愛知県内の50代の男性税務署員が、受理した確定申告書1通を5カ月間放置したうえシュレッダーで破棄、同じ内容の申告書を偽造していたことが21日、名古屋国税局の内部調査で分かった。署員は調査に「5カ月間放置したのを恥ずかしく思った」と話したという。

 同国税局は同日、署員を減給3カ月(10分の2)の懲戒処分にした。有印私文書偽造や公用文書等毀棄(きき)などの疑いがあるが、国税局は「実害がない」などとして刑事告発を見送り、署員の勤務先や年齢も公表しなかった。

 同国税局によると署員は09年7月10日、08年分の所得税確定申告書を受理したが、審査担当部署に送らずに職場の箱の中に放置。12月中旬に放置していたことに気付いたが、上司に報告しなかった。さらに10年1月25日、同じ内容の申告書を偽造し、担当部署に提出した。元の申告書は職場のシュレッダーで処分したという。

 2月、別の職員が納税者に申告内容を問い合わせたため発覚。実害はなかったが、税務署長らが2月下旬と4月中旬の2回、納税者に直接謝罪したという。国税局側は「深くおわびする」とするコメントを出した。【秋山信一】

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