ご無沙汰しています。竜崎です。
色んな近況はツイッターに書いて、ここは情報置き場と化しているのですが、いやいやいや!4月からのいろいろを振り返りたいんや!と、今更とか言わないで超個人的に日記的に、振り返りを書き綴っていこうと思います。
ブログを振り返ると、最新の普通日記は「彩雲リーディング」の話…3月…今は5月…いつの間に6月になったんや。今年半分終わったってほんと…?
まずは、4月にありました「日曜日よりの使者」2019、5人版について。
この二人にまた出会えて本当に嬉しかった。去年一昨年と、東京のfeblaboさんというプロデュースユニットで上演してもらっていた「日曜日よりの使者」。東京版のリクオ・ハマオを演じて下さったお二人、島田さんと荻山さん、そして使者を再び上演するキッカケを下さった池田さんに出会えなかったら、きっと大阪版・使者の再演はありませんでした。
初稽古、石原さんと平林さんの口から台詞が発せられた時に、ぞわわっと鳥肌が立ったのを忘れられません。初読みで既にあの二人が戻ってきたこと、あの時よりもさらに深みが増していたこと、本当にすごかったなあ。
4月公演の使者は、あえて初演版と変化をつけて上演する事にしていました。それは石原さんが以前からやりたかった事であったり、今後の「使者」の動向が決まっていたこともあったりしました。
初演は平林さんが演じた「なっちゃん」を、今回は西村ともちゃんに演じてもらいました。
なっちゃん、可愛かったなあ。つっけんどんに言うけど、ただただじいちゃんが心配な姪っ子ちゃん。本当のなっちゃんの可愛さ、8年目にしてようやく分かった事でした。
偶然撮れたなんか素敵な写真。iPhone様様。
高校時代のふたりは初演通りこのお二人が。老人の姿から変身のシーンがまさかのプリキュア感で、めっちおもろいやらカッコいいやら。
カモメたちの人気も相当でした。3人になったことで凶暴感がマシマシマシになってましたが(笑)その中でもボスカモメ(西村ともちゃん)の存在感たるや。正真正銘コメディエンヌの魂を感じました。すごかった。あと、めちゃんこ可愛かった。三人とも!
あと、カモメシーンの一連の「石原正一ショー」感! わたし大好きでした。
そして特筆すべきは今回初めてのキャスティングだった、「少年期・リクオとハマオ」の存在。りょんちゃんこと金世玲ちゃん、キリちゃんこと土肥希理子ちゃん。このふたりに出会えてとっても嬉しかった。
ふたりがいることで、初演ではセピア色なイメージだった後半のシーンにはっきり色がつきました。
石原さんの少年期をりょんちゃん。やんちゃで元気、石原さんのイメージととってもマッチしてた。あと、いろんなことにとっても果敢に体当たりで攻めていくイメージで、ネタシーンも勿論だけど、ラストの絶叫シーン、たまらんかった。魂からの叫び、まさにそれでした。
平林さんの少年期をキリちゃん。普段はおとなしめの「女の子」っぽいイメージだったから、初見の読みはわりとクールなハマオになるかなと思いきや、クールだけどちゃんと熱いところもしっかり持つ、これまた平林さんからイメージして相違ないハマオになりました。そして、ちゃんとリクオとの対比もあって。
元気で、やんちゃで、子供らしいリクオハマオの少年期。出会いのイメージがすごくはっきり見えて、これから起こる事を想像して胸がちょっと痛くなる。
マドンナも初演と変わらず、ともちゃんにやってもらいました。
初演は二人芝居という「縛り」があった中でエキストラキャストとして登場していたともちゃんだったので、「妖精」という立ち位置(なんだそれ)だったのだけど、今回やっと登場人物の一人になったと喜んでいたのが印象的だったのだけど。
私の中ではとっくに「三人芝居」の印象でした。これは本人にはナイショにしとこう。
年齢を重ねて、また深みが増した「使者」。今年は4月の5人バージョンに加えて、11月にオリジナル2人芝居バージョンの上演も予定しています。そそ!これ、これなんすよ!
しかも今回は企画モリモリに盛りだくさん。東京使者の皆さんにも同時上演していただきます!大阪版、東京版、同時に観て頂けるスペシャルな企画。そして…?実はまだナイショ企画も動いてます。モリモリですから。会場も大阪だけでなく、東京、そしてなんと宮城県は石巻でも上演致します。個人的には縁もゆかりもない石巻の土地。だけど。これについてはまた別でお話させてくたぜさい。
今から、この秋の公演が楽しみで仕方ないわたしですが、7月末あたりにはだいたいの詳細を告知出来るかも?な感じで動いています。ぜひぜひ、一緒になって楽しんで頂けましたら嬉しいです。