～本編概要～
敵の弱点を突き、見事相手を爆発に巻き込む事に成功したチョッパー。
だが、相手は難なく立ち上がり、そして”ある事実”を口にする。
逃げ出そうとしていたウソップはそれを聞き、立ち止まる…!!!
～あらすじ～
煙の中から姿を現せるMr.4とミス・メリークリスマス。
チョッパー『まずいぞ…ランブルボールの効力はもう半分もない』
ウソップ「………ふ………!!!…………いやだ…!!!」
倒れながら泣き始めるウソップ。
チョッパー「ウソップ!!?」
ウソップ「もうイヤだ!!!殺されちまう!!!勝ち目なんてあるわきゃねェよあんな化け物達…!!!」
チョッパー「だめだよ!!逃げられやしないんだコイツらからは!!!」
ミス・メリークリスマス「あいつの言う通りさ…小癪なマネしやがっておめーら…」
地面の中から現れてウソップの足首を掴むミス・メリークリスマス。
ミス・メリークリスマス「ここまでやっといて逃げるなんてのはネェだろう!?”船長”も貧弱なら船員も腰抜けってわけかい…!!」
ウソップ「………船長…!?…ルフィが何だって………!?」
ミス・メリークリスマス「”麦わらのルフィ”なら………もうとうに殺されちまったさ。Mr.0の手でな……もう…!!反乱も始まっちまったし…まァ相手が悪かったって事だ」
チョッパー「ルフィが…………死んだ!?」
ウソップ「デタラメ言うんじゃねェよモグラババア!!!あいつが!!!死ぬわけねェだろうが!!!あんな砂ワニ野郎に敗けるわけねェ!!!!」
ミス・メリークリスマス「……”わけねェ”ってのは何か根拠があって言うセリフだと思うがね」
ウソップ「あいつはいずれ”海賊王”になる男だ!!!だからこんなとこでくたばるわけねェっつってんだ!!!」
ミス・メリークリスマス「………プハッ!!!ア～～～～～～～～ッハハハハハハハハハ!!!か…”海賊王”!?」
Mr.4「フ…!!フォ～～フォ～～フォ～～」
ウソップ「いいかチョッパー男には!!!」
天に向かって、チョッパーに向かって叫びだすウソップ。
だがミス・メリークリスマスに両足首を持たれ、先ほどの様に再び引きずられるウソップ。
ミス・メリークリスマス「そろそろ死にな長っ鼻!!!”モグラ塚ハウェイ”!!!」
引きずられながらもウソップは喋り続ける。
ウソップ「……た!!!…たたとえ…!!!しぬし…ぬ死ぬ程……!!!おっかねェてきでもよ…!!」
目の前には壁があり、ウソップは超スピードで引きずられてそのまま再び壁に突っ込む。。。
ミス・メリークリスマス「くたばりなァ!!!”モグモグ玉砕”!!!!」
それでも尚続けるウソップ。
ウソップ「…………ぱ……ぱぽえ(たとえ)…オーペエ(とうてい)…勝ち目のねェ…相手だろ…う…ともよ…!!!」
だが今度は引きずられている先に待ち受けるはMr.4だった…。
ミス・メリークリスマス「Mr.4!!構えな”４ｔバット”!!!」
Mr.4「フォーーー!!」
ミス・メリークリスマス「行くよ”モグラ塚”…!!!」
Mr.4は足を上げてバットを構える。
チョッパー「この野郎お前らぁ!!!!」
Mr.4とミス・メリークリスマスに怒鳴るチョッパーだが、その後ろに現れる人影に驚くチョッパー。
ウソップ「……男にゃあ!!!どうしても…戦いを避けちゃならねェ時がある………!!!」
ミス・メリークリスマス「な…!!!お前まだ………!!!!」
チョッパーに後ろにつくように指示するウソップ。
そしてMr.4に辿り着く前に、ウソップは”煙星”で煙幕を張り、Mr.4の視界を奪う。
そして靴を脱ぎ、ミス・メリークリスマスから離れる事に成功するウソップ。
――アルバーナ南東門の戦い
