2017年11月11日

バタリオン/ロシア婦人決死隊VSドイツ軍 ['15 露]

Batalon

【原題】Batalon
【監督】ドミトリー・メスキエフ
【出演】マリヤ・アロノーヴァ
    マリヤ・コジェフニコヴァ
    ニコライ・アウジン

 第1次世界大戦中のロシアは、ドイツと対峙するも男兵士に士気はなく、そればかりか敵であるドイツ軍兵士に感化されている始末。そんな時に結成されるのが、女性ばかりの”バタリオン”こと婦人大隊。全員志願者なので士気は相当なもの(親に止めるように促されても断る決意)。

 バタリオンの指揮官になるセレズニオフと言う女性が良い味を出していて、訓練では可成り厳しいけど部下思いで、逆に部下からも慕われている。戦地に行く前にナージャに妊娠が発覚して脱落。正直皆髪を剃っているので誰が誰だか分からなくなるのも事実。訓練では男よりかは体力のない女性ならではの不安点も露呈。でも、階級の違いだけで口論したりとまとまりがない。

 戦場に赴けば全く士気がなく戦いたくないという情けない男兵士の集団に出会すが、戦いたくないと抜かしている割に、バタリオンに対しての嫌味を言ってくるばかりで、さっさと帰国しろよと思わずにはいられない。司令官に既に士気がないのでそれが部下にもうつっている感じなので致し方ない。でも正直見ていて痛々しい。

 でもバタリオンの女性たちも、訓練はしたものの、たかが”訓練”であって実戦は未経験者しかいないので、相手スパイを見抜いて殺しても、それに後悔しては泣くし、死体を見れば吐くしで、士気だけ強くて戦場に行った所で何の意味もない事を物語っている。ただ、士気が高い分、決して逃げない所は評価すべき点。

 でも無駄に隙も多く、後ろから襲撃されると何も出来ないまま死を迎える事が多く、全方位警戒というのが出来ていない。正直訓練が役に立ったという場面がないので、そう言う意味では厳しいあの訓練がまず間違っていた気がしないでもない。

 残酷性は抑えながらも戦場の残酷さや油断大敵である事は良く分かる描写にはなっている。しかし何故狙撃兵を1人も養成しなかったのだろうか。女性部隊だから1人か2人は居た方が良かっただろうに・・・。

   ≪キャッチコピー≫
戦え この命が尽きるまで






d777m at 21:25│Comments(0)戦争 

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