2008年05月02日

別海・鳥インフル 周辺養鶏場を警戒 道が連絡会議

根室管内別海町の野付半島で見つかったオオハクチョウの死骸(しがい)から一日、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た問題で、道は二日午前、道教委や道警で構成する「道高病原性鳥インフルエンザ連絡会議」を開き、養鶏場の巡回による監視態勢の強化などを柱とする対策をまとめた。また、北大は一日深夜に現地から持ち込まれたオオハクチョウの死骸について、ウイルスの有無を調べる詳細な検査を続けている。

 連絡会議には、道の担当部署のほか、道警、道教委の担当者約三十人が出席。荒川裕生・道農政部参事監が「鶏などの家禽(かきん)類に伝染すると、農畜産はもとより地域経済に大きな影響を及ぼす」と述べ、迅速で的確な対応を呼び掛けた。

 連絡会議では、根室管内にある九つの養鶏場に対して緊急巡回を行い、鶏に異常が見られないかどうか監視することを確認。水鳥の飛来地では、水鳥のふんを採取し、ウイルスの保有状況を引き続き調査することを決めた。

 道は一千羽以上の鶏を飼育している道内の養鶏農家百五戸に対し、通常は月一回としている死んだ鶏の数の報告を週一回に増やした。

 一方、北大の人獣共通感染症リサーチセンター(札幌)で行われている検査の結果判明には数日かかる見通し。

 ウイルス感染が疑われるオオハクチョウは重さ七・五キロのオスの成鳥で、先月二十四日、観光客が発見した。

 別海町から委託を受けた道東野生動物保護センター(根室管内中標津町)が調べたが、解剖の結果、胃腸の内容物がなかったことなどから、直接的な死因は餓死と判断。鳥インフルエンザの可能性は考えず、それ以上の検査はしなかったという。

 四月二十九日に秋田県のオオハクチョウの死骸から強毒性のH5N1型ウイルスが検出されたことを受け、環境省が一日、同センターにあった死骸の簡易検査を行ったところ、陽性反応が出た。


d_toyota11 at 14:50コメント(0)トラックバック(0) 

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