~本編概要~
”偉大なる航路”へ向かう為の準備をする一行。
船員の頭数やしっかりとした船を求めて。
そして向かった先には、村一番の大ウソつきがいた…
~あらすじ~
ナミはこのまま”偉大なる航路”へ入ることは無謀だと言う。
船や仲間等、きちんと用意してから目指さないと、とても無事でいられるとは思えないと。
その為、南へ向かったところにある町へ準備をしに行く一行。

――場面変わってとある村。
海岸にたたずむ一人の少年、”ウソップ”

ウソップ登場

すると彼はいきなり村の方へ走って行き、海賊が来たぞと大声を出して騒いでいる。
民家の人々の反応からすると、どうやら彼はウソつきであり、この騒動は毎朝の日課の様だ。
騒ぎ終わると、その嘘に毎日迷惑している民家の人々がウソップを懲らしめに出てくる。
毎朝このようにウソをつき、怒る村民から逃げる事がウソップの日課らしい。

ウソップを”キャプテン”と慕う少年が二人、ウソップの下へやって来る。
さらに、遠くから走って来る少年もウソップの下へやってきた少年たちの仲間の様だが、ウソップのウソと同じように海賊が来たぞと大声を張り上げながら走って来る。

最初はウソと疑うウソップと少年達だったが、バギー海賊団の海賊旗を見たと言う証言で焦る一同。
ウソップはおやつの時間だと逃げようとする。”おやつを食わねば死んでしまう病”らしい。
だが、海賊は三人だけだったという情報から、追い返そうと決意する一同。

その海賊が村へ着陸する。ルフィ達の事だったのだ。
バギー海賊団の海賊旗は、バギーの手下からナミが船をだまし取ったままの物。

隠れるウソップ一行だったがゾロにすぐさま見つかってしまう。
少年三人組は逃げ出し、ウソップだけが取り残され、あらゆる虚勢を張るが全てウソだと見抜かれる。

ルフィ達とウソップは、そのまま村の飯屋へ行き、ナミがいろんな情報をウソップに聞いている。
船員と船を探しているという話を聞いたウソップは、この村にあるとすれば大富豪の屋敷だと言う。
しかし、その屋敷の主は病弱な娘一人で、一年前程に両親を病気で亡くし、残されたのがその屋敷と莫大な遺産、そして十数人の執事だけだと言う。
その話を聞いて船は他をあたる事にするルフィ達。

――とある屋敷
”カヤ”と呼ばれる子が執事にウソップに会いたいと言っている。


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ONE PIECE-ワンピース 3巻
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