大相撲時津風部屋の力士暴行死事件で、山本順一被告(60)が1審から減刑された判決を受け、序ノ口力士、斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)の父正人さん(53)は名古屋高裁内で会見し「短くなったことは残念」と話した。

 名古屋高裁は、山本被告が日本相撲協会との民事訴訟の和解で得た退職金約1500万円を被害弁済に充てたことを減刑理由に挙げた。だが正人さんは「協会と被告が和解しただけで、こちらには関係ない話。腑(ふ)に落ちない」と不満を述べた。

 それでも「(山本被告は)上告しないで早く罪を認めて償ってほしい」と量刑の長短よりも判決の確定を望んだ。正人さんは09年2月に腰を痛めて以来、つえが手放せず、経営していた飲食店の仕事もできなくなった。「これからは仕事ができるように体を動かしていくことが、俊への供養だと思う」と語った。【鈴木英世】

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