~本編概要~
バギーを吹き飛ばし、戦いに勝利した一行。
だが、町長の身を案じた町民達がやって来る。
そして間が悪く、気絶している町長が町民に発見されてしまう…
~あらすじ~
バギーを倒したルフィ。ボロボロになった大切な麦わら帽子を見つめるが、被れるからいいやと開き直る。
ゾロを起こすルフィだが、同時に町長が倒れていることを思い出す。

そこへ町長を心配した町民達がやって来る。
事情説明を求められるが、ルフィがバカ正直におっさんをぶっ倒したのは自分であり、自分たちは海賊だと自白する。すると、鬼の形相に変わる町民達。
ルフィ達は言い訳せずにその場から逃げ去るが、数多の町民達がルフィ達を追いかける。
ルフィは町長一人の為に町民達が怒ってる様子を見て、良い町だなと言う。

すると、逃げる道中でシュシュが現れる。
シュシュはルフィ達を止めるのではなく、追いかける町民達の行く手を阻む。
長く親しんでいるはずの町民達に威嚇の体勢で吠え続けるシュシュ。きっとルフィへの恩返しなのだろう。
それを察したのか、ルフィはそんなシュシュを見て笑っている。

港に着くと、時を同じくして町長が町で目覚める。
町民達の話から、ルフィ達が生きているとわかると少々驚く。
そして、ルフィ達を疑いの目で見る町民達に怒鳴り散らして黙らせる町長。

わし以外あいつらを悪くいう事は許さん!!!

そして自分はルフィ達の向かった港へと駆け出す。

自分の町で勝手な事ばかりしたルフィ達に言いたいことが山ほどあるんだと全力で走り続ける町長。
そして港へ着くと、ちょうどルフィ達一行は出航直後であった。
「おい待て小童共!!!」
そう叫んだ町長に気が付くルフィ達。
町長は、バギー達を相手に死んでも構わないと思い、捨て身で戦うつもりだったらしい。
結果的にルフィ達に救われ、溢れんばかりの感謝の気持ちをルフィ達に伝えようとする町長。

すまん 恩にきる

その一言ですべてを察するルフィ達。
「気にすんな!!楽に行こう!!」
そう返すルフィの器に感服した町長は
「返す言葉もないわ…!!」