竜崎だいちの安穏記

The day’s divinity, the day’s angel

2018年07月

「独鬼」2018、東京公演が無事に終わり、いよいよツアーファイナル、愛知公演を残すのみとなりました。東京公演にご来場下さった皆々様、本当にありがとうございました!

東京公演は御来場者数がなんと千人の大台に乗り、最後はみんなでお祭りみたいになってました。
千穐楽、カーテンコールで見たまさかの満員の客席はちょっと忘れられそうにないです。少し前まで半分くらいしか埋まってなかった客席が、満席なんです。劇団員でもなんでもないただのゲストなんですけどね、嬉しくて泣きそうでした。人の力、本当にすごい。壱劇屋さんの持つ大きな力、愛される劇団力。目の当たりにしました。ほんとうに、憧れます。

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 東京で回を重ねるごとに、何となく「誇らしいなあ」と思う事がありまして。それが、タイトルにもしている、舞台上で「ありがとうございました」しか言わない、という事。

ワードレスのお芝居なので、劇中に声を出すことはあれど、意味のある言語を口にする事はありません。85分の上演中、何もしゃべらず作品を届け、終わった後で、最終的にカーテンコールで(厳密にはダブルコールで、なんですけど)たった一言、御礼の言葉だけを舞台上で発話して終わる。
あっ。なにこれ。かっこええやん。わたしら。
というわけで、御礼の言葉をいう瞬間がすごく楽しく誇らしくなっていたわたしでした。その言葉が言えるのもあと3回。愛知公演を残すのみです。

ああ、観に来て欲しいなあ。
関西からも思った以上に近いですよ、愛知。関東からだってぜんぜん来れちゃう距離ですよ、愛知。大阪・東京を観た方々も、もちろんまだ未見の方も、こうなったら東名阪以外にお住まいの方も、愛知は名古屋市東文化小劇場に集まりませんか。いや、集まって欲しいです!最後にふさわしく、大きな劇場で「独鬼」を演れるんです。みんなで来たってまだ座れるお席用意してます。いま遠出を決めたって間に合っちゃうんです。
東京千穐楽で舞台上から見たあの感動を、また見たいなあなんて、我儘言います。

あかん、何を書いたら来て下さるのか全然わからんくなってきた。

きてね!!!!!!

これしかねっす。来て下さった皆さんには、もれなく、素敵な公演お届け出来ますから。そこには、自信あるんで。ほら、夏休みですし、ね。

これ押して!!!

そしたら愛知への道が開けます。あなたに会いたいです。

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東京で会えたみんなの写真をツイッターにも上げたんですが、上げそびれたものをこっちに。

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ちょう久々に会えた加順ちゃん!いったいいつぶり?正一ショーで共演したぶり!?だとしたら、ウン年ぶりの再会でした。めっちゃ嬉しかった。いつかまた共演出来たらいいのになあ。
久しぶりに会う人、声が聴けることのうれしさ。ずっと会ってなかったことを忘れるくらいナチュラルに会話が出来る事。が嬉しくて。

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久々に会ったよーこさん!劇場近くのカフェでちょっとお茶したりした。近況を報告し合ったり、たり。マチソワ間のわずかな時間だったけど、おしゃべり出来て嬉しかった。あとタルトが抜群に美味かった♪またおしゃべりしましょね。

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盛りに盛った自撮りばーん。感想で「美しい」と言うて下さるのが嬉しすぎて、ほんま嬉しすぎて、いまなら上機嫌で自撮りをさらせられるぞ(笑)と、ここぞとばかりに載せてます。
通常はほんま、わたしごときが自撮りなんぞ、おこがましいぜ。100年早いぜ。という感覚。ほんま苦手なんす自撮り。

あのね、いつもこんなええ役してへんねん。綺麗とか言われる役………ごくたまにはあるけど、なかなかないねん。どうやら舞台上で綺麗に見えるらしい竜崎を観に来て。次いつ観れるかわからんので。いや、ほんまやで。
宜しくお願いします。

おはようございます。ああ荷造りせねばっ。竜崎です。
11ステージあった「独鬼」東京公演も、本日いよいよ最終日、2ステージを残すのみとなりました。なんという早さ。
ツイッターの壱劇屋さんのアカウントで今とにかく騒いでるので、だいたい知ってる人がここを覗きに来てくれていると思うのですが、本日の動員の伸び次第では目標だった東京1000人動員が叶うとのこと。
ゲストの身として、何も出来んけどせめてブログぐらいは書けるかな…!という思いで、これを書いています。

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初演から出させてもらっているこの作品。序盤の稽古でファッと思ったんです。この作品、ちゃんと届けられればすごいものになる。竹村さんが思い描く世界を何としてでも具現化して舞台にのっけたい。そう思ってとにかく私の全力で心込めて立体化しようと頑張ったのが初演の頃の話。

初演から配役が変わり、見える視野も物語における役割も何もかも変わりました。ただ、あの時思ったことは結局変わらず、そして物語の力は、何倍にもなって生まれ変わりました。

今回30代をやって、「ああ、結局私はやっぱり「まだ30代」なんだわ」と痛感してます。初演の頃の、私がやった40代は泣き虫で往生際が悪くてどっちつかずで、まさに今私がやっている30代そのものでした。今、30代をやっていて、この女め…と思うことはあるけど、どうしようもないところも含めて共感出来て、愛せてしまうんです。往生際が悪くて、欲張り。そして、そんな自分の感情に振り回されてる、愚かな女。面倒な感情オンパレードです。だけど、30代ってきっとそうで、そしてどれだけ面倒な30代になっても、村木さんの40代が全部引き受けて昇華してくれる気がして、安心して演じています。

ふと、全ての出番が終わった後に袖で、初演の頃の自分が顔を出す時があります。鬼さんの表情を見て安心して、ちょっと寂しく思って、でも今回もまたここにいられることに、とても幸せを感じています。

えーっと。結局何が言いたいんだこのブログ? 結局ね、初演からこの作品わたしにとっても特別で、とっても思い入れがある作品なんだ、ってやつですよ!だから、もっともっと広がって欲しいし、奇跡が起きそうなら起きて欲しい。

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わたしには既に奇跡を起こしてもらってるので、わたしはその恩を作品に返すだけ。

本日も変わらず頑張ります。ぜひ、劇場までお越しください。13時と17時、シアターグリーンBox In Boxにて。当日券あります。入れないとか、ありません。大勢でやって来ても壱劇屋さんがどうにかしてくれます。だから安心して。あなたのお越しをお待ちています。

おはようございます。独鬼、東京公演中です。竜崎です。
本番中って普段も時の流れが早いけど、遠征になるとより、ほんま毎日が豪速球で過ぎていきます。もうこっちに来て5日経ったのか。まじかよ。
連日公演も大盛況で、そんな公演に関わらせてもらってほんまに幸せです。ご来場下さった皆々様、本当にありがとうございます。
東京公演も残すところ後2日4回。あと愛知公演が3回なので、ツアー全体としては残りステージ数は7回です。あと7回もあるのか。…7回しかないのか。どっちやねん。いや、どっちも思うねんなあ。
東京公演、愛知公演、共にまだお席が残っています。今からでも見られます。ツイッターに沢山ご感想頂いてます。きっとほぼ全部見てます。大阪の時とは違う言葉で、角度で、感想が書かれているのを読むのが、終演後の日課であり、楽しみです。

このブログまでたどり着いて、それでもこの作品を見てない人がいるとしたら、それはもう、ちょっとしたひねくれ者に違いない。悪いことはいわないから、見に来て下さい。そんなところで迷っていないで。

もうちょいだけど東京公演チケットご予約はこちら♪

ツアー大千秋楽、愛知公演も見届けて下さい。ご予約こちらっ♪


壱劇屋さんってゲネプロ舞台写真をゲストみんなにも全部公開、使用許可を下さるんですよ。初演の時も同じやったんやけど、なかなか、公式で使って無い写真をこちらが先出しするのがためらわれたんです。
けど初演を経て思った。逆に自分の気に入った写真をお見せ出来る機会ってそんな多くないねんな、と。
撮影は壱劇屋の劇団員である専属カメラマン、いっちゃんさんこと、河西沙織さん。
個人的お気に入り写真をちょろっと。自分要素がっつりです。ナルシストかって?はい、多分。(笑)

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東京公演より。
鬼さんの可愛らしい動き、表情、柔らかな手つき。それら全てが私に訴えかけてくれます。

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東京公演より。
この時の表情と全然違うねんなあ。それでも、愛おしさは変わらない。

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東京公演より。
このシーンは心擦り切れる。女ってほんまに厄介で難しいわー。

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東京公演より。
女子同士のこういうやり取りって、作品中でも稀なシーンでは?このシーンやってて楽しい。

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東京公演より。
いっちゃんさんもツイッターで言うてたけど、手の表情、私も好きです。男性と女性の手の表情ってほんと違うよね。あと、なんかエロい。好きな写真。

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大阪公演より。
あれやんこれ。少女漫画でよくあるカット割りですやん。肩越しの相手の顔は見えない。

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大阪公演より。
村木さんから私が抜け出てるみたいな奇跡の一枚。秋のターンの痛みは内包され昇華され、冬のターンへ。

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あっこれは、ただのスナップ。出番前。楽しそやな。舞台上とのギャップがすごい。ちゃうんですわ、作品見た人なら分かると思いますけど、写真撮るタイミング存分にあるんですわ。この後、舞台上でガシガシ心すれ違いまくります。笑


そうそう、このタイミングではありますが、独鬼が終わって次の次の公演予定であります、8月末本番の「FETT供儀」特設サイトが昨日アップされました♪

FETT#1「供儀」特設サイトはこちら♪

しれっとチケット発売日も記載されておりまして、7月22日(日)朝10時スタートです。
上の二人が今度は共演者ではなく、作・演出と俳優として戦います。笑
ぜっひとも、チェックして頂けたらと思います。ジャンルもかなり違うから新鮮かも。


まだ愛知公演もあるし、舞台写真、アップしていきますね。
さあ、残すところ独鬼、東京もあと4回。頑張るよっ。

いよいよ。
独鬼2018東京、初日です。時間ってのは止まりませんから来ないわけないのだけど、「あー来ちゃったなー」という感じ。ずっと開封してなかった宝物の蓋を開けた感じ。開けたら終わっちゃう。すでにそんな事すら思っています。竜崎です。
昨日、自分のパートの場当たり的なものは終わりまして、みんなより少し劇場入りが遅いので、宿泊先でこれを書いてます。

…とはいえ、何を書こうか。大阪から東京で変わったこと?
殺陣パートはやっぱり距離感が違うのですんごい違います。前からの見え方も、すごい違います。どのシーンを返しても、「ああ、こんなに見え方変わるのか」と感じます。だから、大阪を観た方でもまた新たな発見をしていただけるに違いない。おんなじなんだけどまた違う「独鬼」の世界を味わってもらえるに違いない、そう思います。
自分の変わった事?
うーん、基本はほぼ変わっていません。とにかく研ぎ澄まして豊かにして発する。相手を見つめる。とはいえ、実際にお客様が間近になった分、色んなボリュームのつまみはいじったりしてるかもです。緊張感は大阪同様、凄腕スナイパーのそれと一緒。絶対外さない。というか外したら終い。だから外さない。的緊張感、えぐい。ワードレスの緊張感えぐい。

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2016初演の私。しあわせそう。

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2018再演の私。つらそう。
気づいている方なんかいるかしら。髪型は実は初演を踏襲しています。若干違うのは私の髪の毛のベースが違うから。違うけど同じ。同じだけど違う。

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東京への移動、村木さんとご一緒しちゃいました♪
移動時間の二時間半、結局ずーっとおしゃべりしてしまった。いろんなお話出来てめっちゃ楽しかったなあ。お疲れだったもしれないのに、付き合ってくださって嬉しかった。

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ゲストチームはホテルを用意してもらってるんですよね。ありがてえなあ。
荷物多いっつってんのに結局ねじ込んできたパッカン(アルパカ人形の名前。羊とちゃうんかい!)。いつの頃からか隙あらば劇場に持ち込む癒し人形なのですけど、今回は宿泊先の主になっていただこう。
と、新大阪駅で装丁可愛くて一章読んで気に入って即買いした本。さて劇場に行ってきます。ご来場下さる皆々様、劇場でお待ちしていますね。


1日目の夜、ずっと会いたいと思っていたひとを鮮明に夢に見て、そんな自分を笑ってしまった。
その人は笑っていた。夢なんだから何の救いもないのに、なぜだろう。嬉しかった。

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IN:18トライアル三次審査
江本真里子×竜崎だいち(羊とドラコ)
「きみとわたしとクライマックス」


以下、公式ブログより転載

【日時】7/31(火)19:00開演(18:30開場)
【会場】in→dependent theatre 1st
【料金】1,000円
※ご希望の方には200円で1ドリンク(アルコール)を販売しています。

三次審査参加ユニット
[6/20(水)2位:支持率75.00%]
●阿江春果(0F)×帽子屋・お松(0F)
[6/19(火)1位:支持率79.17%]
●江本真里子×竜崎だいち(羊とドラコ)
[6/20(水)1位:支持率77.55%]
●川久保晴(露と枕)
[6/20(水)3位:支持率63.27%]
●笹川未希(イヌチャンネル/満月動物園)×澤野正樹(劇団 短距離男道ミサイル)
[6/19(火)2位:支持率50.00%]
●中西綾香×ゴン駄々吉(三俣婦人会)
[6/19(火)3位:支持率45.83%]
●もりとみ舞×小林ヒカル(劇団アルデンテ)

※俳優の50音順・上演順は当日開場中のクジ引きで決定!

なお、この三次予選(7/31)の観客投票による観客支持率上位2ユニットを11月の「INDEPENDENT:18」に参戦するトライアルユニットとして選出します。また、観客支持率の結果を問わず、6/19(火)・6/20(水)に参加した全11作品全てにプロデューサーが選ぶ「P枠」選出の可能性があります。

三次審査となるこのプレゼンでは、各ユニットが15分の演目を用意して上演、観客のあなたが審査員の一人です!!
過去のトライアル挑戦作品が、トライアルだけでなく地域版にも招聘される実績を残している中、その最初のステップを観られるこのトライアル三次審査。厳しい審査を駆け抜けていく、参戦ユニットの勇姿をぜひ見届けてください!

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