。何が面白いのか分からないけど。父親は早くに亡くしていて、アンは未亡人でもあるけど、未だに夫の事は忘れられず、毎夜夫の事を思い出しては涙を流しているのは少し切ないけど。

 ジョナサンは少年少女グループでは”3号”と呼ばれていて、”チーフ”と言われる少年が議長な感じとなり小さな組織みたいなものを作っていて、この間で話し合われる議題は親にも秘密な事で、子供だからこそ子供なりの意見を持っている事が分かる感じになっている。「モラルは大人が自衛の為に作り出した規則」など意外と一理ある事も言っている。集会(?)に勝手にサボればちょっとした罰則があるなど、意外としっかりしていて、大人が教えるよりもまともな事を教訓にしていて、「強くあれば保護は要らない」「強くなりたいなら1つずつ規則を破れ」など大人は教えないような尤もらしい事を教えて、議題にするべきネタも自ら考えさせる。でも肝心のチーフの少年は、団員を罵るだけ罵るのでそんなに頭は良くない感じ。

 小さな海辺の街で、普段は見かけない大きめの船が入港し、滅多に来ない事で興奮したアンとジョナサン親子は航海士の許可を得てその船内を見学させてもらう事に。入港理由は、シリンダー故障だったようで、やはり余程何かがない限りこんな小さな港には寄らないんですね・・・、飛行機で言う「緊急着陸」。取り敢えず親子共々船内に大興奮(豪華客船じゃないので船内も普通なんだけども)。

 そしてこの時の航海士であるキャメロンにアンが一目惚れ。それから毎晩情事を重ねる2人だけど、それをちゃっかり覗き穴から見つめているジョナサン。でもジョナサンの方はキャメロンを「英雄」として尊敬。チーフは「大人なんて皆同じで英雄なんて居ない」とか尤もらしい事を相変わらず言うけど、チーフだって数年経てば大人だ・・・。逆に言えば情事こそないが、ジョナサンもアナに対して近親相姦的な興奮をしている。そしてキャメロンは船の修理が完了して暫く港を離れる。

 今まで夫の事を想って物思いに耽っていたアナが、今度はキャメロンの事を想って耽るようになり、お互いで出し合う手紙も読み漁る。でも少年チーフは、航海士が何度も手紙を送り付けてくるのは可笑しく、帰ってくる気満々だと警告するが、ジョナサンはそんな事はないと反抗。でも数日後、本当にキャメロンが帰港してくる。チーフも何時も上から目線の割に中々鋭い。ジョナサンからすれば母に恋人が出来るのは構わないけど、長続きされたり再婚は反対なんですね・・・。面倒臭いな・・・。そして求婚されるアナ。と言うか、求婚する為に帰港して来たのか!?。ジョナサンもキャメロンは父以上には愛せないって事なんだろうけど。

 ある時、キャメロンが覗き穴の光に気付き、ようやくずっと覗かれていた事を知るアナだけど、別にジョナサンが覗く為に彫った訳でもなく、最初からあった穴な訳で、ずっと気付かなかった方も問題なのだが、アナの怒りを庇ってくれたキャメロンが嘘御託を並べて来た事で、半ギレのジョナサンは、チーフや仲間と共に自らの秩序を乱した(?)罰を受けさせる準備を整える。

 何となく最後は少年犯罪とかこんな感じで実行されるんだろうなと実感。でも正直ジョナサンたち少年団の「秩序」と言うのが良く分からなかったので、ここはもう少し説明が欲しかったし、結局ジョナサン達はキャメロンをどうしたかったんだろうか・・・!?。

トップガン ['86 米]

Top Gun

【原題】Top Gun
【監督】トニー・スコット
【出演】トム・クルーズ
    ケリー・マクギリス
    ヴァル・キルマー

 アメリカ海軍が設立した戦闘機パイロットの養成学校、「トップ・ガン」。取り敢えず、OPで流れる『デンジャー・ゾーン』と言う歌が格好良い、劇中でも何回か流れる。マーヴェリックは腕はあるのだが、勘で飛ぶタイプでもあり今までに謹慎処分など命令無視で色々罰を受けている身。でも今まで1番だったクーガーが限界で引退し、トップガン入りに白羽の矢が立つ2人。

 トップガン内での1番のパイロット兼教官はヴァイパーで、トップガンに居るだけでもエリートなのだが、エリート中のエリートを養成するのがここの目的。エースであるアイスマンは名前の通りクールで、訓練でも冷静に相手のミスを誘う言わば挑発タイプ。マーヴェリックはグースとコンビを組み、アイスマンはスティンガーと組んでいるが、マーヴェリックは自信家なのでまだ良いとして、グースの方はトップガンに実力で来れるとは誰にも思われていない。

 マーヴェリックがバーで出逢って一目惚れするチャーリーは、航空学博士で戦闘機の特徴などを教える教官なので、勿論マーヴェリックたちの担当に。トップガンの訓練でも相変わらず無茶をして教官に怒鳴られるけど、元々教官の方もマーヴェリックの性格が無謀と知っているし、無謀な腕でも飛行訓練では上官に勝っている事で全てを批判も出来ない。ルールは安全の為にあるとは言っても、本当の実戦になった場合はルールがどうとか言っている場合でもないので、微妙な所。

 マーヴェリックは良いんだけど、強引に付き合わされているグースの方はとばっちりを受けている感じ。秘密裏にチャーリーとも付き合い始めるマーヴェリック。教官と生徒が付き合うというのはどんな気分なんだ!?。査定などがあると、教官の方が私情挟みそうで嫌だけど、チャーリーの方も恋して両想いに。教官の立場というプライドはないのか!?。

 トップガンでの実戦訓練ではアイスマンとスティンガーコンビがトップに。でもどういう基準で採点されているのか不明なので良く分からないけど、一応敵機役はヴァイパーなどの上官が担っていて、照準を着けられた方が負けという事だけは分かる。アイスマンとマーヴェリックが同時に上官の敵機役に敗れた事で、敵機撃墜が先か、僚機の援護が先かを問われる事になる。同じように敗れるという所もアイスマンとマーヴェリックはライバル関係という感じ。相変わらずグースはとばっちりだけど、お互い相棒としての信頼関係は深いので、グースも文句は言わないし操縦役のマーヴェリックを信用しているので、そう言う相棒の仲は中々のもの。

 しかしある日の訓練中に、アイスマンの戦闘機の後発逆流に拠ってグースが事故死し心が折れるマーヴェリック。ショッキングなシーンではあるけど、マーヴェリックは決してアイスマンは責めず自責の念に駆られる。自責の念に駆られている間のマーヴェリックには、チャーリーの慰めも届かない。訓練中の事故であるが故にマーヴェリックを責めるものも誰も居ないんだけど、マーヴェリックだけはそうは問屋が卸さないので、事故後に訓練に復帰しても思い通りに飛べない。それでも上官のヴァイパーだけは彼の立ち直りを期待。

 トップガンの卒業試験を翌日に控え、当初は辞退も考えるマーヴェリックだが、マーヴェリックに立ち直りの切っ掛けを買って出るのもチャーリーとヴァイパー。そんな時に緊急事態が発生しいきなり実戦訓練ではなく、本当の実戦に赴く事になる。

 終盤の実戦空中戦は迫力があり、ライバル関係などもなくなって、敵機に囲まれたアイスマンを救援に向かうマーヴェリックなので、お互いで認め合う所は感動的。でも正直作品的には、ミグやF-14戦闘機のプロモーションビデオと言う感じ。BGMなどが良かっただけに。



Archives
Recent Comments
ランキング登録
人気ブログランキング
ランキング登録2
ブログランキング【くつろぐ】
クリック募金
訪問者数

  • ライブドアブログ