2018年08月16日

チェイサー ['17 米]

Kidnap

【原題】Kidnap
【監督】ルイス・プリエト
【出演】ハル・ベリー
    セイジ・コレア
    クリス・マクギン

 別れた元夫との親権争いをしているカーラは、息子のフランキーを公園に遊びに出掛け、担当の弁護士との電話をしている最中にその息子が誘拐され、丁度車に連れ込まれる所を見たカーラは、その誘拐犯の車を追跡する事に。

 カーラの息子を必ず救い出すという執念が半端なく、息子を救出する為ならば交通違反なんて平気で犯しまくり。携帯を落としてしまっているので連絡網が何もないが、それでも近くの車や住民を通じてどうにかして連絡をとろうと奔走もする。他にも近くで子供が行方不明になっている事を知り、親が警察や保安官を頼るだけで何もしていない事を知って、更に自ら動く事を決意する。

 誘拐犯はある夫婦とその隣人なのだが、まず子供を誘拐した動機が見えない。そしてカーラにしつこく追われているのに、決して勢い良く逃げようとはしないので結局は居所がバレてしまう始末。誘拐犯の車にゆっくりカーラの車が付いて行くと言うシーンも冗長であったりして訳が分からない。

 親権争いをしているという元夫との関係があったのだから、息子を我が物にしたい元夫が夫婦たちを雇って息子誘拐を画策したというような部分があればまだ良かったような気がするけど、そんなの全然関係なかったので何の為に「親権争い中の元夫」なんてのを持ってきたのか・・・?。

 フランキー以外にも誘拐されていた2人の少女を救出し、誘拐組織も一網打尽に出来た事で英雄視されるカーラだけど、フランキーの誘拐犯である夫婦と隣人を皆殺してしまって彼らが誘拐犯だったという証明はどうするのだろう!?。

 因みにこの作品、撮影は2014年に行われたが、製作会社の倒産なども遭って米公開が3年以上伸びたという曰く付き。

   ≪キャッチコピー≫
命を救う方法はーー限界まで<加速>する




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2018年08月15日

日本のいちばん長い日 ['15]

【監督】原田眞人
【出演】役所広司
    本木雅弘
    松坂桃李

 敗戦濃厚な日本。昭和天皇から次期首相に指名された鈴木は、肝となる陸軍大臣に阿南を指名。政府は陸軍と海軍統一を希望しているが、阿南と海軍大将は犬猿の仲で、海軍は戦艦:大和沈没で戦力に乏しく、米軍にはもう敵わないと諦め気味。まぁ陸軍も火縄銃とか銃剣とかしかないので似たようなものだけど。

 米軍からの降伏のポツダム宣言も否定派が多いが、政府がグダグダしている間に、東京大空襲、2個の原爆投下がなされ、居ても経っても居られなくなった首相の鈴木は終戦させる結論をしたいが、そうは問屋が卸さないのは本土決戦を薦めたい阿南率いる陸軍。そこで鈴木は天皇に助けを求める事になる。

 天皇の決断は絶対で「聖断」と言うそうだが、これ以上国民に死者を出したくない天皇も勿論ポツダム宣言受け入れての降伏肯定派。しかし陸軍はこの決定で若手の畑中をリーダーとして決起しクーデターを起こす事になる・・・。

 陸軍のクーデターも、阿南が直接指揮する訳ではなく、若手が自ら行動している。でも阿南にも責任がない訳ではないので、若手に責任を押し付ける訳にはいかないと阿南も自決を決意。ただ、結局クーデターの標的だった首相も辞意を固めるし、阿南の自決も遭ってクーデターは未遂に終わっている。

 現実に起こった事なのでどうこう言える訳ではないけど、本土決戦した所で敵わなかった事だろうとは思う。国民無視で政府が勝手に話を進めていく所は今も昔も変わらないって事だろう。そのお陰か、鈴木や阿南の家族以外一般大衆というのが存在しない。

 二・二六事件以来となる陸軍の叛乱も何だか赤穂浪士っぽい。何を行うにしても誰かしら上層部の承諾が必要という日本の悪い部分は良く出ていた。

   ≪キャッチコピー≫
降伏か、本土決戦かーー。






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d777m at 13:47|PermalinkComments(0)人間ドラマ 

2018年08月13日

クロッシング・ウォー/決断の瞬間 ['14 独]

Zwischen Welten

【原題】Zwischen Welten
【監督】フェオ・アラダグ
【出演】ロナルト・ツェアフェルト
    ムフスィン・アハマディ
    サイダ・バルマキ

 ドイツ軍兵士のイェスパーが、兄が亡くなった場所:アフガニスタンに指揮官としてやって来る。任務は反タリバン派の現地の村の自警団と共に村を守る事。村を守る事が任務なので、決してタリバン派壊滅ではない。

 現地での通訳としてタリクという青年を雇うが、自警団のリーダー:ハリーンとは地元とドイツとの文化の違いもあって食い違いが生じるし、タリクは反タリバン派の仲間という事でタリバン支持派に命を狙われるし、ドイツ軍は規定に煩くて、現地からは”臆病者”と思われてるしで、言わば非常に面倒臭い連中の集まり。

 タリバン派とのドンパチは可成り少なく、イェスパー&タリク&部下&自警団との関係が主。でもタリクが妹のナラと共に命を狙われていると知っているのに、タリクには護衛を一切置かないとか、指揮官であるイェスパーが平気で部下を置き去りにして行くとか、色々可笑しな所が多く、”村を守る””人々を守る”と言う事が殆ど出来ていない。

 ドイツ軍はドイツ軍で、敵地に居るのに油断し過ぎで羽目外しすぎ。タリバン派との銃撃戦は、タリバン派の顔を殆ど見せず、銃声や怪しい影程度で済ませている。何時もこのような戦争ドラマとかで思うけど、内戦国家の子供たちって集団で兵士に駆け寄って来たり、平然と訳の分からない危険な場所を歩いていたりするものなのか!?。

   ≪キャッチコピー≫
<全員生還>、それが軍隊の至上命令ーー。






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d777m at 21:35|PermalinkComments(0)戦争 

2018年08月12日

銀魂 ['17]

【監督】福田雄一
【出演】小栗旬
    菅田将暉
    橋本環奈

 廃刀令が敷かれ侍の剣も地位もなくなってしまい、宇宙部族:天人まで侵略している江戸。そんな世界に木刀1本で天人に立ち向かう銀時に惚れる新八。夜兎で銀時と一緒に住む神楽とカブト狩りに行く事に。最初は行く気全くなかったのに、大きなカブトムシは儲かるからと銀時はやる気充分。

 でも赴いた森には、新選組の近藤がハチミツ体中に塗りたくっていたり、土方は樹木にマヨネーズ塗りたくるし、沖田は自らカブトムシの格好していたりと変人新選組に出会う始末。新選組も追っていたカブトムシが巨大天人魚に食われてしまうオチはあったけど。

 人斬りで有名な岡田似蔵に斬られ行方を暗ました桂。相棒のエリザベスの頼みで桂を探す事になった新八と神楽だけど、アニメじゃ本当に気にならないけど、実写ではエリザベスの着包み感が半端なかったりする。新選組では、高杉をリーダーとして、武市とまた子擁する奇兵隊が江戸に来てクーデターを画策している事を危惧。エリザベスとは言わずに、「オバQ」と呼んでしまうのが面白かったけど、確かにオバQだな・・・。

 刀鍛冶の鉄矢と鉄子兄妹は、妖刀「紅桜」を探して欲しいと銀時に頼み込むが、それこそ持ち主の体を侵食する生きている刀で、岡田が持つ刀。でも鉄子は、兄がその妖刀を創り出しているのを知っていたが止められなかったらしく、しかも高杉や岡田が兄が打った刀を人斬りに使っているのが余りにも悔しくて止めて欲しいと頼んでくる・・・。

 基本は原作『紅桜篇』で、それを色々アレンジ。個人的にはアニメでしか観た事はないが、アニメ版では殆ど出番のなかった新選組の出番が増えている。ただ、近藤のお妙に対するストーカー振りが中途半端。あと、お妙がちょっと棒読み気味だったのは気になったかな・・・。

 また子×神楽や、岡田×銀時、高杉×銀時などの殺陣はCGも交えて意外と迫力ある映像に仕上がっている。勿論アニメじゃ何だって出来るけど、実写となると不可能と言う部分もある訳で、その辺はきっちり別のシーンでアレンジされている。

 紅桜が凄い妖刀と言うのは分かるけど、”対戦艦用兵器”とか言われながら艦船を斬るシーンはないし、結局は普通に人を斬る用の刀と同じ扱いにしかされていなかったのは残念。岡田が完全に紅桜に侵食されているシーンは色々頑張ってはいたけど。

 原作とは違って新八よりも神楽の方がツッコミ的には上手だったな・・・。

   ≪キャッチコピー≫
宇宙一バカな侍だ、コノヤロー!!






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d777m at 20:49|PermalinkComments(0)時代劇 | コメディ

2018年08月11日

行きずりの街 ['10]

【監督】阪本順治
【出演】仲村トオル
    小西真奈美
    南沢奈央

 行方を暗ましている元教え子のゆかりを探す為に上京してきた塾講師の波多野。何故1塾講師なんかが1人の少女を探す為にわざわざ上京する必要があったのかは分からないけど。でもそのゆかりを中込という怪しい男も探している・・・。

 波多野は過去に女子校で教師を勤めていたが、教え子との結婚がスキャンダルで罷免された過去があり、今もその事を気にしている。でも決して相手を責める事はしない。逆に言えば何でも自分で決めてしまって相手の気持ちを何も考えない悪い癖も持っている。何だかんだで雅子への愛情は変わっていない。じゃ何故離婚したんだって事になるけど、少なくともスキャンダルが原因ではない様子。

 ゆかりは、波多野が罷免された女子校の理事をしている池辺が、前理事長を殺害した様子のネガを持っていてそれが原因で追われている。波多野もゆかりを介して池辺のやって来た事の陰謀に巻き込まれる形になるけど、ゆかりの母は前理事長と不倫していて、波多野はその時の教え子の雅子とスキャンダルになった訳で、間接的には繋がりがあったりもする。

 波多野と雅子が元夫婦なのに、話す時は常にお互い他人行儀なのが気になったけど、雅子も何だかんだで波多野を心配していて、この陰謀に巻き込まれそうで何もなかったりする。2人の関係がちょっと中途半端。

 そして中込がネガの1つをくすねていた事で、池辺やその部下と一悶着起こすけど、警察が登場するとかではないので、結局この池辺の陰謀の件が何の決着も着かないままなのが気になる所。で、結局波多野はゆかりを見つけてどうしたかったんだ!?。

   ≪キャッチコピー≫
出逢ったのは、絶望か、愛か。






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2018年08月10日

Mr.インクレディブル ['04 米]

The Incredibles

【原題】The Incredibles
【監督】ブラッド・バード
【声の出演】クレイグ・T・ネルソン
       ホリー・ハンター
       サラ・ヴォーウェル

 過去に『Mr.インクレディブル』としてヒーローだったボブだが、人の助け方に問題があって、それが祟りヒーロー禁止令が出て今や一般人として、妻と子供3人と共に生活しているが、やっぱりヒーロー癖は拭えず、警察無線を盗聴しては密かに人助けのヒーロー活動をしている・・・。

 妻は体が伸縮自在の元ヒーロー(ヒロイン?)。そんなヒーロー同士に生まれた子供も特殊能力者で、スピードはその名の通り光速移動が可能だし、娘のヴァイオレットは姿を消してバリアを張る事が可能。1番下っ端の赤ん坊さえ炎の姿と鋼鉄化、更に竜のような形への変貌まで可能。まぁ赤ん坊はまだ特殊能力コントロールが出来ないので、感情に任せる感じだけど。DNA恐るべしと言った所。でも一般人となった今ではどうにかして能力を隠している。

 ミラージュという謎の女の依頼で、ある島に戦闘ロボット退治に赴くボブだが、何故か家族には秘密。そしてボブは、過去に自分に憧れていた青年が暗躍している事を知る。とは言っても完全ボブに突き放された逆ギレなんだけども。その青年は”シンドローム”と言う名で、何の能力も持たなくとも英雄になれると、民衆の注目の的にもなりたがっている。まぁそれだけ過去のインクレディブルの存在感が羨ましかったんだろう。インクレディブルが人の助け方が強引で間違っていれば、シンドロームは英雄のなり方を間違っていた雰囲気。

 衣装担当のエドナに夫が怪しい場所に勝手に行っている事を知った妻のヘレンは、夫救出作戦に向かうが、勝手にスピードもヴァイオレットも付いてきてしまった事で、危険な島に一家大集合(赤ん坊は一時預かりだけど)。ヒーロー家族の絆がメインになっているが、ボブは力ぐらいしかなく秀でた能力は別に持たないのに何時も前に出過ぎ。結局は自分が1番のヒーローになって目立ちたいだけじゃないかと思ってしまう。ある意味、ボブ以外の家族の方が結構良い活躍を見せているのも事実。

 マントは絶対任務遂行の邪魔になると拒絶するエドナの説得力が半端ない。ヒーローが全員空を飛べるなんて可笑しいって事なんだろうけど。そんな意味ではマントなくても結構ボブ達は飛んでたな・・・。

   ≪キャッチコピー≫
スーパー・ヒーローの鉄則ーー家族を守れなければ、スーパー・ヒーローとは呼べない。






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2018年08月09日

スカイ・アタック ['12 米]

Population 2

【原題】Population: 2
【監督】ギル・ルナ
【出演】スザンヌ・トゥーファン
    ジョン・アシュリー・ホール

 巨大企業:オムニテック社が多額の予算で地球環境の為に創り上げた太陽光反射装置が、実は地球破壊をしていると知った企業は、周りの街ごと装置を破壊する事を画策。

 その街に核爆弾投下を任された2人の戦闘機パイロットの他愛ない会話、その街で唯一生き残った女性:リリンの現在と過去、オムニテック社に尽くしながら結果的に爆弾投下で裏切られる事を知るリリンの夫のサイモンなどを何の描写もなくオムニバスな感じで描写。その為、画面もポンポン飛ぶ。

 まず肝心の戦闘機。飛んでいる姿はCG丸分かりだし、戦闘機に詳しい訳ではないが、操縦席も何か違和感を感じて仕方ないし、2機の戦闘機パイロットの会話もお前ら誰だよ!?状態。勿論ヘルメットを着けているのでどっちが会話しているのかさえ分からない。もしかしたら1人2役だった可能性もある。

 ゴーストタウンで1人生き残ったリリンは、RPGの如く色んな家や建物に立ち寄っては飲み物などを手に入れている。何故彼女だけ生き残ったのかの詳しい描写はなく、核を落とされた割に、建物のガラスが割れているだけで、建物そのものは綺麗だし、灰が積もっているだけで、家具はほぼ全て何も壊れずに残っていたりして、やっぱり違和感。

 そして核爆弾投下を知ったサイモンとリリンの夫婦しか描写がなく、その事を知るか知らずか他の大衆が何も出て来ないので、あと少しで街が滅亡するという緊迫感に欠ける。そして突然終わるので、結局何を伝えたかったのかさえ分からない・・・。

 あと、戦闘機は完全オマケなので、この邦題も非常に間違っている。

   ≪キャッチコピー≫
パイロットに与えられた、人類の運命を揺るがす任務ーー






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d777m at 23:03|PermalinkComments(0)SF | サスペンス

2018年08月08日

カーズ ['06 米]

Cars

【原題】Cars
【監督】ジョン・ラセター
【声の出演】オーウェン・ウィルソン
       ポール・ニューマン
       ボニー・ハント

 独り善がりの旧式シボレーのライトニングは、レースでも勝つ事しか考えず、例え勝っても自分1人の力で勝ったと思い込んでいる高慢さを持つ。そんな彼(?)が、憧れのレースで、キングとチックとの同着ゴールだった事で、悔しながらも1週間後に3台だけの決勝レースが行われる事になる・・・。

 そんな彼がひょんな事から迷い込んだ小さな田舎町。最初は決勝レース会場に向かう事しか考えてなかったものの、道路の修復などで居残りをさせられる羽目になり、そこで牽引車のメーターと仲良くなったり、高級車のポルシェで弁護車のサリーに恋をする・・・。そしてライトニングは、この田舎町で独りでは何も出来ない事を理解して、独り善がりな性格から成長していく。

 交通裁判長のドックは、実は憧れのレース3度の優勝車。でもその事を他の住人たちは一切知らないし、ドック自身優勝カップに中身はないと忘れたい身。でもこのドックの過去も、優勝が全てではない事をライトニングに思い知らされる事にもなっている。

 そんな決勝レースは、協力的ではなかったドックがアドバイザーになり、田舎町の技術車たちがライトニングのサポートに回る。ピットのグイドがたった1台だけで、4つのタイヤ交換を一瞬で終わらせる技術を見せれば、ドックは確実なアドバイスで、優勝候補のキングとチックから優勝を勝ち取れる好機・・・だったのだが、ゴール直前でキングがクラッシュしたのを見て、ゴールを取り止めてキングを押して一緒にゴールすると言うのが、優勝したチック以上に感動を呼び込む事になる。このクラッシュしたキングを放って置けなかったのは、ドックの過去を知っていたからだろう。もし、キングを放置したままゴールすれば、キングもドックと同じになっていたに違いない。

 車同士の恋とか良く分からないけど、もし車に感情があればこんな感じなんだろうなぁという所は巧く表現されていて、ちゃんと車種に拠ってエンジン音なども異なる。

   ≪キャッチコピー≫
今度の<奇跡>は、[クルマの世界]に起こります。






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2018年08月07日

サハラ/死の砂漠を脱出せよ ['05 米]

Sahara

【原題】Sahara
【監督】ブレック・アイズナー
【出演】マシュー・マコノヒー
    ペネロペ・クルス
    スティーヴ・ザーン

 南北戦争最後の砦とされた装甲艦を探し求めるNUMAのダークと相棒のアル。一方WHOのエヴァは原因不明の謎の疾病を調査中。ひょんな事で出会った3人はそれぞれ別の目的でマリという国に赴く事に。

 マリという国は内戦中で、ある将軍が国を半分仕切り、半分は無法地帯の国。そこで医師のイヴの施設で作られた毒が付近の川に垂れ流しにされ、それが疾病に繋がって居る事が分かる。将軍の部下に襲撃されたりするが、これは部外者だから襲撃されているのか、それとも疾病がバレないように襲撃しているのか良く分からない。軍事国家である以上、将軍さえも恐れる反乱部族も居るのだが、恐れている割に反乱部族の居住地を襲撃はしないんですね・・・。

 イヴにも一応将軍の部下よりも強めの部下が居るけど、結局イヴ自身も自分では垂れ流しをどうにかして止めたいと思いながら将軍の手前出来ない感じだったので、何がしたいのか分からない。そもそもそんな毒を何の為に製造してどうするつもりだったのか。

 そして将軍は独裁者の割に結構前に出過ぎ。イヴとは違って数が多いだけで大して強い部下というのも居なかった。シリアスな中にも、ダークとアルの面白いやり取りもあって深刻な場面はない。エヴァは色々巻き込まれすぎな気もするけど。アルは面白担当なのに、正直良いとこどりな部分が多い。

 将軍の独裁部分が何もないので、非情ぶりなどが何もなかったのが説得力には欠けていた。

   ≪キャッチコピー≫
幻の財宝。手掛かりは1枚の金貨。






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2018年08月06日

バンビ ['42 米]

Bambi

【原題】Bambi
【監督】デヴィッド・ハンド

 ある森に誕生した子鹿に住人の動物たちは大はしゃぎ。でも住人も多いのに何故鹿だけ盛り上がるのか良く分からないけど。「バンビ」と名付けられた子鹿は、ウサギのとんすけや、スカンクのフラワーと仲良くなり、徐々に子供なども覚えていく。弱肉強食などが一切ないのも特徴なので、クマなどの獰猛動物が登場しない。

 狩猟シーズンが来て、バンビの母親が撃ち殺された・・・らしいけど、狩猟者も母の死体も登場する訳ではなく、銃声とそうだと語られるだけ。母が死んだ後に成長したバンビには、白い斑点が消えて角が生える。春になると鳥たちが総出で恋の歌を囀り始めるので、フクロウにとっては煩くて堪らない時期。バンビ以外成長しているかどうか全く分からないけど。

 フクロウから恋の病の話を聞いて、馬鹿にするバンビ、とんすけ、フラワーだけど、その後3匹揃って恋の病に掛かるのが面白い。バンビは子供の頃から逢っていたファリーンに恋をしている。大人になったバンビの最初の試練は、人間の不始末に拠る山火事。

 この山火事も一切人間の姿は見せないが、自然に起きるものではなく、人災として起きるのがリアル。山火事なのに狩猟者も来ているというのが変にも感じて違和感。そしてファリーンとの間に双子の子鹿が生まれるけど、この時も住人総出で見に来るのが不思議。とんすけやフラワーにも子供生まれているんだけどな・・・。





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d777m at 22:42|PermalinkComments(0)ファミリー