December 03, 2024 19:05
リトル・マーメイド/プリンセス・セレイア ['23 米]
【原題】The Little Mermaid
【監督】マイケル・ジョンソン
【声の出演】ソーニャ・クルーガー
コレージ
アレックス・リゾット
海上と船に憧れている人魚のセレイアは、嵐で船舶から落ちた国の王子:ルーカスを助け出すも、人間に人魚の姿を見られては行けないと言う掟の上致し方なくその場を去るも、以降ルーカスに一目惚れして気になって仕方がない⋯。セレイアには人魚の姉3人が居るが、厳格な海の王の父からは姉無しで海上へ出る事を禁じられているが、反抗期なのか余りセレイアは家族の言いつけを守らない。
そんなセレイアは、ルーカスと一緒に居たい、人間になりたいという欲が重なり、海の王国から追放処分を受けた魔女:レヴィーナに黒魔術で人間になろうと依頼する事になるが、レヴィーナへの依頼はかなりの代償も伴い、尾ひれと足を交換する代わりに声と文字を書く事を失う事、1年以内に人間から恋されないと暗い海の溝へ落とされる事を知るが、それでも人間になるセレイア。
でも、声も失って文字も書けないのにルーカスに対して愛情が伝わる程甘い世界ではない訳で、そうこうしている内にルーカスはダーラと言う別国の王女との婚約をする事になり、ほぼ王国同士の国益の為の政略結婚なのだが、セレイアと何時も一緒であるウミガメのシェルドンは、政略婚阻止の為に3人の姉達に協力を申し出るが、この事でレヴィーナの強欲が出て、今度はレヴィーナの暗躍に海の王国が総出で立ち向かう事になる⋯。
レヴィーナの強欲のお陰でセレイアの声が戻ったり、ルーカスがセレイアの方を真に愛するようになるのが中々に皮肉だが、海の王が厳格ながら娘への愛情の強さは変わらないツンデレな所や、ルーカスの相棒であるオウムのモンティと人魚たちが協力してレヴィーナに立ち向かう様は絆を感じて良かったけど、海の王の母は白魔術使いなのに長年封印してただけなので、レヴィーナ対策に魔術を解放すると無双状態だった…。
波打ち際なのに深さが胸の辺りまである所は変に気になったけど。因みに母国版ポスターは全てAIで制作されている。