Cannonball Run II【原題】Cannonball Run II
【監督】ハル・ニーダム
【出演】バート・レイノルズ
    ドム・デルイーズ
    ジャッキー・チェン

 前作は未見だが、前回のキャノンボールで優勝できなかった王子が汚名挽回の為に今度は自ら主催のキャノンボールを開催する事に。そして賞金1000万ドルを賭けたキャノンボールが開かれる。キャノンボールとは言ってもルール無用のカーチェイス。でもコメディが入っているので過激ではない。

 組織のドンの息子であるドンドンはマフィアに借金をしていて、その借金を返す為に部下と共に賞金を持つ王子の誘拐作戦を立てる。王子の車を掴んで引っ付く作戦も王子の車が速度を上げて失敗、磁石付きのヘリで王子の車を持ち上げる作戦も教本持っての操縦なので、磁石に車をくっつけるまでは成功しても離す事が出来ず失敗、3度目の路上にロープを掛ける罠もロープの結び目が緩すぎて失敗・・・と失敗し続ける所が面白い。マフィアはマフィアで皆同じような格好、仕草だし。

 レース自体は無許可なので当然警察も追跡する。ジャッキーの乗る三菱の車はボンド・カーとナイトライダーを組み合わせたようなハイテク機能と音声機能が付いた車でその場に浮く事も可能だし、ニトロも備える。他に運転席にはオランウータンを乗せて客席側で運転する剽軽な車があったり、他にも参加者に偽警官に偽将軍が居たりでそこが面白可笑しくしている。

 3度の王子誘拐作戦にもめげないドンドンの部下は4度目でようやく成功を収める。美女を使う誘惑作戦に王子が負けるのが面白いけど、これで賞金が盗まれた参加者が一致団結。ドンドンに金を貸しているマフィアも一緒になって参加者にボコボコにされる様が面白い。

 王子の誘拐解決に協力する国の帝王にはフランク・シナトラが本人役で出演。後半30分ほどの短い出番だけど流石に存在感あり。

 ただ、美女の乗る車がランボルギーニから運搬車にレベルダウンしていったり、ハイテクの三菱車のハイテク機能が中盤以降使われなくなったり、ゴールしたかと思えばこれから復路って時点で映画が終わったり・・・とキャストが豪華な分ギャラで製作費を使ってしまい後半は製作費が途切れて途中終了せざるを得ない状況・・・になっている気が否めない。何と言ってもマフィアを退治してこれからが本気のレース・・・って所で映画が終わるのは如何なものかと・・・。

 コメディ要素が面白かった分残念。