ポヨリンの映画批評

管理人の個人的映画批評です。映画館には行かないので旧作メインです。ネタバレには注意を。

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    Peelers

    【原題】Peelers
    【監督】セヴェ・シェレンツ
    【出演】レン・ウォーカー
        カズ・オーディン・ダルコ
        マディソン・J・ルース

     売られる直前で最後の開店としているジーン運営のストリップ・バーで元炭鉱夫の男が人を襲う事件が起き、それを発端に死者も増えるが感染者も増える・・・。

     今回のゾンビは動きは昔のゾンビ並みに遅いが、体が石油塗れで、頭を銃で撃っても死なないのが特徴。石油の魔物と対峙しているのと同じなので、水と油の如く水分が弱点。

     ただこの石油塗れのゾンビは、武器も使って来るので、相手に拠ってはゾンビなのにナイフを投げてきたり、包丁で斬ってきたり、バイクに乗って突っ込んできたりする。

     誰も聞いちゃいないのに、店を買い取る悪党不動産屋が、石油が毒だと知って流していた事などを勝手に白状しては勝手にゾンビに殺されていたりする。

     噛まれたり石油に触れれば感染するが、相手が武器持ちである以上、武器で殺られた者はそのまま死ぬし、生存者が居たか否か的な微妙な部分はホラーらしい。

     ストリッパーの1人に妊婦が居たのが非常に足手纏で逆に鬱陶しかったり、相手がヤバい奴と分かっているのに、油断多すぎだったりなのは気になったけど。

       ≪キャッチコピー≫
    悲鳴が轟く恐怖のステージ、開演!




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    【監督】英勉
    【出演】高杉真宙
        上地雄輔
        岸井ゆきの

     毎日平凡な日々を過ごしていた前田建設の広報部:土井は、ある日部長の浅川に目をつけられ(?)、元土木部の別所、紅一点の千紗、若干アニメヲタクの近田を巻き込み、アニメ『マジンガーZ』に登場する格納庫を作ろうと企画される事に。

     とは言っても実際に造る訳ではなく、見積もり、設計図、完成までの期限をリアルに換算してWeb上に公開する・・・と言うもの。実際にマジンガーZを製作放映した東映アニメーションや玩具を売っているメーカーなど実名の登場と協力の下作られている為変にリアル。

     最初は誰もが馬鹿らしいと思っていた企画だったのに、徐々に皆が本気になっていく。アニメだからこそ・・・とは思っていない為、マジンガーZが出撃するまでの時間等も測り、如何にそのアニメの時間に近付けるかなども拘る。

     マジンガーZを全話鑑賞していたりすれば更にリアルに見れたかも知れないが、原作者の永井豪までも本人役のキャラで数分だけ参加する本格ぶり。

     折角色々企画が完成したと思えば、マジンガーが台座に乗せられたまま横移動する回があった事で、今度は如何にして巨大ロボットを載せたまま横移動させるかで戸惑う事に。

     掘削手段や、僅か10秒で基地外に出すかなどが本格的に練られる為、意外と楽しい出来に仕上がっている。ちょっと最初は近田と浅川を中心にハイテンション過ぎるのが目に付くけど。

     夢オチではあったけど、アニメキャラとその声優まで参加している為、マジンガーZが現実世界と共演するとこんな感じだろうなとは感じた。

     因みに『前田建設ファンタジー営業部』は実在する。

       ≪キャッチコピー≫
    マジンガーZの格納庫を作る?




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    【監督】田尻裕司
    【出演】佐々木ユメカ
        真田幹也
        堀正彦

     取材カメラマンのみのりは、雑誌編集長で不倫相手でもある櫛田から、5年間休載していた官能女性漫画家のあげはが再掲載を始めると言う事で、相棒の樫山とインタビューに行く事に。

     樫山とみのりは当初は相棒関係が悪く、樫山には恋人が居るが、その恋人がみのりの大学時代の後輩で、その後輩も余りみのりに対する印象は良くないのだが、”嘘は許さない”と思っている部分は真面目で健全。

     当のあげはは、櫛田には再掲載をするなんて断言していたのに、樫山&みのりの前では漫画家引退宣言をして、みのりは違和感を感じている。でもみのりは”相手の良い顔”を撮る事に優れ、一瞬でも見せる相手の良い顔部分を瞬時に見極める。

     櫛田からインタビュー創造記事を書くように言われた樫山だが、今度はその創造記事を入稿した所為で、恋人と破局し、今度はずっと関係が良くなかったみのりと関係を築き始めるが、この2人の関係は何だかずっと微妙。

     櫛田に関しても彼の妻が出て来る訳ではないので、”不倫”と言う説得力には少し欠けるが、その分修羅場になる事もない。

     みのりだけ時折「〜けん」とか「〜じゃろう」と言う中国地方方言になるので、舞台はその辺なのか?。みのりしか方言を話さないけど。

       ≪キャッチコピー≫
    うち、透明になるけん・・・


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    The Call of The Wild

    【原題】The Call of The Wild
    【監督】クリス・サンダース
    【出演】ハリソン・フォード
        ダン・スティーヴンス
        カレン・ギラン

     南国のミラー判事の下で、余り躾されず飼い主にも迷惑を掛けていた大型犬:ベックは、ある日闇業者に売り飛ばされ、北国のペロー率いる北国犬ぞり配達人の下で育てられ、そこで息子の死に自責の念に駆られ、何かあれば酒に逃げるソーントンと出逢う。

     でも電報制度で犬ぞりも解散となった事で、ソーントンに拾われる事に・・・。あくまで主役はベックと言う犬で、人間たちがソーントンやペロー含めてオマケ。

     ゴールドラッシュ時代なので、人間は金儲けに走っているが、ソーントンは息子が夢見た辺境地を目指していて、それにベックも同伴。

     犬が主役ではあるが、決して犬に人間の声が吹き替えられている訳ではなく、犬たちは皆その表情や鳴き声で感情を表現。ベックは優しく、リーダーのスピッツに拠って奪われる餌などを分け与え、その親切心で周りの犬にも慕われ、最後には狼犬まで味方に着けている。

     様々な事で、飼い主を見つけたかと思えば失ったりしているが、徐々に人間が持つ棍棒などの武器を恐れず、野性味を出すようになって、狩りまで行えるように。

     ソーントンの息子が夢見た僻地が一体どう言う所だったのかは何も分からずじまいに終わってしまうけど。取り敢えずは狼犬にまで慕われるベックが飼い犬だったら理想な感じに仕上がっている。

       ≪キャッチコピー≫
    最強の相棒がいれば――人生は、最高の冒険だ。




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    Gamera2

    【監督】金子修介
    【出演】永島敏行
        水野美紀
        石橋保

     北海道で無数に飛来する流星群。それが隕石のように落下した後、通信網が妨害されるなど生活に支障が表れ、化学学芸員の碧はその隕石が移動している事を知る事に・・・。

     今回の敵:レギオンは、言わば宇宙の軍隊アリ。建物に草を生やして”草体”とし、小型で集団で攻め、その上に親である大型が存在する。

     小型は電磁波に反応し、携帯など電磁波を持っている人間を襲うが、逆にそれらを待っていない者は襲わず、別に目が見えていない訳でもないが、その辺は拘りがある。

     そしてレギオンと対峙する為に、何処からともなく現れるガメラは、浅黃と言う女性と心で通じ合い交信も可能で、その想いから来ているらしい。

     ただ、ガメラは飛来してくる集団小型レギオンには一切敵わない為、東京:利根川近郊での最終決戦では、電磁波で小型を誘導しての自衛隊と共闘。北海道→宮城→東京・・・と都市部の密集する電波が邪魔でレギオンはやって来ている。

     ガメラが最後にレギオンを始末する所が、闘いが長引きすぎて強引に早く終わらせたい感あったけど、『ゴジラ』に比べると建物の描写に玩具感は少なかったかなと。

     取り敢えず、人類は電磁系に頼り過ぎである事は理解できた。

       ≪キャッチコピー≫
    消滅するのは日本かレギオンか




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    Balkanskiy Rubezh

    【原題】Balkanskiy Rubezh
    【監督】アンドレイ・ヴォールギン
    【出演】アントン・パンプーシュニー
        ユーリ・クツェンコ
        ミレーナ・ラドゥロヴィッチ

      NATO同盟軍に空爆されたセルビアで、そのNATO同盟軍に対峙する為にロシア特殊部隊はベックとシャタロフが率いるが、シャタロフの命令無視の行動で軍法会議に掛けられ不名誉除隊処分を受けてメンバーも散り散りに。

     でもベックはNATO同盟軍が空港を占拠しようとしている報せを受けて、元仲間達を集め始めるが、別行動をしていたシャタロフの下には又別の司令で同じ空港に赴く事になる・・・。

     NATO同盟軍を敵に回した戦争アクションなのか思いきや、そっちの問題は解決し、本当に対峙する事になるのはスムク率いる強盗団と名乗る残虐非道の過激派組織。

     この過激派組織が拠点としているのがその空港で、シャタロフの方はこの空港の奪還司令を受けている為、偶然か必然か散り散りだったロシア特殊部隊の面々は再度顔を合わせる事になる・・・。

     過激派の方は名の通り人殺しを何とも思わない集団という部分が良く出ているので、ロシア特殊部隊というプロとの戦いでも多勢で挑み、お互いで死者も出ているが、ロシア特殊部隊の方は数は相手より少ないまでも数人は生き残る為、そう言う部分は戦争のプロという部分は出ていたかも知れない。

     過激派という残虐組織の非道さもリアルに描いていたように思う。その分、民間人が足手纏と感じるシーンも多かったけど。

       ≪キャッチコピー≫
    CRISISに、挑む。不可能を、超える。




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    Clebs

    【原題】Clebs
    【監督】ハリマ・ウアルディリ

     750匹もの犬を保護しているモロッコの野良犬保護施設。そこで保護されている犬の様子を映し出した短編ドキュメンタリー。

     保護されるだけあって殺処分も虐待もないんだけど、代わりに楽しみが餌の時間しかなく、しかも750匹も居る為、餌の時間でも全ての犬が餌にありつかず、遠慮する犬も居て、犬の間にも派閥はあるのかも知れない。

     保護施設は本当に”餌”と”掃除”以外従業員は犬に対しては何もしない為、散歩すらなく、しかも毛並みも整えるなんて事もないので、犬自体も汚く、こんな状況に於いて”里親を待っている”は説得力が薄い。散歩もトリートメントもない部分が、犬への精神的な虐待かも知れない。ダニ沸いて非常に痒そうだし。

     餌場が開いて多くの犬が流れて入って行く様子が、パチンコ店や新春セールを開いているデバート開店直後の人間と同じだった。秋田犬や柴犬など日本犬種が1頭も居なかった気がしたのが救いかな・・・。

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    【監督】降旗康男
    【出演】高倉健
        大竹しのぶ
        広末涼子

     機関車の機関士見習い時代からずっと鉄道員だった佐藤も、今や廃線が決まったローカル線ローカル駅の駅長で定年間近。若い頃には生まれたばかりの娘や妻を病気で亡くしているが、鉄道員の仕事でどちらも最期を看取る事も出来ず、同世代の同僚:杉浦からは独り身で、定年後どうするのか心配されている。

     小さい頃から佐藤に人形を預けては毎回持ち帰るのを忘れていた少女が年数が経って徐々に成長している姿を見せているが、これが実は死んだ娘だったというオチは、ちょっとファンタジーっぽく(・_・;)えーっと思わずには居られない。

     妻が居た時代の回想シーンは、モノクロにちょっとカラーを加えたセピア調だが、妻も何の前触れもなく病で倒れるし、酔っ払っていた所を世話した小父さんが、息子一人残して落盤事故で死亡・・・等何だか”死”で感動へ持っていこうとしている点は気になった。

       ≪キャッチコピー≫
    ありがとうーーこの想い、届くだろうか。




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    【作者・声の出演】栗栖直也

     平安時代の高貴な女性:月草姫が病に倒れ、想い人だった”蜉蝣丸”に傍に居て欲しい想いを”文使”と言われる虫を使って表現した約15分のCGアニメ。

     CGで作られている分、アニメとしての描写は中々の出来。”文使”とされる虫がカナブンな感じで、大量に出て来るシーンもあるので、虫嫌いには辛いかも知れない。

     平安時代の言葉に日本語字幕が付けられているのも特徴で、この辺も面白い試み。ただ、ちょっとどの台詞も小声で折角の平安言葉が聞きづらく、結局は日本語字幕に何を言っていたのか助けられている為、その辺は残念。

     月草姫も病には倒れるけどそれだけで、最期を迎える訳でもない。

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    【監督】山田洋次
    【出演】渥美清
        三田佳子(マドンナ)
        尾美としのり

     相変わらず流浪な旅を続けている寅次郎は、小諸で夫に先立たれた老婆と出逢い仲睦まじくなり、その縁で担当女医の真知子と、彼女の姪である由紀と出逢う。

     寅次郎は、由紀が通うという早稲田大学へ赴くけど、結局何も勉強していない無知を晒しに行っただけだし、何の為に由紀に態々大学まで会いに行ったのか意味が分からない。

     逆に真知子と由紀も真知子の息子や由紀の恋人も加わって柴又へと東京観光にやって来るけど、真知子と由紀の女性同士の所に寅次郎1人で長居は出来ないと、その辺は空気が読めている。

     由紀が国文科専攻で短歌を習っている事から、短歌も何度か登場。寅次郎が真知子の事を好きではあるんだけど、想いだけで何も言えずに終わるのはシリーズ共通。

     老婆が最期を迎えるので、老婆との交流も序盤で終了。でも意外と亡くなった時に親族が多かった事に驚いたけど。親族は老婆に会いに行ってなかったのか?只の遺産狙いか!?なんて考えてしまった・・・。



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