「乗合来店型」で賢く保険選び 数社で比較可 中立的なアドバイス(産経新聞)

 生命保険に損害保険…種類が多すぎてどの契約をしたらいいのかよく分からない、見直しをしたい、という話をよく聞く。そんな時に頼られているのが、「乗合来店型」と言われる保険代理店。一社だけではなく、数社の保険会社から、その人に適した“商品”を紹介してくれる。この時期、どうしようかと考えている新社会人もどうぞご参考に。(小林忍)

 ファイナンシャル・プランナーで、乗合来店型保険代理店『保険クリニック』新宿店(東京・新宿)、神林静江マネジャーに、その利点を説明してもらおう。

 「まず、どこの保険会社にも偏らない中立的なアドバイスが受けられる。各保険会社の商品比較が簡単にできるので、自分の希望に合ったオーダーメイドな保険加入が可能。だから、一度に数社の加入手続きができる。言ってみればいいとこ取りです」

 この『保険クリニック』では、同社が独自に開発した『保険IQシステム』という分析・検索システムを使って、たちどころに各保険会社の商品、種類、名称、保険料、期間などの比較を行い、相談に対応している。

 ただ一つ、ファイナンシャル・プランナーとして神林さんは、「この新宿店も毎日、6組ほどお客さまが見えますが、来店型なので、実際に店舗に足を運んでもらわないといけないのが負担といえば負担ですかね」と恐縮する。

 確かに保険の加入といえば、各保険会社の営業職員が会社、もしくは各家庭まで出向き、説明をして勧誘するというのが一般的だ。財団法人生命保険文化センター(村井博美理事長)の実態調査でも、民間保険契約では生保の営業職員から勧誘を受けて加入した人が68・1%と、乗合来店型を含む代理店の6・4%、新聞やネットなどの8・7%を大きく引き離している。

 こういった乗合来店型保険代理店が登場したのは、平成8年4月の改正保険業法の施行からだ。1社専属制だった代理店は、複数社と契約できるようになり(乗合型)、よりバラエティーに富んだ商品を取り扱えるようになった。

 「わが社も平成7年の設立。平成11年に直営店をオープンして、この3月末で41都道府県に123店舗を展開できるようになった。取り扱い保険会社は生保24社、損保7社の31社で、7年連続増収中」。『保険クリニック』を展開するアイリックコーポレーション(東京都文京区、勝本竜二代表取締役)経営企画室、小田切正浩課長の鼻息は荒い。

 ただ、間違ってはいけないのが、小田切課長が説明するように、取り扱い保険会社の数と商品数が代理店によって違うこと。生命保険文化センター生活情報室、田熊博文主査も「生命保険協会に加盟している47社すべてから選べるのではなく、あくまでも代理店が契約している保険会社の中で選ぶので、その点をよく吟味して、自分に合った契約を」と話す。

 同センターでは生命保険に関する相談も受け付けている。電話は03・5220・8520。土、日、祝日を除く毎日午前9時半から午後4時まで。

 神林さんは言う。「スーパーで買い物をするときは、チラシなどで買いたい商品を見比べて出掛けるのに、保険ではそうしない。見直しを含め、ぜひ一度、利用されることをお勧めします」

 【主な乗合来店型保険代理店】『保険クリニック』=アイリックコーポレーション▽『ほけんの窓口』=ライフプラザホールディング▽『保険市場』=アドバンスクリエイト▽『保険見直し本舗』=ウェブクルー、などがある。各社特徴を生かした展開をし、アドバンスクリエイトはヘラクレスに、ウェブクルーはマザーズに上場している。

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介護者の悩み聞くボランティアを育成へ(医療介護CBニュース)

 NPO法人介護者サポートネットワークセンター「アラジン」は5月7日までに、介護者の悩みや不安を聴き、その活動を支えるボランティアを養成するための講座を開設することを決めた。ここ数年、悩みや不安を抱え、同センターへ連絡してくる介護者が増加していることを受けて企画されたもので、講座ではロールプレイングなどを通じ、「聴く力」を持ったボランティアの育成を目指す。

 アラジンでは2003年から、介護者の不安や悩みを解消してもらうために「介護者のための電話~心のオアシス~」を、毎週木曜の午前10時半から午後3時に開設している。相談件数は、07年には62件だったが、昨年には123件まで増加。女性だけでなく、男性や若い介護者からの相談も増え、その内容も多様化していることから、「聴き手」を育成する講座の開設を決めた。

 講座は7月1日、8日、22日の3日間にわたって実施され、電話相談を受けるためのロールプレイや、TAMA認知症介護者の会「いこいの会」のメンバーらによる講演などが予定されている。参加資格は、木曜にボランティア活動が可能で、全日程への参加が可能な人。定員は20人で、希望者多数の場合は抽選となる。申し込みの締め切りは6月26日。申し込み・問い合わせ先はアラジン03(5368)1955。


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<中期財政運営>閣僚委開く 財政目標への議論をスタート(毎日新聞)

 政府は20日朝、「中期的な財政運営に関する閣僚委員会」を開き、財政再建を巡る閣僚間の議論をスタートさせた。11年度から3年間の予算の骨格を示す「中期財政フレーム」と、中長期の財政再建の道筋を示す「財政運営戦略」について、6月までの決定を目指す。

 鳩山由紀夫首相と菅直人副総理兼財務相、仙谷由人国家戦略担当相、平野博文官房長官らが出席。議論のたたき台として、有識者による検討委員会が4月6日に取りまとめた論点整理が報告された。

 今後の議論では、国と地方の債務残高を国内総生産(GDP)比で縮減するなどの財政再建目標の達成時期や、歳入改革を巡る消費税の取り扱いなどが焦点になる。

 委員会では、原口一博総務相が財政再建に向けた取り組みについて「地方にしわ寄せし、国の財政規律が緩むことがないようにすべきだ」と注文。亀井静香金融・郵政担当相(国民新党代表)は与党3党が連携して決定するよう要請した。【谷川貴史】

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