【注目ポイント・名場面】
・おれには8千人の部下がいる!!アーロンの暴挙を阻止する男ウソップ!!(第72話)
・8年間の仕事の為!!一人で戦うナミの偽装工作!!(第74話)
・偽れない関係!!血縁を越えた親子の絆!!!(第78話)
・突きつけられた銃口…!!眉一つ動かさないベルメールの遺言”大好き”!!!(第78話)
・泣き母の言いつけ!!生きる為に一人で戦う10歳の少女の決断!!(第79話)
・破られた約束!!無に帰した8年間と立ち上がる村民達!!(第80話)
・こぼれた涙…!全てを悟る船長と立ち上がる戦士たち!!!(第81話)
・細かい事情は無関係。喧嘩の理由は仲間の涙!!!(第82話)
・世界一の誓いを果たすまで!ゾロ、魂の三刀流!!!(第84話)
・重要なのは数じゃない!大切なのは一本に背負った重みと覚悟!!!(第85話)
・おれの騎士道が何も守れない!?サンジ、怒りの足技フルコース!!!!(第86話)
・海へ出た瞬間に終わったんだ!!命を張らない男に仲間の資格はない!!(第87話)
・助けてもらわないと生きていけない!だが、お前には勝てる!!(第90話)
・仲間を使う…!?アーロンの言葉に怒るルフィ!!!(第92話)
・血のしみ込んだペン…。居たくもない居場所なんてぶっ壊してやる!!(第93話)
・笑顔を奪ったら殺しに行くぞ!!駐在と船長の語られぬ約束!!(第95話)
【深読みポイント】
・バラティエを出航直後、ルフィが”偉大なる航路”の事を”楽園”と呼んでいる。なんでも、ゼフがバラティエを出る前に教えてくれたのだそう。これまではあの大艦隊を率いたクリーク海賊団にすら”海賊の墓場”と揶揄されていた”偉大なる航路”だが、果たして本当に”楽園”と呼ぶものもいるのだろうか…?
・ヨサクの話で出てきた魚人海賊団の頭”ジンベエ”。なんでも、あの世界一の大剣豪ミホークも所属する政府直下の「王下七武海」という勢力に属しているんだとか。実力は相当な者らしく、ジンベエが七武海の加盟と同時にアーロンが”東の海”へ解き放たれたとか…。アーロンとは一体どんな関係が…!?
・話中に出てくるナミの幼き頃に描いた海図。本編のストーリーとは関連性は薄い為省略したが、クロオビがナミの部屋でその海図を見つけ、1億ベリーまで用意して買う程ココヤシ村に固執する理由がわかったという描写がある。クロオビ曰く、ナミの昔に描いた地図は古ぼけた宝の地図であり、この島全域を示し、宝のありかはココヤシ村を指しているという。これは一体どういう事なのだろうか。
ナミはアーロンから村を買う為にお金を貯めていた。それは家の庭にあるベルメールのみかん畑に隠されていた。地図が示している”宝”とはそれを意味しているのだろうか…。それとも、何か別の宝のありかが記されているのだろうか…!?(はたまた考えすぎなのでしょうか…)
・ハチがキレて刀を握った時の”魚人島で一人を除けばNo.1剣士”という発言。つまり、魚人島でNo.2剣士と言うことだろうか。そんなハチを相手に、頭突きは食らったものの、剣で斬られずに勝利したゾロ。これはいつしか魚人島へ行った時にNo.1剣士とゾロが対決するという示唆なのだろうか…!?だとすると、そのNo.1剣士とは一体…?
・海底へと沈んだルフィを助けるべく、首を陸上まで伸ばして心臓マッサージを行うゲンゾウとノジコ。だが、ここに設定の矛盾点があるのではないだろうか…。悪魔の実の能力者は海に嫌われ、一生泳げないカナヅチとなるはず。だが能力は使えるのだろうか?海中でも、力が入らないだけでルフィはゴム人間のままなのだろうか…。ルフィが息を吹き返した時に、アーロンは”その能力はもちろん、もがく力すら海に奪われる”と発言している。果たして、ルフィの首が伸びたという事実はどういった設定なのだろうか。(もしかしたら触れてはいけない設定…!?)
【豆知識データベース】
~人物~
・ナミ
年齢:18歳
誕生日:7月3日
身長:169cm
・ナミ魚人
ルフィがナミに似せて魚人のイラストを描いたもの。該当記事では省略しているが、原作ではあまりの下手さにサンジが激怒するシーンも。
・ネズミ
海軍第16支部の大佐で金に目がない男。アーロンと手を組み、ナミの隠し財産9千3百万ベリーを奪う。
・アーロン
かつて王下”七武海”ジンベエと肩を並べる程の実力者。”東の海”の支配の手始めにコノミ諸島を制圧、残虐非道の限りを尽くした。ノコギリサメの魚人。政府から懸けられている懸賞金は「2000万ベリー」
・チュウ
アーロン一味の幹部で「チュッ」が口癖。口から吸いこんだ水を発射する”水鉄砲”が得意。ウソップに敗北。キスの魚人。
・クロオビ
アーロン一味の幹部で”魚人空手”40段の実力を持つ。サンジに敗北する。エイの魚人。
・ハチ(はっちゃん)
アーロン一味の幹部で”六刀流”の剣士。魚人島ではNo.2の実力…?タコの魚人。
・ノジコ
ココヤシ村で暮らすナミより2つ上の義姉。三歳の時にナミと共にベルメールに拾われた戦災孤児。
・ゲンゾウ
ココヤシ村の駐在。アーロン一味が侵攻してくる前よりココヤシ村を守ってきた。
・チャボ
ゴサの町の少年。アーロン一味がゴサの町を破壊した時に父親を殺されて敵を討ちに行こうとしたところをナミに止められる。
・船大工カネシロ
アーロン一味で腕の立つ船大工。額と胸に”金”の文字が目印。金魚の魚人。
・音楽家ピサロ
アーロン一味で音楽家を務める魚人。両手にマラカスを持ってシャカシャカしている。マンボウの魚人。
・モーム
”偉大なる航路”の海獣でアーロン一味の戦闘員。自分より強いものには弱気。
・プリンプリン
海軍第77支部の准将。アーロン討伐を試みるも、船ごと沈められてしまう。
・ベルメール
元海軍兵士。とある戦場で瀕死の重傷を負うが、そこで幼いナミとノジコに出会い帰郷。後に二人の義母として平穏な日々を送っていたが、二人をアーロンの手から守るために命を差し出す。子供の頃はココヤシ村一番の悪ガキ。
・タケ
アーロン一味でコンパ隊長を務める魚人。額には”恋”と書かれているが、これは仕事への熱意の表れらしい。コイの魚人。
・シオヤキ
アーロン一味で宴会部長を務めている魚人。いつも手に酒を持っている。サケの魚人。
・Dr.ナコー
ココヤシ村の医者。皆からは”ドクター”と呼ばれ親しんでいる。
・マミーミー
政府の施設(孤児院)の寮母を務める男性の様な女性。作中、このマミーミーの右に映っているのが寮父のダディーディー。
・サム
長女の結婚式の帰りに酔っぱらってアーロンパークへ迷い込んだ男で訳も分からず騒いでいる。
~歌~
・ウソップ応援歌
アーロンパーク崩壊後、村のパーティーでウソップが披露した歌。魂を鼓舞する熱いメロディーは、聞けば思わず踊り出す程だという。
~施設・地名~
・アーロンタワー
アーロン一味の根城で”帝国”への野望を象徴するかのような五重の塔。
・アーロンパーク
東の海支配を目論むアーロンの活動本拠地。海に直結していて、中心にはアーロンタワーがそびえる。
・コノミ諸島
ナミを連れ戻すべく、ルフィ一行がバラティエを出て目指した島。ココヤシ村などがある。
・ココヤシ村
コノミ諸島にあるナミの故郷。長くアーロンの支配下に置かれていたが、ルフィ達によって解放される。
・ゴサの町
アーロンによって壊滅させられた町。魚人の力で全ての家屋がひっくり返り、廃墟と化した。
~植物~
・ベルメールのみかん
ココヤシ村でベルメールが栽培していた果物。ノジコがその後を継いだ。ナミは船内へ持ち込む。
~組織~
・アーロン海賊団
”ノコギリザメのアーロン”を筆頭にはっちゃん、チュウ、クロオビなどの魚人で構成された海賊団。東の海の制圧を目論み、ココヤシ村の襲撃をきっかけにコノミ諸島を制圧し、アーロンパークを建設した。
・魚人海賊団
”王下七武海”の一角を担う大海賊ジンベエが率いるとされている海賊団。魚人の海賊アーロンが在籍していたらしい。
~武器・道具~
・風車
赤ん坊の頃のナミをあやすためにココヤシ村の駐在、ゲンゾウが頭につけていたもの。ナミの旅立ちを機に、ベルメールの墓前へと供えられた。
・菜斬り刀(なぎりとう)
ヨサクとジョニーが帯びる幅広の剣。
・キリバチ
アーロンが操るノコギリ状の巨大な刀。
・ノジコのブレスレット
元はノジコが愛用していたもので、旅立つナミに託したブレスレット。今はナミの左手首に光っている。
~動物~
・海獣
海の環境に適した哺乳類の総称。アーロンパークで飼われていたモーム(牛のような海洋生物)などがこれに該当する。
・電伝虫
仲間と通信する修正を持つ為、通信手段として使われる便利な生物。受信専用の物や、特殊な能力を持つ物など、さまざまな種が存在する。
~船・乗り物~
・シャーク・スパーブ号
アーロンそっくりのギザギザ鼻を船首にあしらった大型の帆船。アーロン海賊団の船。
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