ポヨリンの映画批評
http://blog.livedoor.jp/d777m/
管理人の個人的映画批評です。映画館には行かないので旧作メインです。ネタバレには注意を。
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映画クレヨンしんちゃん/新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~ ['19]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259605.html
【監督】橋本昌和
【声の出演】小林由美子
ならはしみき
大塚芳忠
【ゲスト声優】小島よしお
りゅうちぇる&ぺこ
木南晴夏
安月給の所為で新婚旅行に行けなかったひろしとみさえ。そんな時、数年ぶりの金環日食と安価の豪州新婚旅行の案内が来た事で、しんのすけにひまわり...
d777m
2024-03-28T16:53:38+09:00
アニメ
【声の出演】小林由美子
ならはしみき
大塚芳忠
【ゲスト声優】小島よしお
りゅうちぇる&ぺこ
木南晴夏
安月給の所為で新婚旅行に行けなかったひろしとみさえ。そんな時、数年ぶりの金環日食と安価の豪州新婚旅行の案内が来た事で、しんのすけにひまわり、シロまで連れての家族総出の豪州旅行へ行く事に。その為、風間くんなどのしんのすけの幼稚園友達が数分程度で出番が終わる。
そこの島には世界中のトレジャーハンターが狙っているとされる大きな宝石や、原住民族(?)の仮面族が住むとされる立ち入り禁止居住域がある。子連れでも新婚旅行なので、みさえもひろしもどうにかして相手に好きって事を伝えたいんだけど、大体は恥ずかしがってとかしんのすけやひまわりのお陰で失敗。
ある時、ひろしが仮面族に拉致される事になる。彼は数年に1度の金環日食の時に仮面族の姫に花婿を差し上げると宝が得られるとされていて、その花婿に“足の臭い”ひろしが選ばれる事になり、ひろしが手に入れば宝も得られると言う事で世界中からトレジャーハンターが集結。そして、姫に花婿を差し上げたい仮面族、宝を手に入れたいトレジャーハンター、単にひろしを取り戻したいだけのみさえ達の三つ巴が幕を開ける。
みさえ達はトレジャーハンターだが尽く運が悪いジュンコと言う女性と同行して共闘。島の各地にある罠をしんのすけが全て試したがるのは面白かった。シロを連れている分、シロも鼻の匂いなどで事前に何かしら感づいたりするんだけど、肝心の飼い主たちがそこに気付いていなかったのが勿体ない。
そして仮面族も何でも良いので顔に何か着けておけば同種族だと考えちゃう民族なのか、しんのすけやみさえ、ジュンコ等がパンティーやオムツを着けていても気付かなかったりする。そして肝心の仮面族の姫の姿は「可愛さに惚れる」と言う噂があるだけで誰も見た事はない。
でも「姫」と呼ばれるだけで名前が無い事や、仮面族が常に仮面を着けている民族…と言う所に姫が人間じゃないなと予想していたら、巨大なコアラだった…確かに可愛さには惚れるかも知れない。でもそれならば別に人間のひろしじゃなくてもってベタに突っ込みたくなるけど。現実的にコアラは絶滅危惧種だから増殖すべきなのは理解するけど。でも皆が探し求めるお宝が巨大コアラの光る糞とかそれで良いのか!?
何だかんだあってのひろしとみさえの夫婦愛や家族愛が見直されるのが見どころかな。
《キャッチコピー》
野原一家、愛の試練。
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ジュラシック・パーク ['93 米]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259548.html
【原題】Jurassic Park
【監督】スティーヴン・スピルバーグ
【出演】リチャード・アッテンボロー
サム・ニール
ローラ・ダーン
ある開園前の施設で死亡事故が起き、開園すべきかどうかの査定で呼ばれる化石掘削の専門家:グラントは、資金の援助者でもあるハモンドが経営...
d777m
2024-03-27T18:35:46+09:00
SF
【原題】Jurassic Park
【監督】スティーヴン・スピルバーグ
【出演】リチャード・アッテンボロー
サム・ニール
ローラ・ダーン
ある開園前の施設で死亡事故が起き、開園すべきかどうかの査定で呼ばれる化石掘削の専門家:グラントは、資金の援助者でもあるハモンドが経営するそこの施設で、恐竜を蘇らせている“ジュラシック・パーク”で恋人である古植物学者:エリーと共に驚愕。
このジュラシック・パークの恐竜たちは琥珀にあった蚊のDNAから血を抜き取り、足りない部分は蛙のDNAを融合させて誕生し繁殖を防ぐ為に繁殖は屋内だけで皆雌である事に絶対的自信を持ち、恐竜の性能はそのまま。でも同行して来た数学学者のマルコムは現実主義者なので、生命に絶対はなく垣根を越えてでもその絶対を破って来ると最初から危惧。と言うよりこのマルコムの先見の明が鋭い。
ハモンド含め経営者側は儲ける事しか頭にない為、部下だったネドリーが強欲が祟って恐竜の胚を盗み出す為にほぼ全てのセキュリティーを切った事で、ティラノサウルスやラプトルの肉食恐竜まで柵を突き破って脱走して来た事で阿鼻叫喚な状態に陥る事に。
子供嫌いだったグラントは、ツアーとしてハモンドが連れて来ていた彼の孫の面倒まで引き受ける事になるが、何度も助け合っている内に信頼する仲間にもなっている。恐竜と対峙すると言うよりも、如何に恐竜たちの注意を逸らして逃げるかに趣があるので、中盤以降は緊張感のある場面が続く。
ティラノサウルスはまだ巨大なので良いのだが、強敵となるべきは〔俊敏の殺し屋〕と言う異名があるラプトルで、彼らには知能があり、本気で走ればチーター以上で集団行動、更に屋外でも繁殖しているというオマケ付き。特に厨房での子供達とラプトルのシーンは1番緊迫感あった気はするけど、やっぱり子供たちは足手まとい。
やっぱり恐竜界最強はティラノサウルスって所も最後は魅せたかったかも知れない。
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MEN/同じ顔の男たち ['22 英]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259494.html
【原題】Men
【監督】アレックス・ガーランド
【出演】ジェシー・バックリー
ロリー・キニア
パーパ・エッシードゥ
夫のジェームズと大喧嘩した直後に夫に自死され、その事で自責の念に駆られているハーパーは、その傷を癒す為にも田舎町で2週間程屋敷を借りて、ジェフリ...
d777m
2024-03-26T18:28:07+09:00
サスペンス
【原題】Men
【監督】アレックス・ガーランド
【出演】ジェシー・バックリー
ロリー・キニア
パーパ・エッシードゥ
夫のジェームズと大喧嘩した直後に夫に自死され、その事で自責の念に駆られているハーパーは、その傷を癒す為にも田舎町で2週間程屋敷を借りて、ジェフリーという男に屋敷を案内されるが、その翌日から全裸の男に追われたり、警官やジェフリーの幻覚を見たりするようになり、何時しか町で出会う男達が皆ジェフリーと同じ顔である事を知る…。
とは言ってもジェフリーが次々と別の役職になって現れる感じなので、ある時は神父、ある時は警官、ある時は全裸の男…と言う感じ。ただ、その分ハーパーが借りた屋敷に不法侵入されすぎ問題があるので、女性が1人暮らしするならば、もう少しセキュリティをどうにかした方が良い。
ジェームズとの回想も少しばかりあるが、ジェームズも感情的なので、こんな性格では一緒に生活は我慢出来ないとは思うので、離婚事由も自業自得。終盤ではジェフリー無限増殖みたいに次々増えていく気味が悪い演出だったけど、最終的にジェームズを出すならば回りくど過ぎる。ならば最初から同じ顔の男の素顔をジェームズにすべきで、結局ジェフリーの存在がよく分からないし、同じ顔を幾つも創った意図は何だったのか。
光の使い方は幻想的。
《キャッチコピー》
“彼ら”が、来る
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波紋 ['22]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259425.html
【監督】荻上直子
【出演】筒井真理子
光石研
キムラ緑子
夫の修や息子の拓哉ともそこまで上手く行っていない依子。そんなある時修が失踪。でも依子も拓哉も特に捜す事もなく数年の月日が流れる。そして何年経ったか分からないが、数年後に修が帰還して来る事になるが、依...
d777m
2024-03-25T16:55:59+09:00
人間ドラマ
【出演】筒井真理子
光石研
キムラ緑子
夫の修や息子の拓哉ともそこまで上手く行っていない依子。そんなある時修が失踪。でも依子も拓哉も特に捜す事もなく数年の月日が流れる。そして何年経ったか分からないが、数年後に修が帰還して来る事になるが、依子は怪しい新興宗教にのめり込むようになり、庭も枯山水に変更(拓哉は就職して独り立ち)。
失踪前から他力本願だった修なので、帰還して来た理由も癌になっての高い治療費を出して欲しいから。パート先で威張り散らすお爺さんも居る事で、言わばパート先に修の居る自宅にと心休まる場所がなくイライラが募っていて、そのイライラを新興宗教信仰で抑えている。でも信仰の証である“緑命水”を大量に買い込むだけ買い込んでいるけど。
「人を呪わば穴二つ」で夫を許すべきという宗教の考え方と、パート先で清掃員をしている人に言われる「肉を切らせて骨を断つ」で夫にやり返すべきという真逆の諺の考え方があるのは面白い。でも修は高い治療費を出して欲しいと言うだけで何もせずにグダグダと家に居るだけ。ただ依子の方もあれだけ緑命水を他の者に売る訳でもないし、この水があれば何からでも救えるとか言いながら救ってくれる訳では無いし新興宗教信仰して救ってくれる訳でもない。
でも修も癌は良いとして、依子の下に帰って来る程長生きしたい理由って何だ?。そして清掃員のおばさんの言う事がなかなかにサイコパスなのが面白い。そして夫が帰って来て暫くすると、今度は息子の拓哉が婚約者:タマミを連れて帰宅。タマミは耳が聴こえない障害を持つが根はしっかりしている。でも拓哉がタマミの事を全く何も言わずに帰宅して来た事で依子のイライラ度が更に増す事に。タマミの障害が軽度で手話がなくともしっかり発言すれば聴こえる所が功を奏している。
至る所で水の波紋を駆使した演出が利用されている。でも、息子が居るけどなかなか帰って来ないと言っていた清掃員のおばさんの息子は既に死んでいたりして、各家庭にも誰にも言えない事情があると言う事も示唆している。でも毎回傷物の食べ物を買っては半額を要求する威張り散らし爺さんが自分で半額にさせる為に傷物にしているようにしか思えなかったけど(スーパーも傷物ばかり売るほど馬鹿じゃないだろうし)。そんなウザイ爺さんの事情は分からないままだった。
結局最期まで修は何もしなかったけど。終盤はタマミが姿を見せなくなったのは気になった点で拓哉との結納話はどうなったんだ!?
《キャッチコピー》
絶望を笑え
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落穂拾い ['00 仏]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259376.html
【原題】Les Glaneurs et La Glaneuse
【監督・出演】アニエス・ヴァルダ
有名なミレーの絵画『落穂拾い』。そこから着想を得た監督が、現実的に落穂拾いしている者を取材するドキュメンタリー。
元は落穂拾いは女性の仕事で絵画も女性だけが描写されている。高性能な農...
d777m
2024-03-24T18:23:29+09:00
ドキュメンタリー
【原題】Les Glaneurs et La Glaneuse
【監督・出演】アニエス・ヴァルダ
有名なミレーの絵画『落穂拾い』。そこから着想を得た監督が、現実的に落穂拾いしている者を取材するドキュメンタリー。
元は落穂拾いは女性の仕事で絵画も女性だけが描写されている。高性能な農具が行ってくれる為、今では落穂拾いも人手で行う事は少ない。落穂拾いは麦を拾う言葉として知られているが、拾った物を有効活用すれば良いわけで、色々な拾った物有効活用を紹介。
ジャガイモ農家が採ったジャガイモは工場で判別されるが、売れない形が未熟なジャガイモは自動選別されて畑に捨てられる。その量が何十トンにも及ぶ事から、捨てた畑に再利用する為取りに来る者が居る。でも捨てられる場所は毎回違っていて、いちいちその場所を告知する訳でもない為、捨てられた場所は自分で探す必要はある。でも拾う者は失業者等も居るので、言わば“生きる為の知恵”。
ワイン生産地では逆にブドウの落穂拾いが存在しない。これはワイン生産者は区画毎に割当量以上のブドウは採ってはいけない規則があり、その為どれだけ採ったか分かるように生産者側が落穂拾いを規制しているから。その為、必ずブドウは余るのだが、落穂拾いが禁止なので余ったブドウはどうにも出来ない。
農作物の落穂拾いを紹介すると、今度は農作物以外での落穂拾いを紹介している。ガラクタを拾って芸術にしている者や捨てられた家具を有効活用する者…。牡蠣は大嵐の翌日や満潮の時に拾いに来る人が多いが、しっかり拾うのは5キロ以内とか養殖場所から何メートルか離れた場所で採る等しっかり規則はあって皆守っている。日本人や中国人なら守れなさそう…。
特に貧乏でもないけど、倫理的な考えでゴミで生活している者も居て、ゴミで生活している者にも色々居る訳で、彼らからすればゴミも宝物。でもそんな者も決して馬鹿にする訳でもなく、世の中には色んな人が居るって事が分かる。青空市場が終わった後と言うのは、新鮮な食べ物が色々落ちているので、それらを拾う者やその場で食べる者も居る。
フランス国内だけの話なんだけど、〔捨てる神あれば拾う神あり〕を地で行っていたが、食べられる食べ物を捨て続けると、タンカー転覆事故のようなしっぺ返しが何時かは来ると言う危機感も綴っている。まぁ残さないのが1番ですね…。
《キャッチコピー》
アニエスは、カメラを持って旅に出た。
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警官の血 ['22 韓]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259314.html
【英題】The Policeman's Lineage
【監督】イ・ギュマン
【出演】チョ・ジヌン
チェ・ウシク
クォン・ユル
生真面目刑事:ミンジュは少年時に同じ警官だった父が殉職していて跡を継いでいる。そんなミンジュに監察のファンは、多くの情報屋を抱えエースと言われる有能刑事:...
d777m
2024-03-23T18:40:00+09:00
犯罪
【英題】The Policeman's Lineage
【監督】イ・ギュマン
【出演】チョ・ジヌン
チェ・ウシク
クォン・ユル
生真面目刑事:ミンジュは少年時に同じ警官だった父が殉職していて跡を継いでいる。そんなミンジュに監察のファンは、多くの情報屋を抱えエースと言われる有能刑事:ガンユンの内偵調査を依頼し、父の死の真相の極秘情報を交換条件に、ガンユンがリーダーの広域捜査隊に入る事に。
ガンユンは麻薬界の大物であるヨンビンの逮捕をずっと狙っているが、ヨンビンは政官界、マスコミなど多くの人脈を持ち裏社会を良く知る男であるが故に実は3回程逮捕しても無罪で釈放されている成り行きがある。
ガンユンは犯罪組織からも借金している身だが、悪徳と言える程悪徳警官ではなく、大物逮捕を狙う為に、大物の部下などの小者は逮捕せずに泳がせて利用する戦法を取るので、真面目なミンジュからすれば、小者が目の前で麻薬をしていても逮捕しない事に違和感を感じる事になる。逆に言えば、ガンユンからすればヨンビンさえ逮捕出来れば後はどうでも良い考え方。
そしてミンジュの父だった刑事も、資金援助のない捜査を続けた結果、麻薬売買等で金を稼ぎ資金調達の為ならば手段を選ばなくなった犯罪集団と化して、父の部下だったガンユンも同じようになって行った事を知る事に。
ずっとガンユンと捜査に同行する内に、彼の大量資金の出処等も分かるようにはなるが、まぁ出処も碌でもない。
警官としての正義が何なのかを問われるが、結局の所、上層部が悪徳なので優秀なその下の刑事達が悪徳に堕ちていく…と言う妙にリアルな構図。
ガンユンは自身も良い刑事では無い事は分かっているが、「自分より悪いヤツを逮捕してから自分も逮捕されたい」が信条なので、そこは説得力があった。
《キャッチコピー》
全てを欺け。悪に手を染めて──
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発狂する現代史 Part.1 ['14 韓]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259244.html
【監督】ホン・ドクピョ
【声の出演】チョン・ヨンギ
2年程特に婚約もせず、ただの“セ○クス友達”ってだけで付き合って来たヒョンデとミンジュ。そんなある時、ヒョンデはスニと言う女性と結婚する事になりヒョンデとミンジュの関係も終わりかと思えば、ヒョンデはミン...
d777m
2024-03-22T16:57:02+09:00
エロティック
【声の出演】チョン・ヨンギ
2年程特に婚約もせず、ただの“セ○クス友達”ってだけで付き合って来たヒョンデとミンジュ。そんなある時、ヒョンデはスニと言う女性と結婚する事になりヒョンデとミンジュの関係も終わりかと思えば、ヒョンデはミンジュとの性交を忘れられず何度も電話をかけてきたり逢おうとしてくる始末。
要は不倫アニメ。ミンジュはヒョンデが未練タラタラの中、結構あっさり彼と別れて、昔自分が好きだったと言うフンと言う小太りの男の下に同棲。このフンはスニがリーダー長を勤める出版社の社員。そしてミンジュも医者:チョルスと浮気して、ヒョンデは講義で出会った人妻と浮気。正直最後は全員刺されそうな雰囲気もある。
これが第1章に当たる3部作。その為、全関係性の序章に当たる為、何処の関係にも何かある訳ではなく当たり障りのない浮気描写なので、せいぜいチョルスがミンジュと本格的に付き合う為に妻と別れ話が出る程度。
でも、ヒョンデの上司が立場が上なチョルスの妻にペコペコしていたり、フンとスニの関係性もあったりするので、何時しか全ての人間関係がすれ違いそうな雰囲気。でも同棲する代わりに性行為はしないと言うミンジュとの約束をしっかり守っているフンだけは結構真面目で小心者な部分も見受けられる為、立場的には1番可哀想な位置付け。
ヒョンデがミンジュとの行為を忘れられない為、他の女とも性行為をしている癖にミンジュに未練タラタラでストーカーの如く何度も連絡しようとしている行為が女々しくて情けなく感じた。
登場人物はナレーションで紹介してくれるので分かりやすい。
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バウンティフルへの旅 ['85 米]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259195.html
【原題】The Trip to Bountiful
【監督】ピーター・マスターソン
【出演】ジェラルディン・ペイジ
ジョン・ハード
レベッカ・デモーネイ
息子であるルディとジェシーの夫婦と暮らしている老婆のキャリー。ルディはキャリーの事を理解しているんだけど何時も強気のジェシー...
d777m
2024-03-21T18:44:28+09:00
人間ドラマ
【原題】The Trip to Bountiful
【監督】ピーター・マスターソン
【出演】ジェラルディン・ペイジ
ジョン・ハード
レベッカ・デモーネイ
息子であるルディとジェシーの夫婦と暮らしている老婆のキャリー。ルディはキャリーの事を理解しているんだけど何時も強気のジェシーの尻に敷かれている状態で、ジェシーはその強気な態度で姑に当たるキャリーとは喧嘩ばかり。
ただ、キャリーが心臓に病気がある事もあり、彼女に何かあれば一応ジェシーは心配するので、そう言う所は若干ツンデレ要素。でもキャリーからすれば毎度嫁にブツブツ言われる訳で、息子夫婦との生活が窮屈に感じて、何度も故郷であるバウンティフルと言う街へ帰ってそこで一生を終えたいと考えていて、何時しか息子夫婦が出掛けた隙を見て実行に移す事に。
でも駅へ行けばそこまでの路線が廃止されていて誰もがバウンティフルを知らない状態。でも息子夫婦に捕まりたくないキャリーは、バウンティフル近くの街まで遠距離バスで行く事になり、目的地の半分を駅で偶然出会ったセルマと言う女性と同行で話し相手に。遠距離バス内でのキャリーは“お喋りお婆さん”と言う印象が強かったけど、セルマは全く嫌な顔もせず聞き入れている。
バウンティフルには唯一そこに住み続けていた友達がいたそうだが、その人も孤独死した事が分かりショックを受けるも、故郷へ帰りたい意志は強く、キャリーの意志の固さに感動した保安官がバウンティフルへ連れて行ってくれる事になる…。
でもバウンティフルはかなり寂れていて誰1人住んでなく、キャリーとルディが昔住んでいた家も、もうボロボロで人が住める状態では無い…と言う現実を突き付けられる事に。確かにバウンティフルそのものが“どうしてこうなった感”なんだけど、自然環境だけは何も変わらずで、そこはキャリーも感心している。
結局は息子夫婦が連れ戻しに来るけど、3人で暮らすならジェシーも直ぐに姑にキレない努力を見せる約束をさせるので少しは居心地が良くなる…かも知れない。
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劇場版BUCK-TICK/バクチク現象I ['13]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259143.html
【監督】岩木勇一郎
【出演】BUCK-TICK
グループでのボーカルと作詞を担当していた櫻井敦司さんが亡くなったヴィジュアル系バンド:BUCK-TICK。そんなBUCK-TICKの2011年日本武道館で行われたライブから翌年同場所で行われるライブまでの軌跡を綴ったドキュメンタリーで、更...
d777m
2024-03-20T18:47:23+09:00
ドキュメンタリー
【出演】BUCK-TICK
グループでのボーカルと作詞を担当していた櫻井敦司さんが亡くなったヴィジュアル系バンド:BUCK-TICK。そんなBUCK-TICKの2011年日本武道館で行われたライブから翌年同場所で行われるライブまでの軌跡を綴ったドキュメンタリーで、更に前編。
とは言ってもナレーションは全くなく、字幕もほぼなく、どのメンバーが何の楽器を担当しているか等の言わばメンバー紹介も無いので、正直BUCK-TICKなら何でも知っている人向けと言うのが逆にキツイかな。その為、ライブでの歌唱シーンも少なからずあるんだけど曲紹介もなければ歌詞もない。
大体は裏方での様子が殆どで、レコーディングの様子だったり、レコーディング中の雰囲気だったりを映し出している。当時のヴィジュアル系バンドの第1線で活動中だったので、ライブでもファンで満員。当時はさほど転売ヤー等も居なかったので、純粋にチケットが売れていたんだろうなとは感じる。屋外ライブ会場での雨の中のライブは観賞者が雨合羽で寒そうだったけど。
人気だから都会の大きい所でしかライブをしないとかもなく、ちゃんと地方の小さな施設でもライブをしている。仙台での小さな所でのライブは東日本大震災犠牲者追悼も含まれていたかも知れない。ライブゲストとして氣志團が特別出演している。
因みに私個人は余りヴィジュアル系は聴かないので、歌自体は知っている曲はなかったけど、ライブの迫力は伝わった。
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ザ・ホエール ['22 米]
http://blog.livedoor.jp/d777m/archives/52259084.html
【原題】The Whale
【監督】ダーレン・アロノフスキー
【出演】ブレンダン・フレイザー
セイディー・シンク
ホン・チャウ
過食による肥満症だが病院だけは頑なに拒否しているチャーリーは、歩行器がないと立ち上がる事も出来ず、頼みの綱は看護師のリズだけ。チャーリーが...
d777m
2024-03-19T18:42:13+09:00
人間ドラマ
【原題】The Whale
【監督】ダーレン・アロノフスキー
【出演】ブレンダン・フレイザー
セイディー・シンク
ホン・チャウ
過食による肥満症だが病院だけは頑なに拒否しているチャーリーは、歩行器がないと立ち上がる事も出来ず、頼みの綱は看護師のリズだけ。チャーリーがほぼ家から出られないと言う設定上、物語の殆どはこの部屋内だけなので、ほぼワンシチュエーションな作品。
チャーリーには元々家族を捨ててまで一緒になりたかったパートナーの彼氏が居たが、その彼が精神を病んで急逝した事が肥満症の原因だそうで、看護師のリズはそのパートナーの妹。でもチャーリーが病院に行かないものだから、重病で命も短いと知ったチャーリーは、パートナーと出逢う前に結婚していた妻との娘:エリーと仲を再度取り持ちたいと考えるように。
このエリーも悪口をSNSに晒して停学処分を受ける問題児で、チャーリーとの事も覚えてはいるが、父が男と一緒に居る為に自身と母を捨てた事を恨んでもいる。そして時折チャーリー宅にやって来る若手の宣教師:トーマスは、イエスの降臨と終末論を信じているが、実はリズは兄も同じ宗教だった事で、このトーマスの宗教をかなり憎んでもいる。
ただ、トーマスが若手という事が功を奏してか、そこまで何でも信じさせようとするカルト教団や新興宗教などの強引さがなく、その辺は宣教師だけどやんわり感。そしてエリーのお陰で、彼が宣教師ではなく教会から金を盗んで逃げていただけな事も分かるけど、ただトーマスが宗教的にチャーリーを何かしら救いたいと考えているのも確か。何から救いたかったのかは分からないけど。
チャーリーの元パートナーでリズの兄だったアランは台詞として登場するだけで回想などもない。ただ、チャーリーが娘や元妻の事もずっと想っていたと言うならせめて痩せる努力はするはずで、アランの死のショックで肥満症になり、娘や元妻の事をずっと想っていたのにも関わらず、全く痩せる努力はせずにヤケ食いでも甘い物ばかり食べているようでは説得力がない。
チャーリー自身は正直に今の姿をオンライン会議で学生に晒しても、エリーに色々晒されても特にショックを受ける事もなく敢えて受け入れ、エリーのSNS晒しでも正直に書いているだけだと前向きな考えしかしない。そしてチャーリーが考えるように、エリーがエッセイ上手で将来大物になったのかも定かでは無い。
まぁ確かに8歳時に捨てられた娘が8年程経って今更自分を捨てた父に愛しているとか言われても逆に腹立たしいだけという気持ちは分かる。因みに原題はチャーリーが好きな小説『白鯨』から来ていて、劇中でも何度も登場する。でもこのタイトルで何故主人公が肥満症の男だったのかと言うのが理解出来なかった。主役はアカデミー賞取る程頑張っていたけどね。
《キャッチコピー》
僕は信じたかった。
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