ONEPIECE-ワンピース- ～ひとつなぎの大予想～ : 第２２話　”あんたが珍獣”　(ONEPIECE～ひとつなぎの大秘宝～)

～本編概要～

無事にオレンジの町を出航したルフィ一行。

航海の途中、”無人島”を発見する。

そこで待ち受けていたのは”森の裁き”であった…

～あらすじ～

バギーにやられた麦わら帽子の傷をナミが塞いでくれて、大喜びのルフィ。

食料も水も持っていないというルフィとゾロに、呆れるナミ。

そんな矢先に、島を発見するルフィ。

無人島だから上陸するだけ無駄だと言うナミの話を全く聞かず、上陸する気満々のルフィとゾロ。

島に到着する一行。ゾロは寝たため、ルフィとナミの二人で上陸する。

すると、その島には目を疑うような珍獣があちこちに生息していた。

すると、森から天の声？が聞こえてくる。

話に寄ると、その声の主は森の番人らしい。ルフィ達を海賊と見立てて、それ以上森に踏み込んだら”森の裁き”が下ると言う。

ルフィはその辺にいるんじゃないかと、声を無視して森に踏み入ろうとする。

次の瞬間、”森の裁き”を受けろという声と共に銃弾がルフィを目がけて飛んでくる。

ルフィは銃弾を受けるが、当然ゴム人間なので銃弾を跳ね返す。

天の声のようなものの正体は”ガイモン”であった。

彼は昔海賊であり、現在の島に上陸した時、断崖に近い大岩をよじ登ったガイモン。

そこで、いくつかの宝箱を発見するが、崖が崩れてそのまま下に落下してしまう。

その落下地点にあったのが宝箱で、その日から今日まで何をしても箱にはまったままなんだと言う。

ガイモンは、その財宝が海賊たちに取られないように今まで20年間、森の裁きで海賊たちを追い払ってきたと言う。

その宝箱をルフィが代わりに取ることになり、大岩へ上るルフィ。

宝箱を発見し、ガイモンが下へ落とすように言うが、渡したくないと断るルフィ。

それに対し、ナミが激怒して下から声を張り上げて怒っている。

だがガイモンは、涙ぐみながらルフィを良い奴だと笑う。

なんと、ガイモンが発見してから20年間守り続けてきた宝箱は、中身のないただの空き箱だったのだ。

ルフィは20年でおれ達が来てよかったと笑い、ここまでバカ見たら後はワンピースをしかないと言うルフィ。

ガイモンにもう一度海賊をやろうと誘うルフィだったが、ガイモンは現在の島にいる珍獣達に愛着が湧いたから森の番人を続けると言う。

20年の未練という呪縛から解かれたガイモンは笑ってそういうと、ルフィ一行はガイモンを後にして、船は再び”偉大なる航路”に進路を向ける――

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